メディアグランプリ

ライティング講座混乱中?


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【8月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:茂田博子(ライティング・ゼミ夏休み集中コース)
 
 

「まぁいっか」
こういうたびに肩の力が抜けていく。いつも硬すぎる私の魔法の言葉だ。
 
 
昨日天狼院のマーケティングライティング講座とライティング講座に行ってきた。1コマ80分の4コマで、14:30-21:30までの長丁場だった。自分ではついていけるという自信があったが、とんでもない。まるでダメだった。まずマーケティングライティングでは“初”三浦社長のテンションに打ちのめされた。愛と笑いと大爆笑のおもしろくて真面目な講座だったのに、頭の中で石灰化した部分が刺激を受けて、抵抗している感じだ。
 
 
マーケティングライティングの文章の構成の仕方や、どんな風に何を仕込んでいくか、はっきり明言されると、こりゃ購入や申込といった「行動」ボタンを押すよな、と思わざるをえない。よく考えられて設計されているし、人の心理の動線にかなっていると思う。ただ問題なのが、うまく書けるようになるには3年はかかるというし、あの天狼院でさえもごくごくトップのエリートしか三浦社長が、書ける、と認定している人はいないという。やばいところに足を踏み込んでしまったよな、と私が思ったのも無理はない。
 
 

その絶妙なタイミングで、私の頭のどこかにある「まぁいっか」ボタンを誰かがぽちっと押した。ナイスタイミングではないですか!
 
 
しかも、マーケティングライティングは、5000字という、私がどれだけ時間をかけたらわからないほどの長文で書くという。永遠に終わりそうにないプロジェクトだ。不可能だ。その後に続いた18時からのライティング講座の中で、川代先生が5000字を書こうとする成長曲線の流れの途中でキャズムという崖に生徒が落ちていく様子をこれでもかこれでもか、と赤い線で描いてくれた。
 
 

「う……、やめてくれえ」
 
 
それはあたかも、無謀にもエベレスト登山をしようなんて思った素人が、崖の氷の分け目にずるずるっと足を踏み入れ、助けてくれー、と空をつかみながら深い闇の中に消えていくようだった。悪夢だ。きっと、100年くらいたった後に、地球の温暖化がすごく進んで、エベレストがただの高い山になったときに、背負っていたリュックと一緒に崖の下で発見されるのだろう。DNA解析でそれが日本人女子らしい、とわかっても、100年後には家族の連絡先もわからなくなっていて、結局無縁仏(なんてものがエベレストにあればの話だが)になって他の崖に落ちた人と一緒に葬られるのかもしれない。
 
 

頭がパンパンに疲労物質で飽和状態なのに、そんな想像はできるというのは奇跡としか言いようがない。確かに昨日はふらふらだった。80分のコースを一日に4つ申し込んだのは無謀だった。
 
 
今朝も「まぁいっか」で自分をリセットしてから家をでた。そして、午後にスマホをチェックして、昨日あげた記事が愛のメッセージ付きでボツになったことを知った。私はまた「助けてくれー」といいながら崖の底に落ちていった。
 
 
今日この記事で、7つ目だが、これまで掲載率は半々。ま、過去の統計はわからないが、素人としては善戦しているところだろう、ということにしておこう。素人は素人としての分をわきまえた上で、できるところまでやるしかない。大体プロの物書きが参加している講座に申し込んでしまったのだから。そんなわけで、私は課題を毎回提出すること、とずいぶん前から目標を低くしている。とはいえ、本当は「まぁいっか」ではなく、「私すごいね!」の方がいいに決まっているのだが、9日間で急に小説家レベルになれるはずもない。
 
 
今、とても混乱している。何をどう書いていいのか改めてわからなくなった。文章の中に小さなABCユニットがたくさん入っているよね、などという言葉を聞いても何が何なのか頭の整理がつかなくてよくわからなくなっている。明日が講座の最終日となるが、わかる自信はないような気がする。前の講座の動画を見て復習できればいいのだが、時間がな
。前の講座の動画を見て復習できればいいのだが、時間がなくて見れていない。
 
 
混乱はいいことだと言われたことがある。あるレベルから次のレベルに進むとき、前の行動パターンや習慣が邪魔して、新しい行動が理解できないというのが混乱しているという状態らしい。あきらめずに行動をし続ければ新しい行動パターンが身についていって自然に混乱状態が解消されるという。だから、あきらめずに書き続けるしかないのだろうな。と、飽和状態の頭を抱えて、心の中でため息をついている。でも、同時にスピードライティングを受けようかと思っている自分がいるのだから私もこりていないようである。結局のところ、ライティング講座を気に入っているのだ。
 
 
きっと私は今日も、フェイスブックのライティング講座のサイトに他の人が記事をアップするのをチェックしながら、自分の中の「まぁいっか」の声が聞こえたときに、投稿ボタンをぽちっと押すのだろう。今回は崖に落ちませんように。いつか混乱から抜け出ることができますようにと願いながら。

 
 
 
 
 
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2019-08-18 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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