「月商1,000万円の小さな書店」を作ることは可能なのか?《超☆三浦書店》
記事:天狼院書店店主 三浦崇典
いつもありがとうございます。
天狼院書店店主の三浦でございます。
今、僕はコロナで実質的に休眠(イベントの際のみ開店)していた、天狼院書店の1店舗目「東京天狼院」を、未来の新型店舗のプロトタイプ「超☆三浦書店」としてリニューアル・オープンさせようと考えています。
お金は、かけません。
リニューアル予算は、せいぜい、5万円程度と考えています。
ほぼ、休眠していた店舗は、来たことがある方ならおわかりでしょうが、池袋の東通りの端っこで、商店街というより、むしろ住宅街であって、しかも往来は多くはなく、店舗は2階で広さは12坪程度です。池袋駅から歩いて15分くらいかかります。
「この店の予算を、月商1,000万円にしようと思う」
そう会議で宣言したとき、多くのスタッフは僕が冗談を言ったと思い、笑いました。
ところが、僕が真顔のままだから、その笑いは徐々に萎れていきました。
この人、本気かもしれない、と。
しかも、僕はこうも宣言しました。
「メインで売るのは、本だ」
そういったときに、スタッフは微妙な表情をしました。
月商1,000万円の予算にするのなら、売るのは本ではないだろうと考えたのでしょう。
これまでも、天狼院は様々な商品やサービスを売ってきたので、そう思うのも無理もありません。
けれども、「超☆三浦書店」のメイン商材が、本であることを知ったとき、多くのスタッフは、ついに、三浦本気でご乱心したかと思ったに違い有りません。
かなり往来が多い相当な立地で、相当な広さでなければ、本をメインに月商1,000万円は不可能だと思われています。
でも、僕は、
「本当にそうだろうか?」
と思っています。
月商1,000万円ということは、1日あたり33万円くらい、本を売らないと到達しません。
33万円とは、たとえば、雑に考えて1冊1,000円だとすれば、1日330冊売らなければなりません。
結構な数です。
たとえば、1人2冊買ってくれるとしても、1日に165人が購入しなければならず、営業時間が10時間だとすれば、1時間あたり16.5人が買うことになります。
立地と規模からすれば、相当な繁盛店ではないでしょうか。
でも、僕が店長をやるのであれば、それくらいを目指さないと、面白くはありません。
それを実現するために、実は秘策をいくつか用意していますが、それが、なかなか実現が難しく笑。
人生は、簡単ではないなと、それだからこそ、人生は面白いのだとも言えます。
当然ながら、秘策をここでは明らかにできませんが、ぜひ、オープンした際には確かめに来てみてください。
活字中毒者になる書店「超☆三浦書店」
には、様々な仕掛けを用意いたします。
一人でも多くのお客様が、この店で、活字中毒になることを目論んでおります笑。
乞うご期待、お楽しみに。
あ、そうそう、この店は劇場にもなり、劇団も走らせますので、そちらもお楽しみに。