白髪を愛せないならいっそブリーチして明るい髪色に変えてみては?
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:鈴木あゆみ(ライティング・ゼミ4月コース)
「白髪、出てきたなあ」と思うことが増えた。
しかし髪を染めたくない。
私の髪は細く、カラーやパーマのダメージに弱い。
さらにズボラな私にとって、美容関係にお金と時間をかけたくない。
極力、ケアは少ない本数で、さっと済ませたいと考えている。
ヘアケアもスキンケアも、できるなら1本で済ませたい。
髪を傷ませたらケアが増えてしまう。
そう思うと、白髪を目立たせないために染めるのは効率が悪いと考え、染めるのはまだ先でいいかと思っていた。
ある日、私の年齢より少し上の40代〜50 代の女性誌をパラパラと見ていた時のこと。
そろそろ更年期障害が気になってきて、今から何かしたら楽にならないかなーと予防策を探していた。
そこにヘアスタイルのページがあり、なんとなく見ていたら、「うっわ! これかわいい!」ときゅんとした髪色があった。
ミルクティーのようなヘアカラー。
ボブのヘアスタイルもモデルさんにぴったり。
「40歳を超えてもこんなに派手な色に染めていいんだ」とびっくりした。
大人世代は、茶色や黒の上品な色に染めて、白髪を隠すのだと思っていたのだけど、他にも金髪や明るい茶色など、自由に楽しんでいる方が掲載されていた。
私の記憶の中で、派手な髪色にしていたのは、学校なら目立つグループの人たち。
職場だと、コミュニケーション能力が高く、誰とでも仲良くなる人がしていた。
そういう人たちを見ると別世界の人のように感じてきた。
でも、私より少し上の世代の人たちがこんなにおしゃれを楽しんでいる……。
ムクムクとやりたい気持ちが湧いてきた。
どうしてもやりたい。ブリーチで髪が傷んでもこんな髪色にしたい。
即美容院を予約し、次の日にはミルクティーのような髪色になった。
この髪色で生まれたかったと思うほど、かわいい。
そこから1週間経ち、色落ちしてきたので、現在はブロンドヘアーのような金髪だ。
髪を染めてみて世界が変わったなと思うことがある。
無地のTシャツ1枚でも、なんかいいのだ。
黒髪の時より、なんとなく様になる。
さらに化粧もがんばらなくてもしっくりくる。
若い時のメイクはかわいく見せるためのものだった。
しかし40歳が近づくと、肌のくすみや小さなシミを目立たせないためにメイクをする。
隠す要素が増えるので、若い時とは違う意味で頑張ってしまう。
今は、明るい髪がカメラのレフ板のように光を反射するのか、肌も明るく見え、シミやくすみが飛ぶのだ。
日焼け止めだけでもいいかなと思う。
逆にあまりいろいろつけると、化粧をした感じが目立って、若づくりしているかんじがする。
また黒髪の時は、アイメイクもリップも、ある程度はっきりした色をつけていたけど、髪が明るくなってあまり色は必要無くなった。
顔色に馴染む、落ち着いた色で十分。テクニックもたいしていらず、ズボラにはとても扱いやすい。
また、ブリーチ用のヘアケア剤も想像より充実していて、トリートメント1本だけ購入した。
オイルタイプのトリートメントで、シャワーの後につけてから髪を乾かすと、きれいにまとまる。
口コミに「乾かしてからもワンプッシュつけるときれいに仕上がる」とあったので試してみたら、サラッサラになった。
髪が乾燥していると、あっちこっちから飛び出るのだけどそれもなく、つるんとしている。
オイル1本で、黒髪の時より艶がある。
もちろん、ちらほらあった白髪も目立たない。
振り返ってみると、髪を染めたくなかったのは頭の中にやりたくない理由がたくさんあったからだ。
染めたら髪が傷む。
ケアの手間が増える。
大人は自然な色にしかしない。
白髪は多くないからまだこのままでいい。
人はやらない理由を思いつくのが得意だ。
もちろんやるかどうかをよく吟味したり、危険がないかを確認したりするのは大事なことで、思いつくままに行動することが良いとは言えないだろう。
しかし、大人になると、理由をつけて経験することを避けてしまう。その理由も、ただの思い込みのことも多い。
今回のことを通して、経験してみる大切さを改めて感じた。
経験は、簡単に思い込みを壊し、価値観を変えてくれる。
迷っていることがあったら、検討するのも良いけれど、えい! と飛び込むのがおすすめだ。飛び込んだ先にどんな世界があるかは、やった人だけがわかるから。
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