【ブラジルW杯】自分たちのサッカーとは?《女子でも分かるキリコのサッカーガイド》
こんにちは。
天狼院書店スタッフの内山でございます。
みなさま、昨日のギリシャ戦はご覧になられましたでしょうか?
日本はポゼッション(ボール支配率)が70%、シュート数18回(ギリシャは半分の9回)だったにも限らず
一点も決めることができず、0対0の引き分けという結果に終わりました。
もちろん、大久保、内田のシュートで惜しいものもありましたが、これだけシュートを決められないのは
なぜなのでしょう。
今回の試合は、素人目からみても、選手たちの気合いの入り方も違っていたし
パスも良く回っていたと思いました。
色々な人の批評を読んでいましたが、すごく的を得ているなと思ったものがあるので
ご紹介させてください。
セルジオ越後さんの批評です。
「これが実力だ。結果は驚きでもなんでもない。今大会の他の試合を見れば一目瞭然だ。日本はどの国よりも未熟で、どの国よりも走っていないし、迫力がない。にも関わらず、一番期待されている国だ。海外組ブランドが喧伝され、選手たちは大スターのように扱われてきた。ヌルい親善試合と、本当のことを言おうとしないメディア。強化よりも興行に気を取られてきた結果、自分たちの実力が実態以上に大きく見えるようになってしまった。しかし、現実は隠せないということだ」
「『自分たちのサッカー』がどうこうというフレーズが騒がれているけど、一つ答えを出すとすれば、今日のこの試合で見せたプレーが、まさに『自分たちのサッカー』だよ。本来の力を出せていないのではなくて、これが世界における我々の本来の力なんだ。そこを見誤っては成長がない。他の試合をよく見てほしい」
「グループステージ突破は、限りなく可能性が低い。コロンビアはメンバーを落としても日本より強い。実力で言えば、グループの1位はコロンビアで、2位はコートジボワールが妥当だ。けれど、突破どうこうではなく、とにかく最終戦には勝って帰ってきてほしい。意地と可能性を見せてほしい。このままでは、本当に何もなくなってしまうよ」
私なりに毒舌で要約すると
実力差は一目瞭然なのに、視聴率とりたさに大げさに報道するメディア。
それに乗っかる似非サポーター(私です)
長友インテルすごい、うっちーかっこいいやばい、本田△、大迫半端ないって
W杯、話題についていけないと「非国民」
渋谷で騒ぐ若者(都会の真ん中で騒ぐ俺らどうよ)
ということでしょうか?
もちろん、W杯で負けたからといって死ぬわけでもなんでもありませんが
やはり一時でも、日本優勝できるかも!と夢をみて騒ぎたいものですよね。
四年に一度の大きな国際試合ですし…。
6月25日(水)午前五時 コロンビア戦キックオフでございます。
早朝ですが、眠い目をこすってぜひ観戦したいと思います。