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手帳を味方にするために


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記事:飯村 恵利佳(ライティング・ゼミ通信限定コース)
 
 
「今日も真夏日……」というセリフをつい先日まで聞いていたと思っていたのに、ふと街を歩いてみると10月始まりの手帳とともに来年の手帳が目に飛び込んできた。
「もう10月か……」と、今年の手帳を眺めながら呟く。
昨年の今頃も新しい手帳が欲しいと色々なお店に行って手帳を選んでいたことを思い出す。
手帳が大好きなわたしは、買った手帳の中身をカスタマイズして目標や予定以外にも色々なことを書いている。
やりたい事リストとやりたくないリスト、欲しいものリストや行きたい場所リスト、読みたい本リストなどリストだけでもたくさんある。
書いている時にとてもワクワクしていた気持ちを思い出していた。
叶えたもの、手に入れたものをチェックした時の嬉しさも思い出していた。
その反面、チェックできなかったものも目に入ってくる。
手帳を手に入れた時に次の年をどんな1年にしたいのか、目標などを記入したページを見返してみる。
どのくらいのことが達成できたのだろうか。
達成して何がしたかったのだろうか。
できなかった事は、なぜできなかったのか。
できた事はどうしてできたのだろうか。
そんなことを思いながら改めて見直してみると、本当にやりたかった事はできていなかったのではないかと思い始める。
今年は、ある資格試験を受験しようと計画をしていた。
手帳にもそのためのスケジュールも記入していたのに、気づいた時には当初の計画を大幅に遅れてしまっていた。
慌てて軌道修正しようと奮闘中である。
なぜ、そのようなことになってしまったのかというと「書くだけで満足していたから」だったからだと感じている。
書いただけでできる気になってそのままになってしまっていた。
そのほかの予定や楽しい事に流されて、その月やその時の予定を書くだけで終わっていたのである。
せっかく良い年を過ごそうと手帳を書き始めても、ただ書くだけではいけないのだと知ることになる。
例えば何か目標を決めたとする。
1・その目標をいつまでに達成させたいのか期限を決める。
2・期限までに目標を達成するためには何ができるのか、どんな事をしないといけないのかという行動をどんどん出していき、それぞれに期限を決める。
3・期限を決めた細分化した行動をする事で、また何か問題が出てきたら修正を加えるなどをしながら目標に向けて行動をしていく。
このように行動をすることで、目標を手に入れることができるのである。
それなのに、わたしは手帳に記入するだけで手に入れることができた気になっていたのである。
ロクに勉強もしないで神社に行き神様に合格祈願するだけで試験に合格できると勘違いしているようなものである。
希望する高校や大学に合格をしたいと思ったら、それに見合った勉強をしっかりして準備をしないとなかなか合格キップを手にする事はできない。
神様に願いを叶えてもらうためには「勉強」という行動が必要となる。
その他、ダイエットや体調管理をする使い方もある。
ダイエットに手帳を利用する時も手帳に書くだけで満足するのではなく、まず現状を記録して把握して目標と比較する。
次に必要なカロリー計算などの食事や運動など必要な事を記録して、期限までに目標を達成するために毎日どのくらいカロリーを少なくしたら良いのか、どのくらい運動したら良いのか客観的に見るためのアイテムにしていくことが必要になる。
行動が伴った記録は成功した時はもちろん、例え失敗したとしてもあとで見返した時に自分にとって大切な記録になるのだ。
手帳の使い方は、目的によって色々だと思う。
金銭管理も一緒にしていく使い方、特に子供を持つお母さんは家族のスケジュール管理もしていく使い方をする人もいると思う。
人によっては自分の理想の人生を創るために手帳を利用するという人もいると思う。
手帳を自分の味方につけて理想の人生を手に入れるためには、絶対に「書きっぱなし」にしないことが大切だと感じている。
1年間の目標を決めたら、毎月の目標を決めていく、そして1週間単位での目標を考えて、できたら毎日の行動を決めていく。
それぞれの単位で良かったことや良くなかったこと、翌日、翌週に生かしたい事、やりたい事などを洗い出しながら行動していくことで毎日を充実させていくことがわたしの今の課題である。
来年の今頃のわたしがどのようなことを感じているのか、楽しみにして過ごしていこうと思う。
 
 
 
 
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2020-10-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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