チーム天狼院

キリスト教系女子校出身者が選ぶ!日常生活にも意外と使える聖書の名言《川代ノート》


おじいさん

スタッフ川代です。
私はキリスト教、プロテスタント系の、中高一貫の女子校に通っていたのですが、そこではみっちり聖書の教えをたたきこまれました。
毎日礼拝があり、聖書を読み、賛美歌を歌い、お祈りをしていました。聖書は全部読みましたし、一部を暗記したこともありました。

私はクリスチャンではないですし、はじめは「聖書って堅苦しくてつまんないなあ」と思っていたのですが、毎日毎日読んでいると、なかには意外とぐっとくるものもあって、「いい言葉だなあ」と今でも胸に刻まれている名言がたくさんあります。しかも「聖☆おにいさん」を読んでいる人ならわかると思いますが、聖書に出てくる人は本当に、キャラが濃い。ひとりひとり、善人も悪人も共感できる部分が多くて、信仰うんぬん関係なくひとつの物語としてもちゃんと読めるんです。どのページを開いてもなにかしら響く言葉があって、傷ついたときには助けられたり。今回は新約聖書から、主にイエス・キリストの言葉を抜粋します。解釈は完全に私個人のものであるということをご理解ください。

 

マタイによる福音書5章

1.

悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。あなたを訴えて下着を取ろうとする者には、上着をも取らせなさい。だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。求めるものには与えなさい。あなたから借りようとする者に、背を向けてはならない。

有名なやつですね。これ、最初に読んだときは「ん?いやいや、殴られたら殴り返せばいいのに」と思ってたんですが、最近ちょっとわかるようになってきたような気がします。結局そこで私も殴り返したら、殴ってきた悪人と同じレベルになっちゃうんですよね。自分の清らかさを保つには、おおらかな心で「やりたいやつにはやらせとけ」、って思っとけばいいのかもしれません。

 

マタイによる福音書6章

2.

見てもらおうとして、人の前で善行しないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。

これ、ギクッとしますねー。誰でもいいことをするときは、人に見てもらおうとしちゃうもの。でも本当に心がきれいな人なら、誰も見てなくてもいいことしますよね。「褒めてもらいたい」精神をなくしたいもんです。

3.

体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るいが、濁っていれば、全身が暗い。だから、あなたの中にある光が消えれば、その暗さはどれほどであろう。

めっちゃいい言葉!目がキラキラの人ってわかりますよね。案外目ひとつでその人が夢を持って生きているか、結構わかったり。一時期「目がキラキラな人フェチ」だったことがあります。

4.

だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。 栄華を極めたソロモンでさえ、 この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。

これ、暗記するくらい何回も読んだ箇所でした。中学の頃、いろんなことでそりゃあ毎日悩んでしまうんですが、余計なことで考えすぎるな、命があるだけでも感謝できる、と言われると、もちろん服とか食べ物とかいろんな悩みはあるんだけど、ちょっと肩の力ぬけるというか、ホッとできますよね。「明日のことは明日自らが思い悩む」・・・たしかに。今日の自分と明日の自分は違うから、将来に悩みを持ちすぎる必要もないんですよね。そしてこの部分、全文を音読してもらえると分かると思うんですが、すごく口ずさみやすいんですよね。リズムがよくて、心地いい。悩んだときに音読すると、ふっと心が軽くなります。

 

マタイによる福音書7章

5.

求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。

これ、すごく思い出深くて。高校のときの友人に、就活大変でうまくいかなくて、もうすぐ大事な面接で緊張してる、ってことをメールしたんですね。そしたら、この短い言葉を送ってくれて、涙が出ました。ああ、このまま頑張ってればきっと大丈夫だなとほっとした言葉で、本当に救われました。

 

マタイによる福音書18章
6.

心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ。

弟子が「天の国で誰がいちばん偉いか」と聞いた時の言葉。子供ほど澄んだ心の人はいないですもんね。偏見もない無垢な状態は二度と戻ってこないからこそ、尊いのかもしれません。

 

ルカによる福音書6章

7.

人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪びとだと決めるな。そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。

これもグサッとくる名言です。うっかり人の悪いところばっかり見ちゃったり、批判したくなったりしますよね。でもそういう人を裁いてしまう人ほど、人望がなく、嫌われたりするものです。人気者で信頼される人って、たいてい悪口全然言わないですよね。

8.

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。

これが入学してはじめて聞いた言葉でした。たしかになあ、それが思いやりってやつかな、と幼いながらに思った記憶があります。想像力って大事ですよね。

コリントの信徒への手紙 一 13章

9.

愛は寛容であり、愛は情け深い。また、ねたむことをしない。
愛は高ぶらない、誇らない、無作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで、真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。

最後に、愛の言葉を。
「愛」ってなんだろう、と思いますが、これを読むと簡単じゃないなあ、と思いますよね。
本当に一から十まで、そのすべてを受け入れる、無償の愛を、死ぬまでに得られればいいのですが。「愛がある人になりたい」は私の一生のテーマでもあります。

 

さて、まったくキリスト教に馴染がなかったし、家の感じからしても結構日本的な文化なのですが(無宗教です)、やっぱり歴史ある宗教には教えてもらうことがとても多くて、興味深いです。キリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教、神道、いろいろ宗教はありますが、それぞれに学ぶことは多くあって、「宗教」だからって偏見を持って毛嫌いしなくなったのは、キリスト教系の学校に通っていたからなのかなとも思います。ぜんぜん興味なかった、という方も、もし機会があれば聖書、読んでみてください。新たな発見があるかもしれません。

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2014-08-21 | Posted in チーム天狼院, 記事

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