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ライティング・ゼミの一番の醍醐味は毎週の課題なのかもしれない


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:はるな(ライティング・ゼミ 日曜コース)

 
 
4ヶ月にわたるライティング・ゼミが終了した。
しかし日曜日の夕方になると、まだ池袋に行きたくなってしまう私がいる。
 
8月からの4カ月間、私にとっては人生の中でも3本の指に入るほど、たくさんの出来事が起こっており、人生の転機になっている。
まさに「人生を変えるライティング・ゼミ」なのかもしれない。
 
大切な人が相次いで亡くなったこと。彼氏と別れたこと。
一時はとても悲しい出来事の中で人生の終わりなのではないかと思ったが、ある日を境に少しずつ上向きになったような気がする。
同窓会などでは久しぶりの再会があった。会社でやりたいと思っていたことにチャレンジできた。また最近では、ある会社から転職のお誘いもいただいた。
 
ライティング・ゼミに通うようになって、毎週2,000字の課題を提出した。正直ネタに困るし、どうしてもネガティブ思考の私は何事にもマイナスに捉えがち。
それでも三浦さんの仰る、ポジ抜けを意識しながら必死になって毎週書いた。
 
そこで気づいたことがある。
私だって、一人の人間。様々な感情もあるが、少しでも楽しく生きたい。
特に大切な人2人が相次いで亡くなったことも大きいが、彼らのためにも「生きないと」と思った時に、生きるなら自分の人生を生きなければと思ったのだ。
 
これまでどうしても、他人の目が気になっていた私。
ライティング・ゼミに通い始めてからも毎週の課題では他の人が採用されることに気をとられすぎていた。
これまで他人とのコミュニケーションを取る中で、私の意見で場の雰囲気が変わるなら言わないでおこうと勝手に決め、自らの首を絞めていた。
ある意味他人の人生の中で生きていたのかもしれない。
 
しかしライティング・ゼミの毎週の課題では私が「鏡張りの部屋」に閉じ込められたかのように、自分と向き合わざるを得なくなった。
毎週の課題に向けて、日々私がどんなことに興味を持っているのか、どんな時にどんな感情になるのか、それをどうリセットするのか、観察するようになったのだ。
「鏡張りの部屋」というと何だかマイナスなイメージかもしれないが、私にとってはこれまでにはない環境。
就活やこれまでも、自己分析や自分と向き合うなど様々言ってやってきたように思うが、27年間生きてきて初めて自分を直視したと言ってもいいかもしれない。
 
そう直視した自分は、私が思っている以上に「~でなければならない」という自分の中で作った正解のある社会で生きていたのだった。
大学を卒業して社会人になっても、優等生といわれた私。
会社でもそのレッテルは張られ続け今に至る。
正直そのレッテルを外したい私もいたが、そのやり方も分からずにいた。
 
ライティング・ゼミは私にとって、唯一と言っていいほど自由になれる場所で解放できる場所。
講義での三浦さんの話はいつの間にか吸い込まれ、お世辞抜きで久しぶりに「あんな大人になりたい」と思った。
もちろんそれだけでも大満足だが、そのお話をいかに自分の中に落とし込み、実行して初めて学んだことが活きるのだと実感した。
 
恐らくこれも講義が半分くらい終わった頃だったように思う。
いつの間にか、毎週の課題で誰が採用されているのか気にならなくなった。
もちろん私が採用されなかった時はとても悔しく、同じようなアドバイスの人が他にいないか探し、その人の文章を読んだ。
 
単純に繰り返される毎週の出来事であるが、裸になった私も、直視することができるようになったのかもしれないと気付いたのだ。
そしてどんな私であっても、私として認めようと少しずつだけど認めてあげることができるようになった。
 
もともと文章を書くことが好きだった私。
だからといって、「どんなことを書きたいか?」と聞かれると非常に答えに困っていた。
 
今は違う。
私のような、力が入って「~でなければならない」とつい正解を作ってしまう人に「これも一つの自分。裸の自分を見て愛そうよ」という自分の中での可能性や選択肢を広げられる何かを作っていきたいと思った。
 
会社に入って、どうしても「はるな」という個を確立してしまっていたが、今改めて素の私を出すようにしている。何か変わった気がすると周りからは言われる。
それでいいのだ。だってこれまでは大きな鎧をまとった私だったから。
積極的に私の話をしつつ、相手の話も聞く。
こんな人もいるんだなと、色々な世界観を感じることができるようになったし、それを客観的に見られるようになった。
 
人生を変えるライティング・ゼミ、は間違いなく人生を変える。
もちろん講義だけ聞くのでも変わるのかもしれない。
けれども、毎週の課題がこのゼミの醍醐味なのだと思う。
 
正直ゼミが終わってしまって、課題を提出する環境を失うことが非常に悲しい。
それでも今は恵まれたことに発信する場所がたくさんある。
私なりの生きている証を少しずつでも刻んでいこう、そう決めた2018年12月、改めてライティング・ゼミや三浦さん、スタッフの皆さん、そして毎週の課題たちに感謝状を贈りたい。

 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-12-12 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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