メディアグランプリ

ライティングを通じてランニングの効果を発見した


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:岩瀬憲一(ライティング・ゼミ9月コース)
 
 
「ゴールまであと少しだ。頑張って走り切ろう」
2024年6月にマラソン大会に出場した。
私はマラソンコースを走っている。
雨に降られ、全身の筋肉が疲れ始めている中、
私はバトンを次のランナーへつなぐためにコースを走っている。
ゴールが近づくにつれて、次のランナーをとらえることができるようになった。
ランナーが走り始め、私はバトンを渡した。
そして、私の担当分は終わった。
 
6月に出場したマラソンはひとりで42.195km走るわけではない。
6人以上でエントリーし、バトンをつなぎながら42.195km走るという、
いわゆる駅伝方式の競技である。
1区間2km程度のコースを20人のランナーで走り、
そのタイムを競うという競技である。
ランナーは最低2km走ればよく、2km程度なら走る自信があったので、
今回エントリーすることにした。
ただ、リタイアすると全員に迷惑がかかるので、
リタイアしないで走り切ることを今回の目標として置いた。
 
なぜマラソンが得意でもない私が今回マラソンのエントリーをしたのか。
マラソンが趣味というわけではなく、高校の同級生と再会する機会があり、
その中でマラソン大会にエントリーする誘いがあったためである。
募集案内の中に2kmからエントリーできますという文言があった。
2kmであれば走ることができることがわかっているので、エントリーすることにした。
 
スポーツジムのランニングマシンを用いて実際に走って距離を計測してみたところ、
4km程度であれば完走できることがわかった。
「4kmであれば何とかなりそうだ」
そのように思い、毎日ウォーキングをすることで維持し、本番を迎えることになった。
 
マラソン大会に出たとき、当初4km走る予定だった。
実際に走ってみると、それなりのスピードで走ることができた。
思っていた以上に余裕があったので、メンバーから
「6km走ってみない」
と言われた。
現時点で走ることができそうだったので、走ることにした。
 
私が担当した最後の区間に関してはペースが落ちたものの、
走ることに慣れたためか、呼吸は安定していた。
「意外と余裕かも」
そう思いながら6km走りきることができた。
最後の区間に関してもタイムが大幅に落ちることなく、安定したペースだった。
 
「6km走ることができるのか。練習を続ければ長距離走れるようになるかも」
 
私はそのように考えた。
距離に制限を設けているのは思い込みであることがわかった。
自分のペースを維持していけば走ることができることがわかった。
 
実は昔はランニングすることが苦手だった。
体重が80kgを超えていたこともあり、走るのが極端に遅かった。
体育の授業では最後になることが多かった。
だから、ランニングやマラソンに対して苦手意識があった。
 
ただ、毎日ウォーキングすることはできる。
外を歩いて写真撮影することは好きなので、
「ウォーキングを習慣化することで、人生を変えることができるかも」
ということに気づき、習慣にすることにした。
その結果、下半身を鍛えることができ、結果6km走り切ることができた。
 
毎日ウォーキングするということはダイエットを目的で始めた経緯がある。
ランニングしたいという動機があったわけではない。
ただ、毎日歩くことで足腰を鍛えることができ、ランニングにも活用できた。
習慣化の力はすごいと実感した。
 
文章を書くことに関しても苦手意識がある。
作文や読書感想文のような原稿用紙に向かって文章を書くことは苦手だった。
文章を書くことよりも算数や数学の問題を解いている方が得意だった。
ただ、本を読むことは好きだったので、
「文章を書けたらいいな、
とあこがれるところがあった。
 
ただ、マラソン大会で得た経験から、
「もしかしたら文章を書くことにも応用できるかも」
と考えた。
そのため、2024年9月からライティングの講座を受講することを決めた。
 
ライティングは文章を書くスキルも必要なのだが、
それ以上に持久力や忍耐力が必要であることがわかった。
スキルに関してはマラソンのフォームと同じように改善の余地がある。
ところが、持久力に関しては実際に書いてみないとわからない。
逆に、書くことで自分に持久力があることを確認できるところがあった。
 
今回ライティングの講座を受講して私が身に付いたところは持久力であった。
マラソンの持久力と同じような効果をライティングでも発揮できることがわかった。
ライティングで書き続けるためには持久力が必要である。
 
ライティングにおいてスピードも必要である。
スピードを身に着けるためにはある程度の持久力または忍耐力が必要である。
ウォーキングからジョギング、ランニングへとステップアップしていく過程のように、
ライティングも1分当たりの字数をステップアップしていくことでスピードを獲得できる。
その基礎体力として必要になるのが持久力である。
それはライティングを習慣化することで身についてくる。
 
ライティングのスピードに関しても上昇している。
始めた当初は1時間で700字程度だったのが、現在は1時間で1500字程度になってきた。
倍以上にスピードアップしている。
 
習慣化するために毎日ブログ投稿するということも始めた。
さらに、アウトプットする機会を増やしている。
習慣化して、スピードアップと持久力をつけていくことを目標としている。
 
引き続きライティングを続けていく。
そして、マラソンも再開し、2025年6月にエントリーしたい。
 
 
 
 
***

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2025-01-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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