メディアグランプリ

知らないと年間70万円損をしている。結構やばい習慣の話


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:大塚 久(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
「健康に問題を抱えつつ仕事を行っている状態(プレゼンティーズム)によって一人当たり年間50万〜70万円の損失があると言われています、そのた体調不良の主な原因は運動不足です。」
厚生労働省保健局「コラボヘルスガイドライン」より
 
と聞いてみなさんはどう思うだろう?
きっと
 
「自分は健康だから大丈夫」
「自分には関係ない」
「そんなはずはない」
「本当にそんな損失があるの? 」
「仕事をしていないから関係ない」
 
と思っているんじゃないだろうか?
かくいう僕自身も「自分は体も動かしているし、健康だから関係ない」と思ってた。しかし、思い返してみると関係ないとも言い切れない。
僕自身は個人で整体院を経営している。サラリーマンのように一定の収入があるわけではなく、季節や天候によって売り上げは変わってしまうが、おおよそ年間で平均すると大体一定してくる。そんな中で過去最高の売り上げを記録した年があった、その年は他の年に比べて年間で約200万円多く売り上げていた。僕の整体院は1時間1万円で提供しているので、単純計算で年間200人多くその年は来院していたことになる。これはなかなか大きな違いだ。そしてその年にやっていたことは企画の一つとしてやっていたダイエット。要は「運動」をしていたのだ。
 
僕は運動不足で年間70万円どころか200万円損失を出していたのである。
 
ではなぜ、「自分は体も動かしているし、健康だから関係ない」と思ってこのことに気づかなかったのだろう?
その理由は結構単純で「生活ができていた」からだ。
 
λ 人ぞれぞれ
λ 腰が痛い
λ 肩が凝る
λ 頭が痛い
λ 疲れやすい
λ 寝不足
 
といった体調不良を抱えていると思う。その原因は単純に運動不足なのだ。そしてそれにはみんな気づいている。だから「運動しなきゃ」とは口々に言っている。僕自身も同じだ。
でも実際に運動はしない。これは「それでも生活はできている」からだ。
 
例えば、長年連れ添ったパートナーがちょっとした喧嘩から実家に帰ってしまったことを想像してみてほしい。
昨日までは食事や掃除、洗濯、入浴など問題なく生活できていたが、いざ自分1人になってみると勝手がわからず、普通の生活だけでも一苦労。いなくなって初めてパートナーの大事さに気づいた。といったことがよく聞かれる。
 
パートナーが実家に帰ってしまったでも一大事だが、実家にいるのであれば、まだ帰ってきてくれる可能性はある。これを体調不良に置き換えた場合、今は多少体調不良があったとしても生活できていたが、体調が悪化して入院してしまったとしたら、それがもし命に関わる重大な病気だったとしたらどうだろう? 病気になって初めて健康の大切さに気づいても遅いのだ。
 
「病気になってからでは遅い」とか、「年間70万円損してる」とか言われてもやはりピンとこないし、運動不足を解消しようとは思わないと思う。なぜなら口では運動不足と言ってはいるものの、本当は自分は運動不足だとは思っていないからだ。
 
まず大事なことは自分が運動不足ということに気づくことが大切だ。自分が不自由なく生活できているのはパートナーが色々してくれているからだと最初から気づいていれば、実家に帰る以前に何かしらできることはあるだろう。運動不足も同じでまず自分の日常生活が運動不足であることに気づくことが大事なのだ。
 
そもそも1日にどのくらいの運動が必要なのだろうか?
ある文献によると
平均で1日8,000歩以上、週2回以上の息が上がる程度の運動が必要とされている。これが分かったところでまず自分のスマホのヘルスケアのアプリを開いてみよう。そこに1日の歩数が記録されている。さて1日何歩歩いているだろうか?1日平均8,000歩歩いていれば最低限の運動習慣は確保されている、もし8,000歩に満たないのであれば自分は運動不足だということを認識しよう。
 
でも安心してほしい、運動不足だから悪いわけではない。本当に怖いのは運動不足だと気づいていないことだ。気づいてさえいればいくらでも対策は立てられる、でも気づいていないと対策を立てる云々ではない。まず、今気づいたことが大きな一歩なのだ。
 
気づくことって何も運動不足だけではない、普段、習慣として何気なくやっていることって意識していないから気づかない。普段車移動が中心の習慣だと近所に新しいお店ができたことや小さな路地があることに気づかない、歩くときにイヤフォンをつけるのが習慣だとしたら風を切る音や鳥の何聲などにも気づかない。本当に些細なことだが、こういった小さなことに気づかなければ大きなことにも気付けなくなってしまう。だから運動不足に気付かず年間70万円も損をしてしまうのだ。
 
この記事を読んで「気づくことの大事さ」に気づいたら、明日から1日1個でもいいから何かに気づくことを習慣にして欲しい。きっと新しい自分にも気づけるようになる。
 
 
 
 
***
 
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2022-05-25 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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