「天狼院 仕事を創るゼミ」に申し込んだわけ
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:関 伸夫(ライティング・ゼミ 平日コース)
「天狼院書店にズブズブじゃないですか」とある人に言われた。
まあそういう見方もあるよな~。
来年70歳になる私と同年代の人、昔の会社の同僚の中でも特にまめな人は時々Facebookで「釣りに行った」とか、「旅行に行った」とか、「野菜を作りだした」とか書いているが、ほとんどの人は仕事のステージはもう終わり、これからは毎日ただ何となく余生を送るという人が多いようで、たまに会うOB会でも身体の具合の話、ゴルフの話、奥さんに嫌われずにどうやって人生を送るかというような話しばかり。
人にはそれぞれ生き方があるのでどうこう言えないが日本は元気な老人の国にならなければ国がつぶれるぞ~。
ということで私は自分が関心をもっている障がいのある子どもたちのために、支援していただきたい人を動かしたいと思い、そういう文章を書きたいと思ってライティング・ゼミで学んでいた。
でも自分自身でつくづく強情な性格だと思う。
4か月皆勤賞で池袋に通って目の前で三浦さんの話を何度も聞いて、毎回文章を提出しているのに、なかなか自分で書きたい文章を書いてしまうスタイルが変わらない。
これは今に始まったことではなく、昔、部下の女性と目標面談をきっかけに2時間も話をして、「普通1人の部下と2時間話をするなんて管理者はいないぞ。俺ってすげ~! 本当に部下の話をよく聴く上司だよな~、みんなこういうふうにしていれば部下から突然、『やめます』なんて話がでてくるわけがないんだ」と心で大満足をしていた時、目の前の女性から、「関さんて、人の話を聴いてくれているように見えるけど、絶対自分の考えを変えませんね」と言われて絶句してしまった。
つまり、「もっとこうしたらいいんじゃないかと思います」と提案してくれていた部下に対して、「そうだね」と言いながら結局2時間、「私の考えでやりなさい」と説得していたのだ。
その時にその勇気のある部下は、「でも今日はそういうことを話しても大丈夫そうだったので話をした」と言ってくれた。
言ってくれなかったら私は、「俺ってすごい上司」と思い続け、部下は、「あの人には言ってもだめだ」とあきらめてギャップが開いたままであったはず。
いつも大丈夫そうではなかった私の問題点に気づかせてもらったはずだった。
夫婦の間でも結婚何年目かに、「飲んだくれているわけでもなく、スモーカーでもなく、浮気をするなんてこともなく、まじめで仕事に打ち込んでいる、こんなよくできた旦那と結婚した妻は幸せに違いない」と思っていた私が他人事のように、「定年になると奥さんの方から別れ話が持ち出される人がいるようだね」なんてつぶやいたことに、しばらく考えていた妻から、「私こういう奥さんの気持ちってとってもよくわかるわ」というナイフがグサグサ飛んできた経験があり、そのときも妻から私の問題点を教えてもらったはずだった。
その時はわかったつもり。
反省して行動を改めたつもり。
でもなおらない。
「結構自分はよくやっている」と思ったころに失敗することの繰り返し。
今回のライティング・ゼミでも、「これを受ければ人を説得できる文章を書けるようになるだろう」と思って受講していたが、「これを受けて、いままでの自分のスタイルを一度忘れて、言われた通りに行動すれば……」という大事なことがやり切れていなかった。
だから自分の文章の書き方だけではなく、メディアグランプリに選ばれた人の文章からの学びの面でも、特に女性の人間関係などの文章は関心が続かずほとんど途中で閉じるボタンを押していた。
何てごうまんな性格なんだろう。
ゼミのせいではなく、どんな人からも教わるということをしない私のスタンスの問題。
これはもう自分でライザップの、「いいかげんなことでは許してくれないトレーナー」から厳しく指導を受けるような環境に追い込んで逃げ道をふさいでやっていくしかない。
ということで散々悩み、天狼院書店にも相談した結果、「障がい児とその親に対して支援をしたい」という想いはあるが、明確な顧客像や、それがビジネスとして成り立つかの姿があるわけではないのに10月開講の「天狼院 仕事を創るゼミ」に申し込みをした。
ようやくライティング・ゼミが終わったというのにまた来月から池袋か。
ライティング・ゼミ開講の頃の夕方の池袋はまだ明るかったが最近はすっかり暗くなった。今度通いだせばコートを着る季節になるだろう。
でも一回しかない人生、全力で進み続け、うまくいくかどうかを考えず、学んだことを行動に移し、寿命がきたらやらなかったことに後悔することなく前向きに倒れたい。
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