劇団うそっこくらぶ

発表/次世代型幼児教育システム〔天狼院通信〕


記事:天狼院書店店主 三浦 崇典
 

いつもありがとうございます。天狼院書店店主の三浦でございます。このたび、天狼院書店および「海の出版社」は、幼児・児童向けサービスを提供することにいたしました。

と、言っても、それほど突飛な話ではありません。

かねてより、天狼院のクリエイティブな講座を「子供向けに提供してもらいたい」とご要望いただいていたことを実現する機会を窺っていました。

実は、コロナ禍で実現しませんでしたが、幼児・児童向けに特化した店舗の設定も、5店舗分以上描いてきました。

ライティング
小説創作
読書/学び
写真
デザイン
絵画
演劇
マーケティング

そして、AI。

我々は大人向けに非常にクリエイティブな講座を展開してきました。

単純に想像してみてください。

天狼院の様々な講座を、幼児・児童向けにして、子どもたちが楽しみながら習得する姿を。

この10年間、学校では得られないことを、天狼院書店では展開してきました。
当然、大人のお客様がそれを受けていただいてもいいのですが、これからの時代、僕は子どもたちこそ、超クリエイティブな講座に、幼いときから触れておくべきだと考えています。

なぜなら、これからの時代、子どもたちが習得すべき要素が、大きく変わるからです。

2023年に始まった、生成AIを中心とする本格的な「AI革命」によって、間違いなく、教育は様変わりします。

一変すると言っていい。

試しに、ChatGPTを開いて、コピペした大学受験の問題を解かせてみてください。

簡単に正解を答えるはずです。

そして、とても詳しく、かつ、わかりやすく答えるはずです。

そうです、もう受験勉強で、家庭教師を雇ったり、塾に行かせたりする必要がなくなります。

いや、もう少し考えてみると、そもそも、受験勉強に時間を費やすことによる優位性が、これまでの時代よりわずかになってしまいます。もしかして、学歴がほとんど意味をなさなくなってくるかもしれません。

そうすると、親は戸惑うはずです。

自分たちの時代みたいに、公文式に行かせて、そろばん教室に活かせて、塾に行かせて、進研ゼミを受けさせて、予備校に通わせて、いわゆる「いい大学」に入らせることが、本当にこの子のためになるのか、と。

そのゲームの攻略方法が、これからの時代、もはやイコール人生の攻略にならないのではないかと。

百歩譲って、今の義務教育および高等教育が、なお優位性を保つと仮定しましょう。

けれども、本当にそれだけで安心でしょうか? というより、その方法論には実は大きなリスクがあるのではないでしょうか?

そうです、時代の流れに大きく取り残されるリスクです。

それでは、これからの時代、何が必要になるのかと考えたときに、決して色褪せることのなく、むしろこれからの時代に必要とされてくるだろうと思える要素が浮かび上がってきました。

多彩に学ぶこと
多彩に創作すること
人と協調すること
表現すること
価値を生み出すこと
価値をお金に変えること
そして、AIを当たり前に使いこなすこと

それをすべて詰め込んだのが、我々がこれから提供するお子様向け新サービス

「劇団うそっこくらぶ」

です。

演劇を学び、販売するまでの一連の過程をお子様たちに体験してもらうことで、すべての要素を取り入れることができます。
セリフを覚えることによって、言葉を覚え、発音を覚えます。
これを英語劇にしてしまえば、英語を覚えられます。
演じるために、背景知識を学びます。本やインターネット、そしてAIを駆使して、その人が活躍した時代や想いを学ぶことができます。
演じることによって、表現力が身につきます。プレゼンテーション、スピーチ、就職活動、あらゆる分野で役に立ちます。
演劇はチームで創り上げるものです。その過程で、仲間と協調しなければ、人を感動させるいい作品はできません。協調力が身につきます。
物語を自分で創り上げることによって、想像力、クリエイティブ・シンキングが身につきます。自由な発想力は、人生のあらゆる局面で、イノベーションを起こす源になります。物語の創作には、AIが大きな力となってくれます。
メンバーを演出することは、リーダーシップとマネジメント力を養うことができます。
人を感動させるいい作品を創ることを通して、付加価値の作り方を学ぶことができます。価値の提供の仕方を体得できます。
劇場を販売することによって、マーケティングを学ぶことができます。自分たちで写真を取り、チラシをデザインし、動画を制作し、SNSを使って発信し、告知し、HPや店やイベントでチケットを販売することによって、これからの人生で最も重要な要素になるかもしれない稼ぐ力を養うことができます。
そのすべての過程で、AIを駆使することになり、AIを使いこなすことが当たり前となるでしょう。

決して、学校では手に入れることができないスキルが、この「劇団うそっこくらぶ」には詰め込まれています。

そして、何より、子どもたちはこの活動を楽しんでやるはずです。

なぜなら、決して強制せず、子どもたちを信頼することを根本として運営しようと考えているからです。

それを表したスローガンが、

「よく遊び、よく作り、自分で売る/PLAY WELL,MAKE WELL,SELL YOURSELF」

です。

この超クリエイティブ・カンパニーの裏目標は、小学生になったとき、「おこづかいは自分で稼ぐこと」です。

月に2回の活動(※土曜日を想定)で、無理なく参加いただくかたちを取ります。
その時間帯、お父様、お母様がたは、ぜひ、天狼院書店と「海の出版社」が提供する数々の講座をご受講いただければと思います。

まずは、

渋谷
湘南
名古屋

で展開を始めます。

それでは、2024年4月に本格始動する「劇団うそっこくらぶ」をお楽しみに。

そうそう、”うそっこくらぶ”の名前は、その劇団にいる間は演劇ですので「大いにうそをついていい」ということからつけましたが、うそをついていいのは、その劇団の活動時間だけ、と約束を明示しますので、ご安心を。

「劇団うそっこくらぶ」の始動にともない、資格をお持ちの保育士の方を大募集します。天狼院書店の渋谷・湘南・名古屋各店舗に通える方です。同時に、演劇を生業としている方も募集致します。


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