急に寒くなってきたので秘密の場所に出かけよう!
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:ねむりじぞう(ライティング・ライブ大阪会場)
「う~さぶさぶっ!」
布団から出ると昨日までとは空気の質が変わっていた。ここは大阪、高槻市。
高槻はここ数日で急激に冷え込んできた。寒くなると私は膝が痛くなり、通勤にも支障が出るくらいだ。ついつい家にこもりがちになってしまう。そんな中でも会社には行かなければならない。ふと街路樹に目をやると、桜やケヤキが色づき始めていることに気がついた。毎年春を華やかにしてくれる桜は葉っぱが赤くなり、箒(ほうき)をひっくり返したような樹形をしたケヤキは黄色くなってきたようだ。
振り返れば、昨年、今年と春のお花見の季節には新型コロナの波が押し寄せており、テレビで流れる日本中の散りゆく桜を見ながら「来年こそは……」と思いながら自粛生活を送っていた方も多いのではないだろうか? 私もその一人。10月に入って新型コロナ自粛という長~いトンネルをようやく抜けようとしている今、来年のお花見の前にひと足早く紅葉を見るために家族や友人と出かけるのも気分転換に良いのではないだろうか? そんなわけで「こんな寒さに負けてはいけない!」「いつまでも家に閉じこもっていてはいけない!」という気持ちでこの記事を書いて見ようと思う。
大阪の現在の様子は冒頭のとおり街路樹が色づき始めたところだ。皆さんのお住まいの町ではどうだろうか? 平年の大阪と東京の紅葉の見頃はほぼ同じ頃で11月下旬。なので大阪で色づき始めたと言うことは、関東以西で紅葉シーズンが始まったと言い換えることもできる。日本気象協会10月14日付の紅葉見頃予報をみると今年の京都嵐山の見頃は12月4日となっているが、最近の寒さを考えると2週間ほど見頃が早まるかもしれない(詳細は最新の予報を参照しましょう)。いずれにしても、関東、東海、関西以西の地域ではこれから紅葉の見頃を迎えることになる。見頃を逃さないために早めに紅葉狩りの計画を立てておくのも悪いことはないと思う。ただ、甲信越、北陸以北の地域の方は今すぐに家を出て山へ行こう! 投票に行ったその足で紅葉狩りに向かうのがちょうど良いかもしれない。
ところで、関西で紅葉の名所と言えば何といっても箕面だろう。箕面の滝周辺の紅葉は素晴らしいし、名物はその名もズバリの「紅葉の天ぷら」だ。関東だったら日光や高尾山、それから昭島市の昭和記念公園。九州なら太宰府の竈門神社などがお勧め。こういった人気のスポットに行くのももちろん良いのだが、中には「まだあんまり遠出はしたくないな……」とお思いの方もいると思う。そのような方にもうってつけな紅葉の楽しみ方として、私は「秘密の紅葉スポット」を探すこともお勧めしたい。
私の秘密の紅葉スポットは、大阪府三島郡島本町にある若山神社。島本町は日本初の国産ウヰスキーが生まれたサントリーの山崎蒸留所がある町。「いや、山崎は京都府では?」と思われるかもしれないが、実は大阪府の島本町なのだ。そして島本町は桂川、宇治川、木津川の3つの川が合流して淀川となる三川合流の地としても知られている(知る人ぞ知る、かもしれないが……)。その若山神社は飛鳥時代(701年)に創建された歴史ある神社で、山の中腹にあるため美しい紅葉と三川合流を見下ろす景色が最大のお勧めポイントである。例年であれば11月に紅葉祭りが開催され、三味線の演奏など様々な催しとともに島本町の美味しいお店の出店が並び、家族で楽しむこともできる。ウヰスキーの飲み過ぎは要注意だ。
このように素晴らしい紅葉の見所がある場所は、日本中いたるところにあるだろう。決して人気の紅葉狩りスポットだけではないのだ。だから無理して遠出する必要は全くない。皆さんご自身で「自分だけの秘密のスポット」を探して、下見がてらに近所をぶらぶら散歩してみるというのはどうだろう? これから紅葉を迎える地域の方は、次の週末、選挙に行くついでに自分だけの紅葉スポットを探しにいくのも一案かもしれない。
新型コロナの長~いトンエルを抜けつつある今、大きなテーマパークや水族館など楽しめするポットはたくさんあるが、今この時期でなければ味わうことができないのが紅葉狩り。特に今年は2年間もお花見を我慢した後の紅葉狩りだ。こんな刺激的な紅葉は人生最初で最後かもしれない。だから皆さん! この秋は近場に足を運んで人生最高の紅葉狩りを楽しみましょう! 私は妻と義母と一緒に紅葉狩りに行く事を計画しており、新たな秘密のスポット探しにワクワクしている。
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