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メディアグランプリ

タイトル:平成最強アイドル!


 
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:古閑洋輔(ライティングゼミ3月火曜コース)
 
平成最強といわれたアイドルの卒業コンサートが開催された。
平成31年4月28日横浜スタジアム。「指原莉乃卒業コンサート~さよなら指原莉乃~」
このコンサートへ行ってきた。
指原莉乃。日本中で知らない人の方が少ないアイドル。元AKB48で現在は福岡を拠点とするHKT48のメンバーにして劇場支配人を兼任。
本人のパフォーマンスはもとより、劇場支配人としてグループやコンサートをプロデュースする力、軽妙なトーク力でバラエティー番組を盛り上げる力などが高く評価されている。
私は指原莉乃、そしてHKT48の長年のファンだ。
 
「子供の頃いじめられっ子だった。」
大分県に生まれた指原は幼少の頃からアイドルが大好きだった。
アイドルのイベントなどに行くうちに自分でもアイドルになりたいという夢が芽生え、AKB48のオーディションを受け合格した。当時不登校になっていた中学校の友達には何も告げず東京に出てきた。当時15歳。
 
「ブログで認められる」
指原が世間に名が知れたきっかけはブログだった。
 
『白ねぎと白い私と暗い深夜』
 
昨日、道を歩いてたら
ネギが丸々落ちてたんですよ
もう一回いいますね
ネギが丸々落ちてたんですよ
びっくりしませんか?
深夜の暗さに白ねぎのコントラストが最高でした
どうしようもないのでどうもしなかったけど、
朝みたらもうなかったよ
ああ、ネギはどうしてるんだろう
どこにいるんだろう
誰といるんだろう
気づいたら頭はあのネギにことばかり
あれ? これってまさか……!
……恋!?
そんなことばかり考える17歳の金曜22時前です
(指原莉乃オフィシャルブログ「指原クオリティ」2010年4月30日より 一部抜粋)
 
夜道に白ネギが落ちていただけの事を面白くシュールに書いた文章。このような文章が詰まったブログが人気になり、その後1日100回更新などを成功させ世間に知られるきっかけとなった。
ブログと共に評価を受けたのはトーク力とMCだった。ライブのMCなどで自分を落としつつ周りに笑いと取らせるMCは評価を受け、「笑っていいとも!」レギュラー出演などAKB内外で順調にステップアップしていた。
AKB48選抜総選挙順位
09年 第1回 27位
10年 第2回 19位
11年 第3回 9位
12年 第4回 4位
 
「転機・福岡へ移籍」
順調にステップアップしていた矢先、事件は起きた。
週刊文春によるスキャンダル記事掲載。その後発足して間もないHKT48への移籍。
誰もが指原莉乃は終わったと思った。
しかし指原は違った。
 
さっしー(指原)は、1期生にとっては何もかもを教えてくれた人です。
初期の狭い世界の中で勝手に自分たちにルールを課して、ルールでお互いを縛っていた時に、
さっしーが来てガッチガチに固まっていたしまった私たちの気持ちを解きほぐしてくれました。
(当時からHKTに在籍するある現役メンバーの言葉の一部)
 
まだ若く経験不足だったHKT48を引っ張り全国に通用するエンターテインメント集団に生まれ変わらせたのだった。
その後の活躍は周知の通り
13年 第5回 1位
14年 第6回 2位
15年 第7回 1位
16年 第8回 1位
17年 第9回 1位
総選挙3連覇を含む1位4回。アイドルの枠を越え人気タレントの道を進んでいった。
 
何が指原莉乃を成功に導いたのか?
沢山の理由があると思うが私は次の言葉が大きいと思う。
 
「情けは人の為ならず」
 
指原はAKB時代の若い頃から後輩や年下メンバーの面倒をよく見ていた。
特に新しく入ってきたメンバーや期待されプレッシャーを受けているメンバーなどに。
その中に後にHKT48の2大エースとなる兒玉遥と宮脇咲良もいた。
初めての東京での仕事で慣れず戸惑い、自分の力不足を感じている時掛けられた心遣い。
この2人の感謝の気持ちは、指原最大の危機だった福岡移籍の際に迎える立場になった時どのように働いたかは想像に余りある。
 
力強く立ち向かていく姿は父のようで、暖かく見守ってくれる姿は母のようで、
いろんなことを教えてくれて、一緒に楽しんでくれる姿は姉のようでした。
とてもとても偉大な先輩です。
自分の持つ知識を惜しみなく分けてくれて、
自分の持つ力全てを使って私たちを守ってくれて、
たくさんたくさん愛情を注いでくれました。
さっしーに助けられたこと、たくさんあります。
(同上メンバーの言葉の一部)
 
想像してほしい。
自分が突然知り合いもいない他の会社、他の部署などに異動になった時、そこの管理職となりわずか1年で組織を変革し、大きな結果をもたらす事が出来るかと。
世の中には知識を他人に教えず自分の物にしようとする人間がいる。
世の中にはミスは部下の、手柄は自分の物という人間もいる。
世の中には困っている人がいても見て見ぬふりをする人間もいる。
 
指原莉乃は自分がその時出来る事を全力で、そして人間として当たり前の事を全力で誠実に行い続けた結果今の成功があるのではないかと思う。
改めて年少の彼女に学ぶべき所が多いと感じている。
 
そして指原莉乃が愛し育んだ愛娘「HKT48」は今日から指原莉乃がいない新たな一歩を踏み出した。
 
 
 
 
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2019-05-03 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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