チーム天狼院

世の中は「エロ」ブーム!?色っぽくなりたい日本の女たち《川代ノート》


色っぽい

最近妙に気になったり目についちゃうことがある。
別に意識してなくても、なぜかよく私の前に現れる。それがどうしてブームになっているのか、何故みんながそれを求めているのかが気になって仕方がない。

 

「エロ」とか「色っぽかわいい」とか「おフェロ」とか。

 

妙にこうピンク色のワードをよく見かける。

しかも女性誌とか、女子向けのサイトとかで。

天狼院にも「女のためのエロ本」なるものが送られてきたりしている。ハーレクイーンのエロ版みたいな。
アンアンのSEX特集にも「女のためのエロビデオ」が付録としてついてくるし。

こりゃどういうこと?
どうやら世の中の女子は「エロ」をある種のファッションとして取り入れるブームであるみたいだ。数年前の倖田久美から始まった「エロかっこいい」「エロかわいい」ブームから、それはじわじわと勢力を拡大し、もはや「エロ」はひとつのファッションのカテゴリーとして確立されたのだろうか。もはや女子にとって「エロ」とは抵抗のあるもの、恥ずかしいものという認識から外れてきているのかもしれない。

「おフェロ」「雌ガール」・・・ブームを引き起こした革命的な女性誌ar

今女性誌で一番勢いがある(と個人的に思っているだけだが)ar。私も創刊したばかりの頃から読んでいるけれど、最近かなりシフトチェンジしてきたというか、一読者として読んでいても、「編集長が変わったのかな」と思えるくらいの大きな変化だった。arはもともとはヘアとメイク中心の雑誌で、私も美容院に行く前にちらっと見て参考にするくらいの意識しかなかったのだが、最近では毎月発売日に必ずチェックするくらい好きな雑誌になった。この雑誌の何がすごいかというと、女子の本音をうまくキャッチしているということと、心をわしづかみにする強力なキャッチコピーである。

ぼんやりとおっかけているだけなのではっきりしたことは分からないが、arが「エロ」にフォーカスし始めたのは2,3年前くらいからだったと思う。長澤まさみ、石原さとみなど、「色気があってかわいい」女優を表紙に起用し、さらに企画の多くは「エロ」とか「セクシー」とかがテーマのことも多々ある。

表紙だけでもその変化が歴然としている。

ar201002

こちらは2010年2月のar。「恋する」とかのワードはあるが「エロ」系のワードは特にない。

ar20147

こちらは2014年7月のar。見ればわかると思うが、「曲線オンナにセクシーは宿る」「南半球SEXY!」「出すなら今よ!私の色気」など、攻めまくりの見出しばかり。

arで生まれた「雌ガール」も「メスとしての色気を出していきましょう」というコンセプトだし、「おフェロ」も「おしゃれだけどフェロモンがあるファッション」のこと。どうしてここまで「エロ」にこだわるのか?けれど実際に雑誌の枠を超えてこういうワードが使われているのも事実だし、実際に「肩を出すちょっと色っぽい服」が今年流行ったりしている。その影響が大きいのは間違いないと思う。最近ではar意外の雑誌でも「エロ」系の特集が組まれていることもかなりあるし、「色っぽかわいい」なんて言葉も生まれている。

壇蜜が女子にも人気がある理由

新しい「エッチなお姉さん」として世の男性方を魅了し、一時期は大ブームになった壇蜜だが、案外女性にも人気があるのはこういう「エロブーム」の影響があるように感じる。普通に考えれば、グラビアアイドルが女子に人気が出るのはあまりないことだが、壇蜜は女子に結構好感をもたれている。
理由はその潔すぎるエロっぷり、というのもあるだろうけれど、ある意味憧れるというか、真似したくなる部分があるからじゃないかという気がする。
エロいけど、ただのエロじゃなくて知性を感じるエロス。ただ肉感的な美女というわけではなくて、ちゃんとした「色気」を持っている。しゃべると下品で残念というタイプじゃなくて、ちゃんとしゃべるなかに知的な色気を感じるところに、どこか憧れを抱いてしまうんじゃなかろうか。
たぶん潜在的に今の女子のなかに「色っぽくなりたい」「フェロモンがほしい」という欲望があって、でも目指すべきはっきりとした目標がいなかったところに、「壇蜜」というフェロモンのアイコンが現れたから、うまくそれを自分にも取り入れたいということで女子人気を獲得した、というのもひとつの要因としてあると思う。

オタク文化・ネットによる表現の幅の広がり

オタク文化の影響もあるんじゃないかと思う。「腐女子」(=BLが好きな女子)という言葉が一般的に使われるようになってきたが、オタクが日本のカルチャーの一部として認知されてきたおかげで、オープンな腐女子がかなり多くなってきたように思う。自ら「私腐女子なんだよねー」と言われても別に「あ、そうなんだー」とそれほど驚かないくらいには一般的になってきたと思う。

腐女子たちのなかには自分で創作活動をしている人たちもいて、彼女らのなかにはかなりエロ本に近い二次創作作品をネット上で公開している人も多くいる。以前腐女子の友人に18禁レベルのものも見せてもらったとき、あまりに中身が過激すぎて卒倒しそうになったことがあるが、結構そんなエロも自由に公開・評価できる環境によってエロに抵抗がなくなった女子が増えたというのもひとつある。

もはや「オタク=ダサい、おしゃれじゃない」という時代は終わったわけで、腐女子というのも個性の一部、くらいで、おしゃれもするし腐女子活動もするしエロも好き、みたいなカジュアルな感覚なのかもしれない。

女子の本音「モテたい」から「色っぽくなりたい」の時代へ

10年前くらいは「モテ」という言葉が多く使われていて、「モテる女の着回し術」とか「愛されOL」とかも多く見かけたし、いわゆる「モテ本」なるものも書店でよく見かけた気がする。けれど最近では「モテる」という言葉は、女子にとって直接的すぎるんじゃないかと思う。「モテたい」とはあんまり言いたくないけど「色っぽくなりたい」なら言いやすい、みたいな。人間が動物である限り、誰だって本能的に「モテたい」という気持ちがあるのは当たり前なのだが、「モテたい」と言ってしまうと「モテない」ことを認めてしまうようで嫌、「モテない」と思われたくない、という感情が奥底にはあるんじゃないかという気がする。

結局は女子の本音として、「モテたい」というのはあるに違いないのだ。それはどの時代も同じ。けれど「モテたい」と口に出して言うのは自分のプライドが許さないというのもわかる。「モテ本」をレジに出すのが恥ずかしいときの心理と同じだ。でも「エロ」なら意外と抵抗はない。「エロい」ものを見れば自分も色っぽくなれるかも?なんて思惑があったりして。

「エロくて」「フェロモン」が出せる、壇蜜とか石原さとみみたいになれればきっとモテるに違いない、というたくらみがあるかどうかはわからないけれど、一部の女子のあいだである種のエロブームが起きているのはたしかである。

 

さて、上記のことはすべて私の勝手な予想でしかないのですが。

今のブームのうちに、天狼院でも「女子エロ部」やる?ハハ、なんて言ってましたが、参加ボタン押すの、ちょっとはずかしいですよね笑。どうなんでしょう?

うーん、個人的には30までには色っぽいフェロモン出せる女になりたい。そもそも色気ってどうすれば出せるようになるんでしょうか。そんな方法あるんでしょうか。誰か知ってたら教えてください。

 

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2014-08-07 | Posted in チーム天狼院, 記事

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