ライティング・ゼミに申し込んだ時から、人生が変わり始めているのかもしれない
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:藤野宏隆(ライティング・ライブ京都会場)
文章を書こうとすると、書き出しに悩んでなかなか先に進まない。
今もまさに書こうとして悩んでいるが、なかなか書き出しが決まらない。売れっ子漫才師のツカミのように小洒落ていて、ミリオンヒット曲のように調子が良くて、話題の映画のように上映開始と同時に人の心をぐっと引き込んでしまう。そんな書き出しにしたくて悩んでしまうのだ。しかし、時間だけが過ぎていくので、えいっ! と勢いで最初の一文を書き出していく。
なにごとも最初の一歩は重くて、踏み出すのは難しいものだ。
初めて補助輪の付いてない自転車に乗るときはこけて怪我をしてしまうんじゃないかと考えてしまって中々踏み出せない。初対面の人に話しかけるときは、無視されたらどうしようと考えてためらってしまう。
不安や恐怖を感じながらも、その重い最初の一歩を踏み出すと、どうなるだろう。
えいっ! とペダルをこいでみると颯爽と自転車に乗り、風を感じながら今までよりも遠い場所にいけるようになる。あのっ! と話しかけてみたら、そこから徐々に会話が始まって仲良くなれる。
どれも最初の一歩を踏み出さなかったら、得られなかったものだ。私自身もそうした最初の一歩を踏み出すことで色々なことを経験してきたのは間違いないはずだ。
それなのに、ここ最近、新しい最初の一歩を踏み出す場面がめっきり少なくなってしまった。そんな場面があるとしたら、勤務先での人事異動で新しい部署に配属される時ぐらいだが、異動は会社からの指示だから、自分からはっきりとした意思を持って踏み出すことはなくなってしまっている。
そんな状況に少し焦りを感じているが、そういえば最近、久しぶりに自分の意思で最初の一歩を踏み出したことがある。
それが「天狼院ライティング・ゼミ」を受講することだ。
もともと、文章を書くことが上手くなりたい、自分の中にあることをアウトプットできるようになりたいとぼんやり思ってはいたが、その為に何かをしているわけではなかった。そんな時に以前、何かで目にした「ライティング・ゼミ」という言葉をふと思い出した。インターネットで調べてみると、天狼院書店という本屋で開催されているということ、近くだと京都に店舗があること、次の開講コースの締め切りまであと1週間だということが分かった。しかし、予想外だったのは、その内容だった。
「月に2回の講義で4ヶ月間も⁉ 毎週2000字の課題を提出⁉ 受講料もしっかりしてるし、軽い気持ちで受けてしまって大丈夫かな……」
そんなことを考えてしまい、すぐにオンラインで受講料を払って、申し込むことができなかった。
「でも最近新しいこと始めてないな……。一度実際にお店に行くだけでもしてみよう」
ちょうど次の日が休日だったので、私は京都天狼院に行ってみることにした。
祇園四条駅から少し下って、川端通から筋をひとつ入ったところ、京町屋を改装した書店だった。中に入って、ちらっと本を見て回りながら、ライティング・ゼミの案内がどこかにないかと探してみる。色々なイベントのチラシが置いてあるが、ライティング・ゼミのものが見つからない。帰ろうかなと考えていると、お店の方に声を掛けられた。
「色々イベントを開催しているんですよ。何か気になるものありますか?」
「すごいですね。実はネットで見かけたライティング・ゼミっていうのが気になって、どんなものか知りたくて伺ったんですけど……」
「えーと、ライティング・ゼミのは……こちらですね! 興味ありますか? オススメですよ! 私も受講したんですけど、本当に、自分の考えていることを文章にすることが出来るようになるんですよ!」
チラシを見なくても、知りたいと思っていたことを店員さんが教えてくれた。そんな話を偶然聞き出せたのも何かの縁だろうという思いもあったし、このタイミングを逃したらもう申し込むことはしないままかも知れないとも思ってしまった。「一歩踏み出せ、えいっ!」そんな風に自分に言い聞かせた。
「もし受講されるんでしたら、ここのQRコードから手続きできるので、お家に帰られてから考えていただいてもいいですし」
「受講してみます。ここで申し込みって出来ますか?」
当初は話を聞いて、家に帰って考えるつもりだったが、その場でライティング・ゼミを受講することに決めた。重い最初の一歩を踏み出したのだ。
このライティング・ゼミは「人生を変える」と表現されている。人生を変える。なんて大きな表現だろう。私はまだ最後まで受講していないし、毎週の課題提出では書き出しで悩んでいるような状況だ。私にライティング・ゼミについて説明してくれた店員さんのように自信を持って「ライティング・ゼミってすごいんだよ!」と話すことはまだできないし、この最初の一歩の先に何があるのかも分からない。
でも、これだけは言える。
書く話題を探したり、言葉の表現に頭を巡らしたりと今までとは違う視点が自分の中に出来てきているような気もする。だから、自分の意思で踏み出したこの最初の一歩は、今までの人生から変わり始める一歩だと。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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