怖いことと恥ずかしいことに飛び込む覚悟が、あなたの人生を劇的に面白くする！
＊この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか？賞を取れるのか？プロも通うのか？〜
記事：石原真由美（ライティング・ゼミ４月コース）
「面白い人生を送りたかったら、怖いことと恥ずかしいこと以外に使う時間はない！」
とあるイベントでの参加者の発言に、会場がざわつく。
「え？ 怖いことと恥ずかしいことを避けるのが普通だよね。一体どういうこと？」
「普通に生きている人の大半はつまらない人生を送っている。だから、逆のこと、つまり、怖いことと恥ずかしいことだけしていたら、面白い人生になるってこと！」
この「怖いことと恥ずかしいことだけする」という言葉が胸に刻み込まれ、度々思い出されたものの。実際には怖いことや恥ずかしいことは避けるべきことで、なかなか実行することが出来なかった。
当時、私は長い別居生活に終止符を打ち、離婚が成立したばかりだった。幸せになるためには？ いい人生を送るにはどうしたらいいのか？ 答えを求めて、セミナーや講演会に足しげく通っていた。
「自分を好きになりましょう」
「運がいい人は自己肯定感が高い。まずは自分を知ることが大切」
「自分の夢を叶える人は、常に自分の夢を意識している人」
「行動する。行動し続ける」
「成功者は失敗の数も多い。成功するまで行動したから成功しただけ」
多くの教えを受け、自分の望む人生を送るために辿り着いた結論は
「夢に向かって行動する」
ことだった。
自分の夢がわからなかったり、とても叶えられないと思っている人も多いかもしれない。実は自分が叶えたいと思っている夢は、本当はやりたいことではないことも多い。常識や誰かから植え付けられた夢を追っても、途中で挫折したり、叶えても満足しない。
本当にやりたい夢なら、誰に何と言われようと叶えるために行動している。
でも、小さな頃からやりたいことに対して、「あれはだめ！ これはだめ！」と禁止されたり、笑われたり、怒られたりしている内に、どんどん自分の本当の気持ちに壁が出来て、自分のことがわからなくなってしまう。
「夢に向かって行動する」ことは大きな夢じゃなくていい。
例えば、
「朝ごはん食べたい？ パンかご飯どっちがいい？」
「どのペンを使いたい？」
「ベッドから降りる足は右足がいい？ 左足がいい？」
のように、いつもは何も考えずに決めているようなことでも、どっちがいいのか？ 本当は何がしたいのか？ を自分に聞いて叶えてあげる。
それも、立派な「夢に向かって行動する」こと。小さな小さな夢をたくさん叶えてあげていると、自分の本当の気持ちに気づいて、大きな夢も叶えられるようになってくる。
私はまず、実現可能なやりたいことを叶えていった。少しずつ人生が楽しくなってきた私は、次に、今までやりたかったけど、無理・出来ないと思っていたことに挑戦することにした。面白い人生を送るためには、怖いことと恥ずかしいことをするしかない！ と思い切ったのだ。
３人の子供を抱えるシングルマザーとして、自分のためにお金を使ったり、子供を置いて一人旅をすることはタブーだと思っていた。周りからどう思われるのか怖かったのだ。でも、やってみたら、自分でダメだと思っていただけで、実際には子供を看てもらえたり、臨時収入があったりして、すんなり叶えられた。
一番、怖くて恥ずかしいことは「秘めフォト（SEXY写真撮影）」だった。
アラフィフの３児の母ちゃんが脱ぐというのはなかなかに勇気がいる。しかし、秘めフォトでは、今まで自分でタブーとしてきたことを、全く違和感なくこなしている参加者の姿に、「してもいいんだ」と目から鱗が落ちまくった。そして、自分でダメだと思って禁止していたことが、実は本当はやりたかったことであることにも気づけた。
それを叶えていると、ある日突然、喜びと感謝が溢れてきて、「生きている」実感が湧いてきた。
私は、やっと自分の人生を取り戻し、歩み始めたのだ。
怖いことや恥ずかしいことに挑戦することが、人生を面白くする鍵。挑戦することで、自己成長し、豊かな人生を築くことができる。
挑戦しなかったことへの後悔は、時間が経つほど大きくなってしまう。でも、挑戦して失敗しても、それは貴重な経験となり、自分を成長させる糧となる。怖いことや恥ずかしいことに挑戦することで、人生はより豊かで面白くなります。
皆さんも、怖いことや恥ずかしいことに挑戦してみてください。それが、あなたの人生をより豊かで面白くする秘訣です。
最後にいつも私の背中を押してくれる言葉を紹介します。
「迷ったらやる！ やりたいから迷ってるんでしょ？ そもそも、やりたくないことには悩まないんだから、やってごらん」
＊＊＊
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