知りもしなければ全く興味のなかった「あなた」に送る天狼院書店「インフィニティ∞リーディング」体験記 ~特に天狼院読書クラブ会員の方へ~
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:和田 千尋(ライティング・ゼミ3月コース)
気が付いたら3回目のエントリーをしていた。当初全く興味のなかった天狼院書店「インフィニティ∞リーディング」講座に。会場にて参加した当初はAIに対する知識のなさと場違いさに顔面蒼白だった私が。
この講座の病みつき度について説明しても、興味のない「あなた」には届かないかもしれない。
ただ「あなた」が天狼院読書クラブ会員だとしたら、同じ会員として話しておきたい。
会員なら「無料」で参加できるこの講座を見逃し続けるのは、かなりもったいない。
前提として会員以外の方に「天狼院書店読書クラブ」について簡単に説明する必要がある。
申し訳ないが、しばしお付き合い願いたい。「知っている」という方はとばしていただき、ぜひその先へ。
人生を変えると謳う「天狼院書店」をご存知だろうか? 通常の書店ではなく、多数開催される講座によって、その名を知られている。この天狼院書店にはユニークな決まりがある。「天狼院読書クラブ(月々11,000円 詳しくは検索を!)」に所属すると、天狼院書店での講座(一部除外あり)が半額で受けられる。
その他の特典として、月4回ある「インフィニティ∞リーディング」講座に無料で参加ができる(本来は3,850円)のだ。そう、私は他の講座が半額になるからと欲につられて入ったクチだ。
ところで「インフィニティ∞リーディング」とは何か。正直HPを読んでもよくわからないだろう。
あらかじめ決められた課題本について、その場でAIが詳細をリサーチしたものに天狼院書店の三浦店主がコメントする。
さらに必要があれば深堀りもする。何が飛び出てくるかわからない、簡単に言うと「課題本に対する内容分析の即興ライブ」だ。
まずは主な特徴を2つ挙げる。
1.即興ライブなので、着地点はその場のノリで決められる。毎回イイ感じに終われるのでメデタシメデタシだ。
2.課題本の内容や著者について批判することがあったとしても、AIが提示した概要や著者略歴がロックオン対象となるため、課題本(著者)対ナビゲーター(三浦店主)といった直接的な対立構図とはならない。AIを悪者にして笑いというオブラートでくるむことで、質の良いエンターテインメントとなる
ここまで読んで、参加してみようかと思ってくれた、是非友達になってほしいほど素直な「あなた」。「インフィニティ∞リーディング講座」に参加を決めると1つの選択をしなければならない。課題本を読んでから参加するか読まないで参加するかだ。ネタバレ有(むしろそれが主目的)の本の紹介講座としても成り立つため、参加者は事前に課題本を読んでいかなくても良い。
私に関しては課題本が軒並み厚さ3センチ~4センチほどのビジュアルだったので「読まない」の1択しかなかった。最終的には問題ないとわかるものの、読まないまま飛び込むのは最初めちゃくちゃ不安があった。
実際には講座を受ける場所の選択も必要だ。可能なら会場参加がよりライブ感を味わえるのでおススメだが、オンラインでもアーカイブでも十分に楽しめる。アーカイブは自分で自由に映像を止められるので、難解な単語が出た際にはストップし、AIに「小学生でもわかるように」説明してもらった後、また流れに復帰している。しかしアーカイブ視聴を決めた際にドキュメント(当日公開されたAIによるリサーチ資料)を先に読んだりすると、余りの難解さに参加を決めた自分をボカスカ殴りたくなる。今でも毎回そうだ。
ただ講座を視聴し終わる頃には、この難解と思われていた内容がある程度理解できるようになることを、今の自分は知っている。HPで紹介されていた分厚く内容も辟易しそうなほど難解なあの書物を、講座視聴後は「あれってさ~こんな感じのことが書いてあるらしいよ」などと伝聞形態ではあるがドヤ顔で語れる未来がある。
自分成長ドキュメンタリーとも言える講座前と後のギャップが快感でもありクセになる。
参加2回目時には「ストア哲学」など、今までもまたこの先も出会わなかったであろう思想に触れた。思いもしなかった高みにまで連れて行ってもらえるのも嬉しい。
そもそも「インフィニティ∞リーディング」は本人が語った通り、三浦店主が自分の勉強のための読書を公開し共有してくれるものだ。そのため課題本から、その時々に必要な何かを得ようとする意識が高い。生来から読書量も半端なく、知識と向学心が旺盛で起業家としても成功している三浦店主が圧倒的知であるAIとタッグを組み、その嗅覚により導きだした課題本の肝は、我々が単独だとたどりつけない境地である可能性が高い。それが誰でもわかる優しい言葉に変換され無造作に我々の前に差し出されるのだ。
「自分にはムリ」と手に取れなかった本だったのに、その概要を理解できるようになる自分の成長を感じられる。また百戦錬磨の三浦店主ナビゲートのもと、脇にそれたり本流に戻ったりと、どのように講座が進んでいくのかというワクワク感のなか、確実に差し出されるその本からの気づきを楽しみながら自分のものに出来る。その得難い体験が「病みつき」を生む。
この講座は三浦店主のキャラクターありきの講座だ。講座は生モノなので、何がでてくるかは誰にもわからない。三浦店主が導き出した3回目の講座の着地点はなんと誰もが想像もしなかった驚きのものだった。
「この本が家にあるとカッコいい」
もちろんそこに至るまでには深い考察があり納得できるのだが。
店主とは好みも、目標も、生活信条も、人生のフェーズも違うという人が多数であろう。ただ三浦店主がつくった天狼院書店に関わり、読書クラブにみずから入っているという点で、読書クラブ会員には「インフィニティ∞リーディング」を楽しめる素養が大いにあるといっていいだろう。
なんにせよ上から教えられるでもなく、こちらが理解するよう強いられてもいない。
ただ、一緒に楽しむことを期待されている――そんな空気には、1週間のうちの数時間を費やしても良いと思える心地よさがある。
最後に題名にするか迷った言葉を送りたい。コチラのほうが「あなた」の心を掴めただろうか。判断はおまかせする。
「何が出てくるかわからないライブ。三浦店主が全力でわからせてくれる活きのいいピチピチ読書体験はいかが。」
参考:
1回目参加課題本:「あっという間にひとは死ぬから」佐藤 舞著
2回目参加課題本:「STOIC人生の教科書ストイシズム」ブリタニー・ポラット著
3回目参加課題本:「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス著
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この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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