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腸に不安を感じたら内視鏡検査を


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記事:福田聖也(ライティング・ゼミ6月コース)
 
 
「それじゃあゆっくり深呼吸してくださいね~」
その瞬間僕は気を失った。
 
そして目が覚めた時には検査が全て終わっていた。
 
僕は体の不調を抱えて病院で検査をしたのだ。
ある日トイレをしたら便が赤くなっていた。
お尻の周りの皮膚が切れただけだと思って放置していたのだが、数日続いたのでさすがの僕も焦った。
なにより便が赤いだけじゃなく、お腹が痛かったり体がだるかったりしたのだ。
 
まず便が赤いときというのは何が考えられるのかを調べた。
すると腸が悪くなっているか、肛門の部分に傷や痔ができている可能性があることが分かったのだ。
 
傷はなさそうだったから腸が悪いか痔ができているということになる。
 
正直に言うとどちらも嫌だった。
痔だった手術をするか、痛いまま付き合っていかなければいけないし、
腸が悪かったら癌だったりするのでシンプルに怖かったのだ。
 
一番いいのはただ仕事のストレスなどで、腸内環境が悪化しているだけという状況だった。
 
腸の検査をするには消化器科や内科にかかる必要がある。
 
 
診察では今までの経緯や状況を説明した。
過去に便が赤くなることがあったのか、便が赤くなったのはどのくらいの期間かなどだ。
 
その結果内視鏡検査をすることになった。
内視鏡は胃カメラの腸バージョンみたいなもので、腸の中にカメラをいれる検査だ。
 
内視鏡と聞いて僕は迷った。
検査をするまでのことなのか、それに値段が1万円くらいと高かったのだ。
 
結論から言うと僕は検査を受けることにした。
そして検査を受けてよかったと思う。
どの人にも言えることだが、体に少しでも不安があればしっかりとした検査をするのを勧めたい。
 
ただ内視鏡検査を受けるのも簡単ではない。
当然だが検査前はジャンキーなものを食べることはできないし、検査をするために腸の中を空っぽにする作業がすごく大変だった。
 
腸の中を空っぽにするためには下剤を使う。
僕は人生初の下剤だったのだが、体力をすべて奪われるのではないかと思った。
 
病院に行って下剤を飲む。
まず味がおいしくない。それを定期的に飲まなければいけない。
下剤と水を交互に飲んで記録していく。
 
下剤の威力はすごいなと関心したのだが、急にトイレに行きたくなる。
ギュルギュルなって、早くトイレに行かなければやばい状況になるのだ。
 
出すのは一回ではなくとにかく何度も出す。
ゴールは便の色が透明になるまでだ。
 
始めは腸の中身があるのでいいのだが、後半は何を出しているのか分からなくなってくる。
何も出していない気がするのに、便意がしてトイレに駆け込むのだ。
 
短時間で肛門を駆使するからすごく痛い。
 
もういいだろうと思って看護師さんに便を見てもらうのだが、
「まだいけますね」
「もうちょっとです! 頑張ってください!」
と言われる。
 
僕的には
「もう何を出せばいいんだよ」
って感じなのだ。
 
今まで気づかなかったのだが、排泄するという行為は体力を使う。
だから普段の生活でも元気なときのほうが、よりよく排泄ができるのだろう。
 
それから何度もトイレと下剤を繰り返して、ようやく看護師さんからOKが出た。
 
僕は専用の服に着替えてベッドで横になる。
内視鏡はお尻の穴からカメラを入れるので、専用の服はその部分がめくれるような構造になっていて工夫されていた。
 
内視鏡検査は部分麻酔でやるか全身麻酔かの2種類があるのだが、僕は全身麻酔を選んだ。
口コミによると部分麻酔では、うまく麻酔が効かずかなり痛いことがあるらしい。
 
「それじゃあゆっくり深呼吸をしてくださいね~」
と言われ深呼吸をした瞬間に意識がなくなった。
 
気づいて目を覚ますと看護師さんが
「検査は終わりましたよ」
と教えてくれた。
 
頭がくらくらしながらも
「え、もう?」
と思ったのを覚えている。
 
痛みがなくてよかったが、一瞬で意識がなくなる全身麻酔を怖くも感じた。
 
結果はすぐに出た。
「直腸型の潰瘍性大腸炎」だった。
潰瘍性大腸炎は安倍晋三元首相がなっていた病気で、腸に炎症が起きてしまうものだ。
原因は不明で、おそらく遺伝やストレスなどの症状でなるとのことだった。
 
直腸型とは肛門近くの部分だけ炎症が起きていて、まだあまり進行していないということらしい。
 
潰瘍性大腸炎には治療法がないらしく、薬を使って調子がいいときと悪いときの差をうまく調整して一生付き合っていく病気なんだそうだ。
 
安倍晋三元首相はストレスがかかる現場にいたので、中々調整ができずに引退をするしかなくなったのだと思う。
 
 
潰瘍性大腸炎という直る可能性が少ない病気だったのにはびっくりだったが、僕は検査を受けてよかったと思っている。
 
癌でも痔でもなかったからだ。
 
あのまま不安のまま過ごすよりもストレス負担が少なくなってよかったと思う。
病気について早く分かればある程度対処が可能だ。
 
 
年齢問わず健康が一番大切だ。
だから定期的な検診と人間ドックなどはめんどくさがらずに必ず行ってほしい。
 
 
 
 
***
 
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2023-09-21 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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