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CORE1000

サンヤツ打つなら三浦を使え!〜新しいCORE1000「フロンティア」の可能性〜《天狼院通信》


昼間に、『ビジネススキル・イノベーション』の「マスターパッケージ」のご案内を書店さんに向けて出したところ、書店さんは元より、版元さんから多くの反響が、コメントやメッセージ、メールなどを通じてありました。

「マスターパッケージ」とは、CORE1000プロジェクトにおける重要な拡散方法のひとつで、書店の売場前線で本当に効果があった販売方法や拡材だけを集めてパッケージ化した、本当にこれまでになかった拡販キッドです。

そのキッドには、手書きで作った「売場タイプ別売り方マニュアル」もつけられていて、それに対して多くの方から「ほしい!」「書店じゃないと手に入らないのか?」などのメッセージが寄せられました。

 

 

もちろん、書店様の方には、申し込みのFAXがプレジデント社さんの方から送られるはずですので、そちらで申し込んでいただいてもいいですし、また、直接僕に言って頂いても結構です。手配させて頂きます。もちろん、拡販に当初からご協力頂いた書店さんの方にはすでに拡材の方は行っているはずですので、手書きの「売り方マニュアル」の方は必要であれば、こちらから送らせていただきたいと思います。遠慮なく、お声がけください。

 

また、そうして版元さんにも「欲しい!」と声をかけていただけるのは、本当にありがたいことです。

けれども、誠に申し訳ありませんが、『ビジネススキル・イノベーション』の「マスターパッケージ」はプレジデント社さんの依頼を受けて、書店さんのために開発したものですから、お渡しすることはできません。ご理解いただければと思います。

 

4月にCORE1000プロジェクトを発表し、5月から実際にサービスを展開させていただき、これまで幾つかの作品を担当させていただく中で、また、数多くの書店さんと一緒に売場を構築させていただく中で、これまで書店での現場にいた7年間以上にエッセンスを蓄積することができました。

改めて、チャンスを頂いた、編集者の皆様、著者の皆様、そして、書店の皆様に感謝申し上げます。

中にはなかなか実売が上げられないこともありました。逆に思った以上に実売が跳ね上がったこともありました。成功だけではなく、失敗の部分が、次のプロジェクトに活かされました。

 

その中で、確実に実売数を上げられるようになり、今ではこんな催促のメールが書店さんから届くようになりました。

 

「次のCORE1000の作品、早く持ってきて! 売場あけて待ってるから」

 

CORE1000をご案内されるとこんなことを言われる場合もあります。

 

「これだよ、こういう話を待っていたんだよ。面白いね」

 

また、先日など以前お世話になっていた書店の社長さんにランチに誘われ、何かな、と思っていたら、こう言われました。

 

「三浦くんが持ってきてくれている話は、確実に売上に繋がっている。本当にありがとう。これからもこういう話を持ってきてください」

 

まさに、『小さく賭けろ!』の論点のように、失敗を活かしながら、CORE1000は進化してきたので、書店さんからこのようなありがたい言葉をいただけるようになったのだと思います。

 

進化していく中で、CORE1000は当初想定していた以上の役割を担うようになってきました。また、修正すべき点も見えてくるようになりました。これまでのバージョン2.0のCORE1000では対応できなくなった部分が多くなってきたために、今回、新しいバージョンを発表することに致しました。

 

それが今回ご紹介する、新しいCORE1000、バージョン3.0、コードネーム「フロンティア」です。

 

この「フロンティア」というコードネームが示すように、新しいCORE1000は「新たなる地平への挑戦」を宿命づけられて生まれたサービスです。

新たなる地平が何なのかは、直接クライアントの方々に述べることにしていますので、ここでは述べませんが、簡単にいえば、これまでよりも大きな目標を見据えるようになったということです。

大きな変更点は、本の企画の段階から参加させてもらうということです。

書店さんの前線で売場を構築するという戦術のみならず、もっと広い範囲の戦略をお手伝いするというサービスとして進化したということです。

その方が、CORE1000は大きな成果を上げられることが体験的にわかったからです。

 

しかも、料金はバージョン2.0のときのままに据え置くことにしました。

 

こういうと、「それで経営として成り立つのか?」と必ず聞かれるのですが、確かに時間も手間もかかるようになりますが、早い段階から参加させてもらい、戦術面だけでなく、戦略面でも一緒に取り組ませて頂いたほうが、全体的な実売数が伸びて、部数が伸びる可能性が高くなり、結果的に歩合料金としていただく分が増えるので、利益率がはるかに高くなるのです。

いうまでもなく、実売数が伸びた結果として部数が伸びることは、版元さんや著者の方、ひいては書店さんにとって大きなメリットとなります。

逆説的にこんな図式も成り立つことになります。

 

三浦がもうかる。

著者や出版社が更にもうかる。

実売が伸びて書店ももうかる。

 

これを見て、不思議に思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、考えてもみれば、至極当然のことです。

僕の取り分なんて、著者や出版社さんの取り分に比べれば、割合的に本当に少ないものです。両者とも数倍から数十倍儲かることになります。

また、このプロジェクトに参加するために、書店さんの方からは一切の料金を頂いていないので、実売数が伸びて、売上が伸び、しかも積極的に参加すればするほど、拡大販売の技術を習得することになるでしょうから、有形無形含めて、書店さんへの貢献も高いと考えます。それだから、上記のような書店さんの反応があるのだと思います。

つまり、数学の証明問題的にまとめると、こういうことになるだろうと思います。

 

∴三浦がもうけているのなら、みんながもうけている

 

「でも、企画の段階から参加して、さらに書店さんから注文も取り、拡材も作って、売場の構築までするんだから、相当費用がかかるんでしょ?」

と、思うに決まっていますよね、ふつうに考えれば。

これにも、いや、そんなことありませんよ、と即答できます。

出版社さんや著者の方にはこう説明しています。

 

「基本的にはサンヤツ広告打つのと同じくらいだと思いますよ」

 

サンヤツ広告とは、新聞一面の下の方に、小さく区切られたスペースに出されている広告のことです。

広告が効かなくなってきている今、あの広告がどれほどの成果を上げられるのでしょうか?

僕は、客観的、合理的に考えてみても、サンヤツ広告を打つくらいなら、僕に依頼した方がいいと思っています。

もっとも、歩合料金は発生しますが、それは重版がかかってからのことであって、実売が伸びて、重版がかかるということは、先程も説明させていただいたように、僕以上に版元さんや著者の方々が儲かることになります。それに、重版がかかる商品、つまり、売れる商品は、売上が伸びるので、書店さんが渇望するところです。

 

また、これは非合法的なことですが、著者買いによるランキング操作が横行しているという現状があります。

著者買いとは、結構な費用がかかります。その費用があれば、僕に依頼したほうがいい。

第一、CORE1000は、絶対に非合法的な手段は使いませんし、信用いただいている書店さんに話を持っていく手前、本当にいい作品だけをCORE1000にノミネートするという方法を徹底していますので、ノミネートされただけで、ある意味、作品の質を担保されたことになります(このブランド価値を今後更に高めようと思っています)。

 

「そんなことを言っても、それを誰が選ぶんだよ」

という疑問が出てきて当然ですが、ここもはっきりしております。

僕が「任意かつ一方的に」選んでおります。

書店在籍時代、僕は様々な商品を仕掛けてきたのですが、その成果がその選定権を担保しているものと考えております。

業界の重版率が30%を切ったと言われる現在、僕が仕掛け商品として選定した作品の重版率は実に「94.1%」(17作品中16作品)でした。

また、30,000部というのが、ビジネス書においてヒットの基準のひとつになるのですが、ヒット率は「70.5%」(17作品中12作品)でした。もう1作品が30,000部を超えるところまで来ているので、これはまもなく「76.4%」に伸びると思います。現在この業界で30,000部を超える作品は10%もありませんので、この数値が物語ることをわかっていただけるかとおもいます。

(どういう商品が売れる可能性が高いのか、というのは、また大きな論点ですので、またの機会にさせてもらおうと思います。)

 

もちろん、確率論の話ですから、CORE1000を仕掛けたからと言って、ヒットする保証はありませんし、実際に上手く上昇させることができなかった事例も存在します。

ただし、間違いなくいえることは、そういった経験が蓄積されているので、CORE1000は日々進化しており、精度が高まってきているということです。

 

男子、三日会わざれば活目して見よ

 

まさに、CORE1000とはそういうサービスですし、そうありたいと思っております。

 

ただし、CORE1000にも弱点がございます。

大変手間がかかるので、多くの作品を担当することができないということです。

来年の作品も何本かすでに話を頂いておりますので、お断りせざるを得ない場合もございます。

その点はご理解いただければと思います。

 

それなので、できるだけお早めに、お話をいただければと思います。その際は、ぜひ、命がけで仕掛けたい渾身の企画をご提示いただければと思います。

また、頂いた企画や本が面白い場合、こちらから「CORE1000でやってみませんか?」とご提案する場合もございます。

その際は、よろしく、ご検討をお願いいたします。

 

さて、ここまで説明を聞いて、なぜ、そこまで利益にこだわるのか、と不思議に思っている方もいらっしゃるかも知れません。また、この天狼院の記事を普段からお読みいただいている方なら、もうお気づきだろうと思いますが、改めて言わせていただきます。

 

このCORE1000で得られた利益は、来年夏にオープン予定の書店、「東京天狼院」の設立のために使わせて頂きます。

僕は「東京天狼院」を「本を売った利益によって作られた書店」にしたいと考えております。

 

すなわち、先ほどの図式に戻るのであれば、こう言えると思います。

CORE1000「フロンティア」によって、著者や出版社の方々がもうかり、実売が伸びて書店がもうかり、みんながもうかった末に、「東京天狼院」のオープンがある。

 

すべては「東京天狼院」をオープンさせるためのことなのです。

そのためにも、更にCORE1000の精度を高めていこうと考えております。

 

最後に、重要なことなので、このフレーズを復唱させていただきたいと思います。

 

「サンヤツ打つなら三浦を使え!」

 

これからも、どうぞ、よろしくお願いします。

連絡、お待ちしております。

 

*詳しい資料をご用意しております。ただし、本気で契約するつもりがないと認められる場合は、誠に申し訳ありませんが、資料をお渡しすることはできません。資料にも多くの企業秘密が込められておりますので、この点、ご理解いただければと思います。

 

 


2012-10-16 | Posted in CORE1000, 天狼院通信, 記事

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