メディアグランプリ

天狼院でライティングの勉強してると言って起こった奇跡


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【4月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:Ayumi (ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
この4ヶ月は色々ありました。
何がって、もちろん天狼院書店でのライティングゼミについてです。
なんというか予想以上のことが起こりすぎて
タイムスリップをして過去を書き換えてしまったかのような衝撃です。
 
「え、まだライターじゃないですよ?」
「いや、問題ないですよ〜。これもチャレンジの1つと思って」
「え、でも掲載されるのがM社なんですよね?大きな会社じゃないですか……」
 
天狼院を始めて1ヶ月くらいの頃、
ちょっとしたきっかけで知り合ったフリーランスの方から
ある大手のM社から作成依頼が来たので、
京都と大阪の観光地についての記事を書いてほしいとの依頼を頂きました。
元々、英語ができるというだけで採用してもらった本業では
毎週ちょっとした観光情報を発信するようになっていたけれど、
1,000字がやっとの力量で困ったために天狼院の門を叩いたのに。
正直毎週の2,000字の課題に1週間費やしてやっと書けるかどうかの頃でした。
 
「大丈夫、大丈夫、台湾語に翻訳し直すし、土台を作って欲しいだけだから」
確かにプロのライターさんなら引き受けない内容かもしれないな、
「そ、それなら、お願いしますっ!……本当に良いんですよね?素人で」
しつこいくらい確認したら同じくらいしつこく大丈夫と言ってもらえたので
最後には安心して、楽しんで仕事をしようと思える自分がいました。
結果から言うと京都と大阪の観光地について3本だけですが、
チャレンジさせてもらいました。
 
今まで全く経験のない業界での仕事はわからないことだらけで
まるで自分自身が新入社員になったような体験でした。
取材依頼のメールや電話依頼、掲載許可を頂けるよう交渉したり、手続きしたり。
「あれ?ライターって書くだけが仕事じゃないのね……」
その仕事を受けるまでは雑誌を読む一読者として、またそこに載る観光地に訪れる一観光客として、それぞれのサービスを利用して、楽しんでいましたが、
そういった「サービスの利用者」としての自分では見えない部分があるのだなぁと実感しました。
取材され慣れていてシステム化が完璧なところもあれば、
連絡手段が郵便かFax!なんてものも。
また、そういった取材対象のスポットだけでなく、
記事作成の依頼者との連絡も密に行いました。
取材の進行状況の報告や、相談、校正後の修正、納品書、領収書の提出など、
普段の仕事の5倍は細々とやることが多く、
文章を書いたのは最初こそ考えあぐねて2時間以上かかったけれど、
2本目からは1時間以内で書けるようになっていました。
 
「に、2,000字読んでもらう可能性を引き上げられているのかな……」
記事内容は台湾の旅行者に向けて翻訳されるので、
私が書いた内容から情報が消されたり足されたり修正はかかるのだけれど、
それでも原文の構成や内容が反映されています。
「まだまだ人気記事とかまでは意識できないけど、それでも、サービスになってればいいな」
祈るような気持ちで記事を掲載されたサイトを後日確認してみると、
実際に担当した記事が載っていました! (当たり前ですが笑)
「わ、不思議な感じ……!」
自分が選んだ写真が、書いた文章が(翻訳されているとは言え)掲載されている!
恐らく「仕事として」掲載されることが予想以上に嬉しかったのだと思います。
 
「天狼院書店というところでライティングについての勉強を始めたんです。」
そんな一言で、まだライティング経験の無い私が仕事を頂くなんて。
「なにこれ、引き寄せ?」と自問自答しながら面白がれた自分がいました。
 
そうそう、その記事作成依頼はこれにて一件落着。となったのですが、
知り合いつながりで誰かから聞きつけたのか、また別の方から
「M社のサイトで記事を書いたらしいですね!講師してくれませんか?」との依頼が。
 
「おいおい、正気か?」と正直思いました。だって、素人だから。
 
「いやいや、無理ですよ、本当に、まだまだ素人なんで」と断る姿勢を見せると
「いやいや、実際に記事を書いたことがある方に話をして欲しいんですよ〜!」
と、その後3ラリーくらいかわしても食い下がってくる。
 
「いや、ライティングを学びたいなら京都には天狼院書店っていう一風変わった書店がありまして、そこでは隔週でライティングの極意についての講義があって、毎週ライティングのプロから丁寧なフィードバックを受けることができて、2,000字の記事を自分史上最高に書けるように(頑張れば)なるっていう素敵なコースがあるんだよ」と教えたいです。
 
さすがに講師側では登壇できませんが、
もしその仕事と先程の記事作成の仕事とを合わせれば、実はライティングゼミの受講料がペイできてしまいます。
講師の三浦先生が講義の中で
「ライティング能力を上げれば受講料のいくらかはペイできる可能性があがる」といったようなことを言われていたけれど、本当でした。
そんなこと起こるとは知らない4ヶ月前の自分に、
「やったらえぇよ」
そう言って背中を押してあげたいです。
 
 
*** この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。

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2019-03-27 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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