息子たちが親孝行になる！そんな父親の秘密
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記事：川久保 泰男（ライティング・ゼミ 集中コース）
子供の育て方や接し方というのはいつの時代も悩みのタネですよね。
これが正解！ っていうものが無いのも事実です。
ですが、コロナの時代ならこんな接し方が出来る！ という我家の事例を紹介します。
「えっ！ こんなことで親孝行になるの？」 っていうことしか書いていません。
でも効果絶大です。だってホントに親孝行なんですもん。
私たち夫婦は特別な教育を受けたわけではありません。どちらかと言えば、
学業成績が平均よりちょっと上の母親と、平均以下の父親です。
そんな夫婦の間に生まれた息子2人ですが、県内で5本の指に入る進学高校に
入学出来たのです。長男はその高校を首席で卒業し、次男も同じ高校を卒業しました。
長男は推薦で大学に入学しました。何事もなく大学を卒業し、外資系IT企業で修業中です。
次男も1年間アメリカに留学して、現在は日本に戻り、頑張っています。
正直、父親としてホントにびっくりです。「トンビが鷹を産んじゃった」 のですから。
ではなぜ、そんな息子たちになったのか、考えてみました。小学生の頃の家庭の環境として
・私は自営業者。毎日ではありませんが、家で仕事をすることが多い
・妻は専業主婦
・毎日笑顔で「行ってらっしゃい」 「お帰り」 の挨拶
・勉強・宿題・テストの話しはしない
とこんな感じです。子供に干渉しすぎない程度でしょうか。
ここで私が父親として接した秘密のポイントを紹介します。
１、親が毎日、笑顔で接して挨拶を交わす
これって大事な要素です。いつでもそばにいるよ、というメッセージです。
親が毎日そばにいるという安心感が子供たちの勉強や読書に集中できる環境だったのです。大人も一緒ではないでしょうか？ 何か心配事があると仕事に集中できないですよね。
コロナで在宅ワーカーのお父さんも多いのではないでしょうか。子供たちを安心させてあげてください。自然と机に向かっています。
２、週に5日は4人で一緒にご飯
出来れば夕ご飯を楽しく、一緒に食べられるといいでしょう。友達の話しを聞いたり
学校で流行っていることを楽しそうに話すのでじっくり聞いてあげることが大切です。
今でしたら毎日楽しく食事できるのではないでしょうか。
３、父親が仕事している姿を見せる
私は自宅で仕事をしていました。忙しいときは夜中でも起きて仕事をしていました。
たまに寝ぼけて息子が部屋に入ってきて、その場でゴロン。なんてこともありました。
夏休みや冬休みなど長期の時は、仕事をしている背中を見せているので、子供なりに
何かを感じとってくれたのかなと感じています。
これも、在宅勤務でしたら可能です。何かに打ち込んでいる姿を母親と一緒に見ている
子供たちは必ず、父親の背中を目に焼き付けています。
４、おじいちゃん、おばあちゃんに合わせる
幸いにも、私の実家が東京、妻の実家が埼玉で、私達は妻の実家の近くでした。
1カ月交互で両家の祖父祖母に合わせて食事した事も良かったのでしょう。
まあ、私達も子供を預けて買い物も出来ましたし。ある意味、私達の親孝行でした。
でも、これは現在では無理ですよね。おじいちゃんおばあちゃんにIPADを用意して
ZOOMを教えるしかないでしょうか。
我家ではある年に私の母親と、妻の父親が亡くなりました。
長男が大学2年生、次男が高校1年生の時でした。2週間で2人亡くなったので
大変でした。その年から毎年暮れとお盆の時期に、父親と義母を招いて食事会を
開くことにしました。また、ある年はレンタカーを借りてみんなで旅行に行きました。
孫の顔を見ながらの食事で、少しでも気持ちが和らげばとの思いです。
そんな段取りをしている私をそばでみてきた長男、次男です。4月5月のコロナの自粛期間中でした。長男に「東京は危ないから帰ってくれば」 と連絡しましたが、「万が一、父さん母さんに写すことになるかもしれないから今は帰らない」 という返事です。
夫婦で涙を流しました。
次男は基本的に在宅で授業です。ですが、たまに出かけます。帰ってくると
風呂場に直行です。「何かあったの」 と聞くと「もしコロナを持ってきてたら父さん
母さんに写つしちゃうから」 という気遣いの言葉です。本当に嬉しいです。
コロナで在宅勤務になったお父さんも多いことでしょう。でも、悪いことばかりではありません。我家の親孝行息子の例もあります。
確かに今の環境は不安要素がいっぱいありますが、落ち込まず、家族で楽しんでください。お父さん、手料理で家族を和ませてください。
夫婦で優しく包み込むような愛で子供たちに安心感を与えてください。
ほんとに素晴らしい人間に育ちます。
そして、このコロナの時期を将来笑って「あの時は大変だったね」 と言えるように
一緒に子供たちと過ごしてください。必ず親孝行な子供たちに成長しています。
＊＊＊
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