サメに全く興味がない僕が天狼院サメ部のマネージャーに任命されたので、サメ部イベントで少しだけ勉強してみた。《スタッフ石坂の報告》
天狼院書店の石坂でございます。
天狼院サメ部が立ち上がる際、講師を務めるシャークジャーナリストの沼口麻子さんから熱いラブコール(?)を受けまして、マネージャーに任命していただきました。
今回で2回目となる天狼院サメ部ですが、前回は駅前の会議室で英語イベントをしていたために参加することが出来ませんでした。ですから今回の天狼院サメ部が僕にとっては初めてのサメ部参加です。
よくお客様に聞かれるのが「サメ部ってなにするの?」でした。まずは天狼院サメ部というものを簡単にご説明しますね。
天狼院サメ部は、サメが大好きな人が集まり、いろいろなテーマについてお客様それぞれがお話するという談話会のような形式で開催しております。そして講師としてシャークジャーナリストの沼口麻子さんをお招きし、新しい情報や詳しい情報を教えてもらって、共にシャーキビリティを向上させようというものです。
ん?シャーキビリティ?
そうですよね。シャーキビリティってなんだ?って感じですね。
シャーキビリティとは、サメに対する熱い気持ち・情熱のこと。
使い方としては、
「この前メガマウスの解剖を見に行ったんですよ!」
「おお、シャーキビリティ高いね!」
といった感じです。
台風が接近していたため雨が強く、皆さんお越しいただけるか心配だったのですが、なんと参加率100%!参加予定だった方全員にお越しいただけました。雨が降ろうが槍が降ろうが参加するんだ、という熱い意気込みが感じられますね。さらには飛び入りでの参加もあり、皆さん本当にサメが好きみたいです!
今回のサメ部も盛り上がりました。こんな感じです。
今回のテーマは「どうしてサメは人を襲うの?」でした。
僕が持っていたサメのイメージは「怖い」というもの。おそらく多くの方が同じようなイメージをお持ちではないでしょうか?
そんなイメージですが、「人喰いザメは存在しない」というのが天狼院サメ部の結論でした。多くの場合、「怖い」というサメのイメージはメディアによって作られ、特に映画『JAWS』に代表されるように、人喰いザメが描かれることが多いですね。
しかし、『JAWS』のモデルであるホオジロザメは基本的には人を襲いません。
サメは魚を捕食します。魚は海で生きているため体温が低いそう。ですから血液の温度も低くいのですが一方で人間の血液温度は魚に比べるとかなり高い。つまりサメにとって、人間を食べるということは、「熱い!」と感じるはずです。だから人間を捕食しようとはしないはず。
これが天狼院サメ部の出した答えです。
ですが、サメが人間を襲うという事例は多数報告されています。それはなぜか。
少し調べてみますと、どうもサメが人間をアザラシやウミガメと間違えて攻撃してしまうためだそうです。少しサメ部でも話題に挙がったのですが、自分のテリトリーを守るため、もしくは自分の子どもを守るために攻撃してしまうのだそうです。
重要なのは、サメには近づかないことですね。
僕はサメに関する知識をほとんど持っておりません。ですからお話に出てくる専門的な単語はほとんど分かりませんでしたが、ひとつだけ頻繁に登場する単語がありました。それが「ハンマーヘッドシャーク」です。
今回はこのハンマーヘッドシャークを少しだけ勉強してみましょう。
これがハンマーヘッドシャーク。
このハンマーヘッドシャークは僕も水族館で観たことがあるような気がします。おそらく皆さんもある程度はご存知なのではないでしょうか。
これらはシュモクザメといいます。
見間違えようがないこのハンマー部分の先端には目と鼻があります。また、鼻先には「
ロレンチーニ器官」と呼ばれる小さなゼリー状の孔があります。この器官は生物が発する微弱な電流を感知できるらしく、そのため砂や砂利のしたにいる餌生物を感知することができるそうです。
ちょっと勉強になりました。
これで僕の、そして皆さんのシャーキビリティが少し向上したはずです。
次回の天狼院サメ部は8月を予定しております。詳細が決まり次第あらためてご連絡致しますので、よろシャークお願いします。
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