メディアグランプリ

心が折れた私は天狼院書店に行く


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:山本真由美(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
心が折れた私に、主人が言いました。「天狼院書店にライティング・ゼミがあるらしいよ? 受けてみない?」
 
私は去年、子どもとの時間を優先し、生活を少しでも豊かにするため、Webライターの仕事に苦興味を持ちました。
文章を書くこと自体は好きです。けれど、基本的な文章の書き方を知らない私は、いきなり求人案件に申し込むことが恐れ多くて、Webライティングの初級講座を申し込みました。
 
育児や家事の合間に受講者仲間と勉強をするのはとても楽しかったです。ありがたいことに、仲間やメンターの方々は私を高く評価してくださいました。
 
「イヤイヤ期の2歳児の面倒を見ながら勉強するなんてスゴイ!!」「努力が毎日見えて、尊敬する」「見ていると、私もがんばろうって思える」「いつか大きいことを成しそう」「仲間みんなを引っ張っていってくれているありがたい存在」との声にうれしい反面、プレッシャーもありました。
 
 
育児におわれて仲間のような勉強方法がとれない私は、自分なりの方法で勉強をしている状態だったので、努力というよりも最低限の事をなんとかこなしている状態だったのです。
 
 
しかし、そんな中でも少し自信が出てきた私は、勉強もかねてnoteというブログサイトで新しくアカウントを作り、学んだ知識をもとに記事を書きました。それがnoteの運営の方に、特別に選ばれる記事のひとつとして取り上げられたのです。
それを報告すると、受講生仲間とメンターの方々が「スゴイ!! おめでとう!!」と自分のことのように喜んでくださり、講座の運営の上の方までお祝いの言葉をくださいました。
 
その時は、素直に勉強した成果があらわれ、仲間やメンターの方々に喜んでもらえたのがうれしくて、もっとがんばって学んでいこうという気持ちでいっぱいでした。
 
文章を書くことが楽しいと思えるようになり、継続でWebライティングの講座の中級を申し込みました。継続して受講している仲間や、新しい仲間と共に最終課題であるWebライターの2級の試験を受験したのですが、40人以上の中から合格できるのは数人だけです。
 
私は自分のできる限りの力を出しきり、試験結果を待ちました。結果は不合格。はじめはそれほどショックではありませんでした。「私の実力が及ばないのだから仕方がない。FB(フィードバック)を読んで学びを得ればいいんだ」そう思い、点数を見ると……。
 
「25点」
 
FBの内容は「何を言いたいのか意味がわかりませんでした」
 
どの項目のFBも「意味が分かりませんでした」という内容しか書かれていません。得られる学びが書かれていない否定の文章しか、そこにはありませんでした。その内容を読んで頭が真っ白になってしまい、子どもの前であふれる涙を拭うことさえできない私がいました。
 
今までの努力が、全部否定されたように感じたのです。
 
17キロの娘を膝に乗せながら講義動画を見て、愛と勇気だけが友だちの歌を歌いながらメモを取り、おむつを替えながら課題をこなした日々。1、2分おきに娘に呼ばれて勉強ノートを破られ、寝不足になりながらも学びたい一心でがんばってきたつもりでした。
 
「意味が分かりません」の一言で心が折れるとは思ってもみなかったのです。
 
けれど、仲間たちからの私の評価は全く下がりませんでした。その仲間たちの声に励まされ、私は半年後、違うWebライティングの講座を仲間と一緒に受講しました。とても楽しかったです。楽しかったのですが、一度砕けた自信はなかなか元にはもどりません。
 
 
 
それから数ヶ月後。子どもが海の生き物に興味を持ち始めたので、新江ノ島水族館へ行くことになりました。Googleマップで駐車場を検索していると、水族館の目の前に「天狼院書店『湘南天狼院』」という聞きなれない名前の書店を発見。
 
主人が言いました。「天狼院書店にライティング・ゼミがあるらしいよ? 受けてみない?」
 
主人はただ、「名前のかっこいい書店がある」という理由で検索してくれたようです。
せっかくなので、水族館の帰りに寄って、ライティング・ゼミの説明を聞いてみようということになりました。
 
来店すると、店員さんはゼミの内容が分かりやすいというホームページを表示したタブレット端末を貸してくださいました。娘にも配慮してくださり、とても朗らかですてきな女性でした。
 
いただいたチラシには「人生を変えるライティング教室」との文言が。
私も人生を変えることができるでしょうか。またチャレンジしてもいいのでしょうか。
 
「いつか、あなたと絶対に、一緒に仕事をしてみたい」と言ってくれる仲間たちとの約束を守るために、もう少しがんばってみてもいいのでしょうか。
 
少し勇気を出して、「湘南天狼院」でゼミの申し込みをして帰りました。
もう、あとには戻れないという気持ちと、少しわくわくしている気持ちが私のなかでぐるぐる回っています。これは小さな一歩。
 
また、私は歩いてみようと思います。私のために。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2023-06-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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