メディアグランプリ

たった4文字で変わる! 仕事効率を劇的に改善する魔法の言葉


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:藤川 勝知(ライティング・ゼミ集中コース)
 
 
今すぐ仕事の成果を変えたいですか?その答えは、思ったよりもずっと身近にあります。4文字の魔法の言葉を意識して実践するだけで、あなたの仕事が劇的に変わります。誰でもできます。お金もかかりません。
 
あなたは、こんな経験をしたことがありませんか?
・やらないといけないことを忘れてしまい、大変なことになってしまった
・後からやればいいと思って後回しにしていたら、結局最後にバタバタしてしまった
・頼まれていた仕事を放置してしまい、「どうなった?」 と聞かれて困ってしまった。
 
私にも忘れがたい一件があります。
重要なプロジェクトの締切をすっかり忘れ、その事実が突如脳裏に蘇った時の衝撃といったら、まるで冷水を浴びせられたかのようでした。
期日はとっくに過ぎており、社長室に緊急召集された私は、社長の雷に打たれたような怒声に凍りつきました。
「君は一体、仕事の何を理解しているんだ!」
との言葉に、私はただ言葉も出ませんでした。
部屋の空気が凍りつく中、私は恐怖を感じながらも必死に説明を試みました。
「はい、与えられたタスクを丁寧に分析し、優先度を設定してから手を付けています」
すると、先ほどよりももっと激しい口調で、
「バカ! だからダメなんだ。何もわかってないじゃないか!」
とさらに怒鳴られました。
 
私はこれまでずっと、優先度を設定しスケジュール表に記載して仕事の管理をしていました。この方法は誰もがやっていることで、疑問を抱くことなどなかったのです。
今回私のやらかしたミス。それはスケジュール表への記入漏れでした。
 
社長の怒号が続くと思ったのですが、社長の顔色が変わりました。
彼の声には怒りだけでなく、何かを悟ったかのような深い説得力が込められていました。そして、彼は力強く宣言したのです。
「スケジュールや優先度など忘れてしまえ。本当に大切なのは、『すぐやる』という行動力だ!」
 
私が皆さんに伝えたい、「仕事がうまくいく魔法の言葉」、それは「すぐやる」です。
難しい四字熟語でない、ひらがな4文字の言葉です。
 
では「すぐやる」とは、実際にどのようにすればいいのか、私のやったことを例として説明します。
 
まず、スケジュール表から「優先度」と「着手予定日」、「完了予定日」を削除して、「件名」と「期日」のみを記載することにしました。
次に、私にくる仕事の指示や依頼などのメールなどは、一旦全てに目を通してから、それぞれに優先度を設定し、スケジュール表に開始〜終了の作業期間を記載していました。これを、全てに目を通すことを止め、一つを見たらすぐにその仕事に着手するようにしました。
そして、着手後、ある程度目処がたった時点でスケジュールに記載するようにしたのです。
 
すると、だんだんと次のようなことを実感したのです。
1.後回しがなくなった。
 これまでは着手予定日〜完了予定日という期間を設けて管理していたため、まだ余裕があると思い、ついつい後回しにすることが多かったのです。それが、期間を設けないことで後回しにすることが無くなってきました。仕事に追いかけられるのではなく、仕事を追いかけるようになったのです。
2.失念することが無くなった。
 指示を受けた時点ですぐに着手するので、失念すること自体がなくなりました。
3.想定外の事象に余裕を持って対応できる様になった。
 仕事を進める中で、予期せぬ課題が山積みとなり、他部署や他社との調整も重なり、期日内完了は絶望的に思えることもありました。しかし、「すぐやる」の原則を貫くことで、かつてない速度で問題を解決し、余裕を持って次の挑戦に臨むことができたのです。まるで、時間自体が私の味方になったかのようでした。
4.集中度のアップ
 新しい仕事を速攻でやっつけようとするので、必然的に集中することができました。結果、早く帰れるようになりました。
5.評価され、給料が上がりました
 
魔法の言葉から連鎖するように、いろんなことが良い方向に向かっていくようになったのです。行動経済学や心理学の研究においても、即時行動が延期行動よりも結果が良好であることが示されてるそうです。
 
最近はIT化が進み、随分と効率的に仕事ができるようになってきました。AIの進化により、仕事の内容も変わっていくことでしょう。
 
でも、いくらIT化が進んで、AIが浸透しても、私たちが仕事に向き合う「瞬間」が存在することは変わりません。
魔法の言葉「すぐやる」は、仕事に向きあう「瞬間」に絶大な効果を及ぼすのです。
「これをやっておいて!」と頼まれた時や「これやらなきゃ!」と思った時に、魔法の言葉を思い出してください。
 
「すぐやる」と言う言葉を。
 
 
 
 
***
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2024-05-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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