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メディアグランプリ

私のダイエットを成功に導いた2つの存在


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:砂口智子(ライティングゼミ・日曜コース)
 
 
9月某日。自宅のタニタの体重計が示した数字を見て、私は成功を確信した。
3か月で7kgの減量。それに加えて今回はある予感があった。
 
今度のダイエットは確実に続けることが出来る。
その強い予感は私を幸福な気分にした。
 
この世に生を受けて約30年.
幼少期からガタイの良かった私は、20歳を迎えるころには立派なぽっちゃり体形だった。
就職を期にそれは加速し、5年でプラス10kg。今年の健康診断では更にプラス12kgと信じ難い
数字をたたき出し、私を恐怖のどん底へと叩き落した。
 
別にこの10年。年々重くなる身体をただ見つめていたわけではない。
2年に一度くらいのペースでありとあらゆるダイエットに取り組んだ。
 
10日間レモネードだけで生活する「マスタークレンズダイエット」
食事の置き換えで有名な「プロテインダイエット」
「毒だし野菜スープダイエット」もやったし、勿論メジャーな「糖質制限」も試した。
 
どのダイエットも真剣に取り組んだ分だけ、結果は出た。
期間にもよるが、3kg~12kgほど確実に体重は減る。
しかし、どのダイエットも半年を超えて継続することが出来なかった。
 
悲しいかな、本当に毎日が辛すぎて続かなかったのだ。
ダイエットから解放された途端に、食欲爆発。即リバウンドである。
意思が弱いのか? それとも体質? よく言われるストレス?
 
わからない時は、先人に頼るに限る。
私は20㎏を超えるダイエットを成功させた人たちのエッセイを読み漁った。
 
そこで私はひとつの答えを得た。
成功者は我慢に我慢を重ねていない。辛く苦しい毎日なんて送ってない。
つまり、“幸福なまま”ダイエットを成功させていたのだ。
端的にいうと、リバウンドしていない人は皆“食の喜び”を捨ててはいなかった。
 
なるほど……。天を仰ぎたい気持ちだった。
確かに今まで私が取り組んできたダイエットは、不味いor飽きる。兎に角我慢の連続だった。
日々会社と家の往復の私には、一日の喜びの中で「食事」の幸福度の割合は8割を超える。
それをある日「はーい! 今日から食事の幸福ポイントは0です~」となったら、続かないのは道理だ。
意思が弱いのではない。自分の幸せを維持する工夫が足りなかったのだ。
 
私の幸せは私が守る! それから私の食の試行錯誤が始まった。
カロリーは減らしても、食の喜びは守る。
糖質の多すぎるバランスの悪い食事を変え、野菜とタンパク質たっぷりの豊かな食事を目指した。
そして今日は色々試した中で、私の食の喜びに貢献してくれた2つの存在を紹介したい。
 
まず1つ目は、家庭向けウォーターオーブンの「ヘルシオ」だ。
あ~、あの水で調理するから油が落ちてヘルシーなあのヘルシオでしょ? 知ってる。
そう思った貴方、ちょっと待って欲しい。ヘルシオの魅力はそこだけではないのだ。
 
今まで多くのダイエットで私をうんざりさせてきたのは、「飽き」である。
これを解消してくれたのが、ヘルシオの中・上位機種に搭載されている「まかせて調理」だ。
様々な食材を一度に調理できる。所謂オート調理機能なのだが、他の機種とは一味違う。
 
玉ねぎ・人参・かぼちゃ・から揚げ(生の鶏肉に唐揚げ粉を塗したもの)・生卵まで。好きな食材なんでも。
これらをボタンひとつで、調理時間を設定することなく、一度に調理することが出来る。
過熱水蒸気の温度の低い方から熱を与える性質を利用した、ヘルシオ独自の画期的なシステムなのだ。
 
はじめは、最新の家電って進化してる~! 位の感想だった。
しかし、食べてみて違う衝撃が走った。
 
色んな食材を食べるって、こんなに豊かな気持ちになるんだ!
 
私は感動した。今までは自炊しても、肉・サラダ・ご飯みたいな、必要最低限の手間で出来る簡単な料理しかしてこなかった。いつもなんだか物足りなく感じて、ご飯や肉の量を増やしたり、間食したりしていた。
 
しかし様々な食材を食べると、大した量ではないのに、口にいれる度にわくわくして嬉しさが溢れてくる。
確かに読み漁ったダイエットエッセイでは、様々な料理を少しずつ食べる人が多かった。
見ただけではその効果は分からなかったが、まさに食の喜びだったのだ。食事の満足度が全然違う。
 
そしてその様々な食材を調理する手間を最小限にしてくれたのが、ヘルシオなのである。
どんな食材も簡単に調理できるので、飽きとは無縁になる。
是非、公式HPで他にどんなことが出来るか見てみて欲しい。
 
食の喜びを支えてくれた、2つめの存在は「塩分0.6%の法則」だ。
 
食材の総重量の0.6%の塩を計算して味付けする調理法で、シェフの水島弘史氏が提唱し、
私は経済評論家の勝間和代さんの「食事ハック」という本で、その存在を知った。
この調理法は“ヘルシーな料理は不味い”の呪縛から私を解き放ってくれた。
 
巷に溢れるダイエットレシピは油分・糖分を限りなく抑え、その味気無さを隠すためにやたらと味が濃い。
メイン料理も野菜の副菜も、もれなく味が濃いのだ。味が濃い料理は、強烈な白米への欲望を生む。
例えその欲求に耐えても、味が濃いのであまり美味しく感じられないので到底続かない。
 
そんな悪循環を覆したのが、「塩分0.6%の法則」だ。
この調理法で料理された肉や野菜は、その料理単体で丁度いい美味しさになっている。
はじめは少し薄味に感じるかもしれないが、そのお陰で白米がなくても、余分な調味料を足さなくても十分に美味く食べることが出来る。おかげで副菜の出番が増えた。
白米の量が減った分カロリーは減る。しかし他のおかずでしっかりと食の喜びを感じることが出来るのだ。
 
私は「ヘルシオ」と「塩分0.6%の法則」のおかげで食の愉しみを取り戻した。
自分に鞭打つだけでは駄目なのだ。続けるためには“幸福”が必要だ。
ダイエットは会社運営に似ていて、成果を求め厳しくするばかりでは社員=カラダはついてこない。
ある程度の幸福が守られてはじめて、発展のためのステップが踏める。
すべきことは、我慢ではなく幸福でいるための工夫だったのだ。
 
あと半年もあれば、私は二十歳の時の体重に戻るだろう。ただそこでダイエットをやめるつもりは無い。
どこまでいけるか、今から楽しみだ。
 
 
 
 
***
 
この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-10-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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