忙しいママ必見! 親子で楽しむ、一石二鳥の時間術
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:エミリー(ライティング・ゼミ9月コース)
「時間がない」というのは、子育て中のママにとって永遠のテーマのようなものです。
子育て、家事、仕事、時には自分のケアや趣味など、何かを諦めないと一日が終わらない。
そんな毎日の中で、私が気づいたのは「子どもと一緒に何かをすることで、時間を節約しつつ、親子の絆を深めることができる」ということです。
これまで私が試してきた3つのアイデアは、どれも一石二鳥以上の効果がありました。何気ない日常が特別な時間に変わる感覚をお伝えしたいと思います。
まず、1つ目が一緒に家事をするというアイデアです。
家事はママが一人で黙々とこなすもの……。
最初はそう思い込んでいました。
でも、子どもが家事に興味を持ち始めたのをきっかけに、一緒にやってみたらどうだろうと考えました。
最初に取り入れたのは洗濯物を一緒に干すこと。
タオルや服を渡して「これママの、これは私のだね!」と言いながら、楽しい会話を交えて進めました。
小さなタオルをピンチに挟む動作が子どもにとってはゲームのようで、「もっとやりたい!」と喜んでくれたのです。
次に挑戦したのはお風呂掃除。
掃除用の泡スプレーを子どもに渡してみると、大喜びで壁や床にシュッとスプレーを吹きかけ、「こんなに泡が出たよ!」と楽しそうに報告してくれます。
その後スポンジで軽くこするのも手伝ってくれて、作業が一気に楽になりました。
テーブルをふく家事もゲーム感覚でやってもらえることが多いです。「ママよりもピカピカにできるかな?」と声をかけると、競争心が刺激されるのか、とても熱心に拭いてくれます。
一緒にやることで単純な家事が遊びに変わり、親子の楽しい時間にもなる。
さらに、子どもは「自分も役に立っている」という自信を得られるようで、少しずつ積極的に手伝いを申し出てくれるようになりました。
また、一緒に家事をすることは子どもに「家事はみんなでやるもの」という意識を自然に持たせる良い機会にもなります。
子どもが「次は何のお手伝いする?」と尋ねてくるたびに、「こんなに頼りになるなんて成長したなあ」と感動する瞬間が増えました。
2つ目が、一緒に習い事をするというアイデアです。
我が家では親子でフラダンスを習っています。
最初は、子どもの習い事の送迎が負担に感じていたことがきっかけでした。
「送り迎えだけではなく、一緒に楽しめたらいいのに」と思い、親子参加型のクラスを探して参加してみたのです。
結果、送迎時間の効率化はもちろん、私自身も運動不足を解消するきっかけになり、子どもとのコミュニケーションがさらに深まりました。
親子で習い事をするメリットはたくさんあります。
一つは、家族で共通の趣味が持てること。
家でも「今日はこんな曲を習ったよ」とか「一緒に練習しよう」といった会話が自然と増えます。
また、子どもと一緒に習い事を始めると、「チャレンジすること」の大切さを子どもと共有できるのも良いところです。
私が苦戦しているのを見た子どもが「ママ、先生がここはこうしたらいいと言ってたよ」と言ってくれたとき、私はただの「親」ではなく、「一緒に挑戦する仲間」のように見えているんだなと感じました。
そして最後に、意外な効果として感じたのは、私自身が子どもと一緒にいる間に純粋に楽しむ心を取り戻せたことです。
フラダンスの練習でリズムに乗って踊っていると、無邪気に笑う子どもを見てこちらまで元気になれるのです。
「親だから完璧でいなければならない」というプレッシャーを忘れ、子どもと同じ目線で楽しむ時間は、私にとって貴重なリフレッシュのひとときでもあります。
そして、3つ目は、一緒に朝活をすることです。
特に夏の間は、朝の涼しい時間に子どもと一緒に散歩を楽しみました。「今日はどこにお散歩行こうか?」「明日はシャボン玉をしてみる?」といった会話をしながら歩く時間は、忙しい日常の中で心がスッと落ち着く特別なひとときでした。
歩きながらふと子どもが学校での出来事を話してくれることもあり、普段の生活では聞けないような小さなエピソードを共有できるのも、朝散歩の素晴らしいところです。
また、朝活は散歩だけではありません。
朝の静かな時間を使って、それぞれが好きなことを楽しむときもあります。
子どもはドリルや図工に取り組み、私はその間に読書や日記を書く。
お互いが集中しながら同じ空間で過ごす時間は、一緒に何かをしている安心感と、それぞれが自分を見つめる自由を同時に味わえる貴重なものです。
朝の時間を有効に使うと、その日の気分が全く違います。
「いいスタートを切れた」と思えるだけで、家事や仕事がスムーズに進むことにもつながります。
これらの3つの取り組みを通じて感じたのは、親子で一緒に時間を共有することで、単なる効率化以上の価値が生まれるということです。
一緒に家事をする中で子どもが成長を実感し、一緒に習い事をする中でお互いの新しい一面を知り、朝活では心と体をリフレッシュする。
その全てが、親子の絆を深め、私自身の毎日にも新しい楽しさを与えてくれました。
忙しい毎日の中で「どうしても時間が足りない」と感じることは多いですが、子どもと一緒に何かをする時間は、特別で充実したものに変えることができます。
もし、今時間が足りないと感じているなら、親子で一緒に取り組める何かを探してみてはいかがでしょうか。
それが一石二鳥の時間の使い方になると同時に、あなたとお子さんにとってかけがえのない思い出を作るきっかけになるはずです。
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