もしマーケターが天狼院書店ライティング・ゼミのマーケティングを分析したら
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:辻岡正典(ライティング・ゼミ2月コース)
「天狼院書店? 聞いたことないな。なんか怪しげな名前だけど、今回は気にしないでおこう」
2022年12月21日、私は天狼院書店の存在を初めて知った。知っただけでなく、その日のうちに「天狼院書店の平野」と名乗る方に指定された銀行口座にお金を振り込んだ。3,850円という少額だったから、天狼院書店のことをほとんど調べることも無く、ちゅうちょ無く振り込んだ。こうして天狼院書店と私の付き合いは突然始まった。
ことの始まりは、ビジネス数学教育家・深沢真太郎さんから届いた告知だった。私は深沢さんが教授を務めておられるビジネス教育大学の1期生だ。12月21日、その1期生全員に深沢さんから次のメッセージが届いた。
「深沢の最新刊発売を記念して1月27日(金)19:30・池袋の天狼院書店にてトークイベントを開催いたします」
深沢さんに会える! それだけでこのトークイベントに参加する理由は十分だった。ビジネス教育大学の講義はオンラインで行われており、深沢さんとは実際に会ったことがなかったからだ。ただ、平日の夜の池袋というのは、ちょっと引っかかった。職場からやや遠いな、と。
だが、次に続いた一文に私の心は完全に撃ち抜かれた。
「対談のお相手は妻であり人材育成・コミュニケーション教育者の桑野麻衣さん」
なんと、噂の奥様との対談! 深沢さんと奥様・桑野さんのトークイベント(ある意味、夫婦漫才!?)なんて、この先いつ見られるかわからない。私の直感は「行け!」の指示を出していた。こういう直感には従うのが私のポリシーだ。
イベントへの参加を即決した私は、天狼院書店に参加申し込みを行い、「天狼院書店の平野さん」からのメールで指定された銀行口座に速やかに参加費を振り込んだ。
このときは、天狼院書店の術中にはまり、今こんな原稿を書くことになろうとは、夢にも思っていなかった……。
迎えた1月27日イベント当日、会場で席につくと1枚のチラシが置かれていた。こういうときは、多くの場合において出演者(今回であれば深沢さん)の告知である。ところが、チラシには「天狼院ライティング・ゼミ」と書かれていた。
「はぁ? トークイベントのお客さんにライティング・ゼミ? なんで??」
私はこの時点では全く関心を示さず、チラシを半分に折って無造作にカバンに片付けた。イベントの開始前に天狼院書店の方(たしか、永井さん)がライティング・ゼミの案内を行っていたが、それもほぼ聞き流していた。(永井さん、ごめんなさい)
私がもしマーケターで無ければ、おそらくここで何ごともなく終わっていたと思う。
そう、私はマーケターである。名前は知られていないが、キャリアは長い。職業がら、新しいことやマーケティング手法には関心を持っている。
イベントの翌日、自宅に持って帰ったチラシを捨てようとしたとき、前日はさほど気にしなかった「人生を変えるライティング教室」というコピーがちょっと気になった。
「人生を変える?」
はっきり言って、大げさだ。人生を変えるなんて。しかし、関心をつかむにはいいコピーだ。現に、私も関心を持った。関心を持った以上、もっと情報が欲しくなる。私は好奇心で天狼院ライティング・ゼミのWebサイトを見ることにした。情報収集の一環として。
天狼院ライティング・ゼミのWebサイトを開くと、まず目に入ってきたのが「『ABEMA Prime』で紹介されました!」というコピーと番組のキャプチャ画像だ。スキンヘッドのおじさんとEXITの二人にも自然と目がいった。そしてすぐに「延べ9000人以上が受講」という文字に目がとまった。
「9000人!」
9000人とはすごい数字だ。仮に100人ずつ受けても90回やっていることになる。人気であること、それだけ人を惹きつける魅力があるのは間違いなさそうだ。では、その魅力とはいったい何なのか?
私は情報量多めのページを一気に最後まで読み進めた。さすがにライティング・ゼミを主催する人の文章だ。長文でもサクサク読めてしまう。
読み終えた私は、このライティング・ゼミを次のように理解した。
・プロから「書く技術」と「型」を学ぶ。
・実際に自分で書いてみて、それに対するフィードバックがもらえる。
・これを8回やる。
・費用は44,000円。つまり1回あたり5,500円。
フィードバックまで付いて1回あたり5,500円は格安だ。しかも、深沢真太郎さんのトークイベント参加者は10%引きの39,600円(1回あたり4,950円)で受けられると言うではないか。
私の直感は「受けろ!」の指示を出していた。繰り返しになるが、こういう直感には従うのが私のポリシーだ。私は速やかに参加申し込みを行った。今度は「天狼院書店の永井さん」から連絡があり、指定された銀行口座に39,600円を振り込んだ。これをもって、いわゆるクロスセルの完了である。
天狼院書店のことを全く知らなかった私に新作書籍の著者のトークイベントを通じて「認知」を作り、キャッチーな言葉で「関心」を作る。そして、ランディングページ(Webサイト)に誘導して「好意」を作り、魅力的な価格で「コンバージョン」を作る。
天狼院書店ライティング・ゼミのマーケティングは見事だった。完全に私は術中にハマり、クロスセルで39,600円を支払ってしまった。
特筆すべきは、私の「好意」を作ったランディングページの内容だ。私もあのように心を動かせる文章を書けるようになりたい。いや、もう申し込んだのだから4ヶ月後には書けるようになっているだろう。
1回目の課題を書き終えた今、私は人生を変えるスタートを切った。天狼院書店の平野さん、きっかけをありがとう。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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