メディアグランプリ

もう女らしさを忘れなくても……


*この記事は、「絶対麗度ライティング」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

絶対麗度ビューティー・レコーディング・ラボ

 
記事:紬野 しずく(絶対麗度ライティング)
 
「スカートを履いたおじさんになりたくなくて、秘めフォトに参加した」
──松下さんの記事を読んだとき、胸の奥がざわついた。
女神様の秘めフォト参加の理由を知りながら、まるで鏡を見るように自分のことを重ねていた。
 

 
離婚準備の秋、はじめての秘めフォト
 
2年前の秋、私は初めて天狼院書店の「秘めフォト」に参加した。
といっても、服を脱ぐわけではない。魅せる秘めフォト。
撮影を担当していたカメラマンの三浦さんは、その日「魅せる方は今日で最後」と言っていた。
プロフィール写真を撮りに来ていた私は、スタジオの熱気に圧倒されていた。
常連らしいお姉様方の艶やかな笑顔──午前中には“脱ぐバージョン”の撮影もあったらしく、空気にはどこか秘密めいた高揚感が漂っていた。
 
そのとき初めて耳にしたのが「絶対麗度ラボ」という言葉だった。
“他人が決める相対的な美しさではなく、自分が決める絶対的な美しさ”。
その理念に、私は息をのんだ。
 
「ここに毎月来たら、女らしくいることを忘れずにいられるかもしれない」
 
ちょうどその頃、私は3人の子どもを連れて離婚の準備をしていた。
仕事に家事に育児。これから一家の大黒柱になるのだと覚悟していた。
女らしさに構う暇なんてない──そう分かっていたけれど、それでも失いたくなかった。
「母」としてでも「大人の女性」としてでもなく、
“ひとりのわたし”としての感覚を、どこかに置き去りにしたくなかった。
 
絶対麗度ラボへの参加は、誰にも迷惑をかけず、誰にもジャマされずに“女らしさ”を磨ける。
まさに私が探していた居場所だった。
 

 
2年後、わたしは「絶対麗度2年生」
 
別居、離婚、転職。
目まぐるしい変化の中でも、私はほとんど欠かさず秘めフォトに通い続けた。
いつしか“常連さん”と呼ばれるようになり、月に一度の撮影は、私のリセット時間になっていた。
 
やがて少しずつ生活が落ち着き、秘めフォト以外の時間にも、自分の女性らしさに気を配る余裕ができてきた。
そんなとき、三浦さんから聞いた話に心が弾んだ。
39歳以下限定の「bookLove結婚相談所」──けれど、三浦さんの“仕上がり認定”があれば、40代でも参加できるという。
 
私は迷わず申し出た。
「わたし、申し込めますよね?」
2年前の私なら絶対に言えなかった言葉だった。
でも今は違う。絶対麗度2年生の自信が、背中を押してくれていた。
 
10代や20代の頃よりも、今のほうがモテている。
それは確かな実感だった。
もちろん、それは絶対麗度で磨いた“内側の輝き”のおかげだと思っている。
 

 
恋をして、なお磨かれる女らしさ
 
結婚相談所に登録してからの展開は驚くほど早かった。
登録から2ヶ月、お見合い開始からわずか1ヶ月で真剣交際へ。
毎日交わすメッセージは甘く、毎週のデートは胸が高鳴る。
“女らしさを忘れないため”に始めた秘めフォト。
けれど今の私は、秘めフォトがなくても女らしさを自然に感じている。
──そう、もう「忘れる心配」はない。
 
けれど不思議なことに、それでも私は卒業できなかった。
まだここにいたい、と思っている。
秘めフォトを通じて出会った仲間たち、撮影前のワクワク、
お気に入りのランジェリーを選ぶ時間、
Facebookで交わす温かいコメントのやりとり。
それら全部が、今の私を育ててくれた。
 
お見合いのとき、必ず「趣味はなんですか?」と聞かれた。
けれど、正直に答えるのが難しかった。
だって、私の一番の趣味は「秘めフォト」だから。
素敵な下着を探しては心をときめかせ、これまでの写真を眺めてはニヤリと笑う。
月に一度の撮影会では、みんなとおしゃべりしながらお互いの成長を喜び合う。
──それは、ただの趣味ではなく、私にとっての“生き方”そのものになっていた。
 

 
絶対麗度3年生へ
 
だから、私は決めた。
「もう女らしさを忘れなくても、絶対麗度3年生になることにした」と。
 
磨くことをやめたら、心まで曇ってしまう気がする。
恋をしても、母であっても、
私は“女としての自分”を、これからも大切にしていきたい。
 
「もう女らしさを忘れなくても」
その言葉を口にできるようになるまで、
私には少し時間が必要だった。
けれど今は、ようやくその意味を、自分の中で理解できた気がする。
 
絶対麗度は、私に「自分の中にある光」を見せてくれた。
それは、誰かに評価されるための美しさではなく、
自分が自分を好きでいられるための美しさ。
 
絶対麗度に出会ってからの2年間は、
女らしさを取り戻す時間ではなく、
“わたしを愛する方法”を学ぶ時間だった。
 
そして今、ようやく言える。
もう、女らしさを忘れなくてもいい。

 
***
 
この記事は、天狼院書店の「絶対麗度ライティング」にご参加の方が書いたものです。

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2025-10-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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