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メディアグランプリ

おしゃれ初心者がパーマをかけてみた話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:晴(ライティング・ゼミGW特講)
 
 
私には、長年の悩みがある。それは髪質だ。髪の毛の量は多く、剛毛でしかも癖毛。おまけに若白髪まである。悩みのデパート状態である。
ここで、私の髪型失敗談を一つ。
量は多いのになんとなくおしゃれだという理由でボブヘアにしてみた。その結果ただのこけしヘアとなってしまった。彼氏からは大爆笑……
他にも失敗談は枚挙に遑がない。そのおかけでおしゃれなんて出来っこないと思いこみ興味も失せてしまっていた。
そんな私だが、ひょんな事からレディースアパレルを扱うの小さな会社に勤める事になりおしゃれへの興味が再燃。一念発起して、今年1月パーマをかけてみた。
今回かけたのはデジタルパーマ。熱でカールをかけるやり方だ。手入れがしやすいという理由からデジタルパーマを選んだ。維持に必要なのはヘアオイルのみ。パーマ戻しは必要なし。
パーマにかかった時間は約2時間。そのあと、一通りの説明とセットをして美容室を出た。
そこから私のパーマとの戦いは始まった。
 
説明を聞いてなんとなく維持しやすそうだなと思っていたがそんな事もなかった。
パーマ後初めて髪の毛を洗った次の日、パーマが行方不明になってしまった。
その翌日もパーマは帰ってこなかった。私はグーグル先生に問い詰めた。「デジタルパーマ取れた 原因」そこから導き出された答えは、シャンプーもしくはリンスのせいではないかと言うことだった。私は、パーマが安定するまでの2ヶ月間リンスをやめた。その代わり、ヘアオイルをたっぷり塗ってダメージケアを心がけた。
私がパーマを維持するためにやっている事を紹介したい。
1.リンスはしない
2.髪の毛を洗うときは髪の毛を引っ張らない
3.くしでとかない
4.ヘアオイルを毛先に塗る
5.乾かすときは、髪の毛の根元はしっかりと乾かし、毛先は7割しか乾かさない(完全には乾かさない)
6.毛先を乾かすときは、髪の毛を指にぐるぐると巻きつけてパーマを復活させる
以上である。
パーマをかけて4ヶ月が経とうとしているが、未だに1以外の事は実践している。
 
パーマをかけてみて手入れは大変だけど毎日ヘアアイロンで巻くよりはるかに簡単であると思った。少しのことを気を付けておけば、朝髪型で悩む事もない。前の晩の手入れが上手くけば翌朝素敵なカールになっていて一日中気分良く過ごせるなんて事も多くなった。
パーマをかけて一気に垢抜けたと思う。カラーは元々していたが、不器用すぎてヘアアレンジが大の苦手であった。でもパーマさえかけておけば、髪の毛をまとめるだけでヘアアレンジか完成してしまうのだ。なんて嬉しい。
まあ、喧嘩することの方が多いし、言うこと聞かないけど、言うこと聞いてくれたらすごく素直なんだと思う。言うなれば、「言うことを聞かない子供」みたいな感じなのかなと思う。
生意気でコントロールがなかなか効かないけど、なんだかんだ可愛いと思ってしまうそんな感じだ。
 
私はこれからもしばらくはパーマをかけていこうと思う。朝、くせ毛と戦う無駄な時間が無くなるから。
毎日、ストレートアイロンをかける、ヘアアイロンで髪の毛を巻く。
不器用だから、その作業に余計に時間がかかる。メイクだってしないといけない。
私は、メイクを先にしてからヘアセットをするのだが、結局時間がなくてセットが出来ないなんてことは日常茶飯事である。心当たりがある人は多いのではないだろうか。
でも、パーマさえかけてしまえばメイクに時間を費やすことができるし、時間に余裕ができる。
時間に余裕ができれば気持ちにだって余裕が生まれる。
 
パーマをかけた事によってファッションにも影響が出てきた。
今までは、Tシャツとジーンズみたいな格好が多かった。だが今は違う。
スカートも似合うんじゃないかといくつかスカートやワンピースを買ってみたりもした。そう、女性らしいファッションが増えたのだ。メイクだって今はとても楽しい。どうしたらきれいに見えるか、可愛く見えるか日々研究中だ。ヘアケアにだって興味が出てきた。今使っているオイルは1個なんと2000円もする代物だ。でも、きれいになるためならそれくらい出せてしまうのだ。パーマって偉大だな。
 
別にパーマでなくてもいい。初めてカラーをするでもいい。デパコスのファンデーションを初めて買うでもいい。
自分がコンプレックスだと思っている事、興味がある事に対して何かしらのアクションを起こしたとき、自分が変わっていく感覚を味わうことが出来ると思う。やがてそれが自信につながっていき、言動や表情が変わっていく。よく、人は見た目ではなく中身を磨かなければならないと言うが、中身を磨くために見た目を磨いていくアプローチだってありだと思う。見た目に自信がないと積極的になれないから。
せっかく女性に生まれたのだから、一度でもいいから、いろんな人に「素敵ですね」とか「きれいですね」とか言われたい。
だから私はこれからもパーマをかけ続ける。きれいになりたいから。
 
少しでもパーマに興味があるのなら一度かけてみるといい。きっと何かが変わるから。
 
 
 
 
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2019-04-29 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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