メディアグランプリ

タロットはインターネット 潜在意識の世界にアクセスし、人生のパズルを見つけよう!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:松本さおり(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
「自分のことが分からない……」
 
何となく生きていると、たまにこんなふうに思うことがないだろうか。
 
特に日常に困っているわけでもない。
仕事はそれなりにしているし、子育ても頑張っているし、一般的な普通の家庭である。
でも気づかない小さな我慢はあったのかもしれない。
 
怒りもしないけど大喜びもしない。いつでもどんなときでも感情が一定。
穏やかと言えば穏やか。言い方を変えれば感情の起伏が薄い。
 
感情が麻痺しているって、こういう状態のことなのかもしれない。
自分が、何が好きで何が嫌いなのか。人から聞かれるとよく分からなかった。
楽しいことが分からない。何をしたいのかも分からない。何となく生きている感覚だった。
 
そんなときに出会ったのがこのタロットだった。
 
私が出会ったタロットは一般的な西洋タロットとは少し違っていて、東洋の思考を取り入れたタロットである。禅の教えを盛り込んだこのタロットは私の人生に大きな変化をもたらした。
 
79枚で構成されたこのタロットの絵柄は、79通りの私を表している。
感情の細かい描写を的確に示したこのカードたちは、私の心の内側の言葉にならない想いを言葉に置き換える作業の手助けをしてくれた。
 
このモヤモヤは一体何なのか。この怒りは一体何なのか。
 
言葉にできていなかったその部分を、的確に見せてくれるこのカードは、私の中で白黒になっていたその部分に色を入れていき、止まっていた記憶の絵を動かす力になっていった。
 
このタロットに描かれている世界観は、天と地、陰と陽、生と死、破壊と創造、という
一見、相反する世界の調和についてである。
そしてその世界観を、喜びと悲しみ、ネガティブとポジティブ、愛と孤独、という
あらゆる感情のドラマの中から見つけ出していく。
 
この矛盾を含む、相反する世界をどう調和させていくか、というゲームを、人生を賭けて
やっているというのだ。
 
そんな人生ゲームを、私たちの魂は何度も何度も繰り返し体験し、何かを超えようと
しているらしい……。
 
「一体、何を超えようとしているのだろう」
 
純粋にそれに興味が湧いてきた。自分の人生で繰り広げられるドラマは、私に何を伝えたくて起きているのか。
 
そのカラクリを知りたくて、このタロットと共に自分に深く潜っていった。
 
「人生はゲームだ」という考えの元では、自分が体験していることの全ては、ゲームの
カラクリを解くためのアイテムでしかない。
そして、人生という大きなジグソーパズルの1ピースでしかないのだ。
 
そのパズルのピースがいろいろ集まってくると、繋がるピースが出てきて
パズルの全貌が見え始める。
 
ネガティブな体験の中にあるポジティブな要素。不幸の中にある幸せな要素。
暗闇の中にある光の側面。孤独の中にある愛の側面。
どこにフォーカスするかで見る世界は変わる。
 
ネガティブなドラマの中にいるときには、ドラマにフォーカスし見ているので、そこから
抜け出す方法が見えなくなる。
 
少し、離れた視点で俯瞰して眺める。そのドラマの観客になる。
そうすると、そのドラマの中の自分がどんなセリフを言い、どんな行動をすれば、
そのドラマから抜けられるのか、が見えてくる。
 
何となく生きている感覚が強かった私は、その、何となく生きているドラマの主人公をやりたいことをやりイキイキと楽しく生きるというゲームに参加させることにした。
まずは、この覚えたてのタロットを使って、たくさんの人の鑑定をしてみた。
 
まだ子供も小さかったので、子供に夕食を食べさせ風呂に入れて、テレビを見ている
夜の7時~9時の時間帯だけやると決め、SNSを使って無料の鑑定を始めた。
 
無料鑑定は4年ほどやった。そこで3000件以上の鑑定をさせていただけた。
 
タロットはインターネットみたいなものだ。
 
タロットカードを使って、潜在意識の世界へアクセスし、人生のパズルを見つけるための
キーワードを入れ、検索していく。
 
3000人の方の様々な人生が、一つとして同じではないというのが面白い。
私は、私の人生しか生きることは出来ないが、こうしてタロットを通して、3000通りの人生を垣間見ることができる。
 
そして、その人生が、もしその方にとって生きにくい人生であるなら、その人生に必要な
情報を、その方の潜在意識にアクセスし探し出す。
 
そうやって、欠けている(と思い込んでいる)部分に光を当て、「ない」と思っているところを「ある」に変え、アクセスできないと思い込んでいたところにアクセスし、
相反する世界を調和させていく。
 
今ある体験が、沢山のパズルのピースの一つであること、そのピースが人生のどこに嵌ったらうまく動き出すのかということを、一緒に考えながらその方の中の一つの答えを見つけていく、この宝探しが何とも興味深い。
 
私はこのタロットを通して、何千通りの人生を知ることができて、何千倍も世界が広がった。
感情が麻痺している状態から、感動の毎日を体験できるようになった。
 
今日も、タロットでいろいろな方のインターネットにアクセスしながら、パズルのピースをどこに嵌めたら展開が変わるかを模索する。
 
ピースがうまく嵌った時の爽快さが楽しくてしかたがない。そしてその方の世界が明るくなっていく様子を一緒に見るのが楽しくてしかたがない。
 
あなたのは今の人生で何を超えようとしているんだろう。その答えを、あなたの潜在意識とこのタロットで見つけ出すことができる。
誰でも潜在意識の世界にアクセス可能だ。一緒に人生のパズルを見つけよう!
 
タロットを活用しながら、人生をもっと楽しむ人たちが増えてほしいと、心から願っている。
 
***
 
 
 
 
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2020-10-04 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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