それでも、天狼院ライティング・ゼミをお勧めするわけ
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:山岡香夏(ライティング・ゼミ平日コース)
「私も素敵な文章がスラスラ書けるようになるかも」
ワクワクした気持ちで申し込んだ、天狼院書店の看板講座、ライティングゼミ。
しかし、その後の四か月間は、自分へのプレッシャーと失望で、どちらかと言うとつらい気持ちで過ごすことになった。
申し込んだゼミの講師は店主の三浦さん。
8回の講義に加えて、16回の課題提出の機会があった。
課題を提出すると編集部の方が読んでくれて、Web天狼院書店の掲載レベルを満たしている場合、そのまま記事として掲載される。
掲載されない場合も、丁寧で的確なフィードバックがもらえる。
私は掲載されようがされまいが、16回の課題提出だけはサボらないつもりだった。
そのつもりだったが、9回まで提出した後、ぷつりと緊張の糸が切れてしまった。
書けないのだ。
それまでも毎回ネタには困り、仕事中もダラダラしているときも、いつもネタを探していた。
掲載はされなかったが、母や息子もネタにして、本人に承諾を得てから提出した。
9回目で本当にネタがなくなって、ボランティア活動でスピーチした内容を文字に起こして提出した。
その課題が掲載されなかったとき、もうやめようと思った。
もう書けない。
何も出てこない。
書きたくない。
それまでは、受講する仲間の課題を楽しく読ませてもらっていたが、自分が提出しなくなると、仲間の提出を見るのも辛くなる。
私は何も書けないのに、どうしてみんなは書けるんだろうと、自分がみじめで悲しくなった。
それでも、もし、家族や友人に「ライティングゼミをやろうと思うんだけど、どう思う?」と聞かれたら、間違いなく「絶対にやったほうがいいよ!」と即答するだろう。
そのわけは、ライティングゼミの講義にある。
まず、三浦さんの話がめちゃくちゃおもしろい。
一時間半の講義が全く飽きずに、あっという間に過ぎる。
おもしろい文章が書ける人は、おもしろい話もできることを知った。
エンターテイメント通の三浦さんが好きな本やアニメ、ドラマや映画の話を聞けるのも楽しかった。
講義の内容が興味深く、役に立つ。
第1講の「ABCユニット」、第2講の「書くことはサービスである」からはじまり、第7講までは毎回新しい内容を学ぶ。
ラスト、まとめの第8講で、謎が明かされる。
講義で教わることは、これまでに文章を書く中で心がけていたこともあれば、まるで思いつきもしなかったこともあった。
そして、当たり前かもしれないが、書かなければ書けるようにはならないことを学んだ。
私自身、10回書く中でも、気づきがたくさんあった。
また、たった2回だが、Web天狼院書店に記事として掲載されたのは、本当に嬉しかった。
どちらの記事も、熱意をもって泣きながら書いた文章だった。
自分はこういった文章が得意で、人に読んでもらえるとわかったことには意味があり、自信になった。
最初の課題提出で私は、「天狼院ライティング・ゼミとはマラソンである」という題名の文章を書いた。
振り返ってみれば、ライティングゼミはマラソンではなかった。
マラソンは、途中で棄権したらそこで終わりだけれど、ライティングゼミはそうではない。
毎回、きちんと講義を受けて、課題を提出するに越したことはないけれど、休むのはそれぞれの自由。
そもそも、ライティングゼミに挑戦したことも自分で決めたことだから、休むのもやめるのも自由なのだ。
毎回の講義は録画してあり、期間内なら何度でも聞けて、やり直しができる。
課題は期限までに出せば必ず読んでくれて、フィードバックがもらえる。
心が折れても、また立ち上がって、続けられる仕組みが整っている。
文章を書くこと。ここを避けて通れる人は少ないだろう。
学校の作文から始まり、受験の小論文、ゼミの卒論。
就職したら業務のために資料を作り、起業したら売り込むために資料を作り、好きな人ができたら振り向かせるためにメッセージを書く。
誰だって、人に読まれる文章を書けたほうがいいに違いない。
ライティングゼミを受講して、私が「素敵な文章をスラスラ書けるようになった」とは、とても言えない。
でも少なくとも、文章の基本や、文章を書く上で大切なこと……いや、それ以上のことを学ぶことができた時間は有意義で、後悔は少しもない。
人生を変えるライティングゼミは私にとって「上手に生きるためのスキルを学べる、人生に必要不可欠な講座」だったから。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
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