子どもの幼稚園さがし!超ド初心者だった私の体験談
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:ペン吉(ライティング・ゼミ6月コース)
「幼活(幼稚園活動)が保活(保育園活動)よりも簡単って言ったの誰よ?」
私の娘は早生まれです。同級生の中には、1年近く先に生まれている子もいます。
オムツもはずれて、自分でフォークやスプーンを使って食事をし、着替えもできるようになった子もいるのでしょう。そんななか、まだそこまで成長していない娘を年少組(3歳児)から入園させるか、年中組から入園させた方がいいのか分からず、育児系の雑誌を読みあさりました。
ですが、どの雑誌をみても「保活」は載っているのに、「幼活」に関することは載っていないのです。
私は同じ高校の同級生2人と、同じ病院で出産した2人の、計4人のママ友だちに相談しました。
話を簡単にまとめると、
・住んでいる市によって、幼稚園の激戦度や、預かってもらえる時間がちがう
・市役所は、幼稚園の細かな情報を持っていないので、幼稚園に直接聞くしかない
・公立と私立の幼稚園で募集の仕方がちがう
・幼稚園と保育園が一体化している「幼保連携型」の幼稚園がある
・人気のある幼稚園は、子どもが1歳児の頃からプレ保育(未就学児のお試し期間)の参加者になっていないと、入園できないこともある
・プレ保育に参加していても、願書をもらうのに午前4時頃から親が並ぶ園もある
・プレ保育を検討しない場合、入園する前年の4月頃から幼稚園のHPをまめにチェックする
といった内容でした。
「午前4時から並ぶ」というのは、幼稚園、小児科、歯科が激戦区というママ友の話です。
相談した結果、自分で幼稚園に問い合わせるか、幼稚園の園庭開放日に遊びに行ったり、プレ保育に参加したりするしかないということでした。
ということで、私は娘が0歳の時に、郵便受けに入っていた広告の幼稚園が気になっていたので、HP(ホームページ)を確認し、2歳の娘をつれて園庭開放日に幼稚園へ行きました。
子どもを遊ばせていると、先生方がかわるがわる声をかけてくれます。私は「娘が早生まれなので、入園までにおむつが外れない可能性が高い」こと。「牛乳ばかり飲んで料理はほとんど食べてくれない」ことを相談しました。
どの方も親身に、「おむつが外れていない子はたくさんいますよ! 安心してください。私たちに頼ってくれて大丈夫です!」「今日もリンゴを一口しか食べられなかった子もいます。子どもはいつか食べてくれるので、一緒にがんばりましょう」「むしろ、早生まれこそ、年少から入れてあげると、周りの子どもに影響されて成長しますよ」と心強い声援をいただき、その幼稚園に通わせることを決めました。
ただ、「面接があると言っていたし、入園できるとは限らないのでは?」と不安になった私は、自分の家から車で送り迎えができそうな幼稚園をGoogleマップでさがしました。
幼稚園選びに関して超ド初心者の私は、市のHPを見ても幼稚園の探し方がよく分からなかったのです。
なので、まず家に近い幼稚園をいくつかまとめて、そこから幼稚園のHPを確認し、情報を集めました。
ここで、幼稚園を探すときに私が気をつけていた11個のポイントがあります。
1.お昼ご飯は給食か、お弁当持参か
2.幼稚園のバスはどこまできてくれるのか
3.送迎バス代はいくらか
4.送り迎えできる駐車場がどれくらいあるか
5.送り迎えが苦にならないか
6.制服か、私服か
7.毎月の支出はいくらかかるのか
8.幼稚園のセキュリティは万全か
9.教育方針が納得のできるものか
10.PTA、役員など、親に負担のかかる役職があるか
11.プレ保育参加者優先で、願書が配られる幼稚園か
これらを考慮して探したところ、最初に決めた幼稚園しか候補がありませんでした。
私は希望している幼稚園の園長先生に、「失礼ですが、面接でどれくらいの方が落ちたりしますか?」聞きました。
すると、園長先生は「面接は形式的なものなので、1号児さんと2号児さんなら、問題なく入園できますよ」と答えてくれました。私はまだ、在宅での仕事の準備を進めているところなので、4時間の教育時間だけ子どもを預ける、1号児です。
「もっと長い時間働いて預けたいのなら、後からでも2号児申請はできる」と聞き、私は安心しました。ちなみに、私の住んでいる市では教育時間は4時間ですが、他県、他市のママ友は5時間が多かったです。
そして、9月下旬に「入園説明会」へ行きました。服装は事前に「普段着ている、楽な格好でいい」と聞いていたので、フォーマルな服を買わずに済んでよかったです。
願書は「市の都合で、10月にならないとお渡しできない」とのことだったので、郵送料を支払って10月に我が家へ発送してもらうことに。
願書と必要書類が届いたら記入し、11月初旬に「面接と願書提出」があり、無事に入園決定しました。あとは、3月の初旬に「入園前健康診断」のため、子どもと幼稚園に行き、身長と体重を計測。歯科検診と内科検診をしてもらったのですが、その際に、幼稚園で必要なリュックや帽子などの注文をしています。
後は入園式まで待つだけ……、なのですが。「普段の服装で大丈夫」と言われていた入園式に不安を覚えました。
さすがに一生に一度の入園式。子どもを着飾らせてあげてもいいのでは? と思った私は慌てて入園式用の服を買いに行ったのでした。
「間に合ってよかった。危なかった……」と内心ドキドキしていたのは、ここだけの秘密です。
入園式には着飾っているご家族の組と、普段の動きやすそうな服装のご家族の組で別れていましたが、どの親御さんも子どもの成長を祝って、うれしそうでした。
娘が1歳の頃から情報を集めた私は、「保活と比べたら幼活は楽」という言葉に、ずっと疑問を感じていました。確かに保活の方が大変かもしれないけれど、幼活も決して楽ではありませんでした。しかし、幼稚園選びの超ド初心者だった私でも、なんとか子どもを幼稚園に入園させることができたのです。
幼稚園さがしは情報が少ないので、不安になる方も多いと思います。「自分が通っていた幼稚園を選ぶ」のも一つの方法かもしれません。パートナーに任せきりにするのではなく、家族で話し合って、自分たちにとって苦にならない選択をしてほしいですね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。このお話が、これから幼活をしようと思っている方に、少しでも参考にしていただけたらうれしいです。
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