メディアグランプリ

書くことが苦手な私が、ライティング・ゼミの課題提出で工夫したこと


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:仲本 ひと美 (ライティング・ゼミ 超通信コース)
 
 
「ライティング・ゼミの課題」は「柔軟体操」と同じようなものではないだろうか。体がかたい人が「今すぐ180度開脚してください」と言われても開脚することができないように、ライティングも同じで、全く文章を書いたことのない人が2,000字という長文をすぐには書けない。
 
私は事務職として20年勤務している。今まで様々なビジネス文書を作ったが、簡単な業務連絡のメールを書くのに1時間以上かかってしまうほど書くことが苦手だ。
 
1年ほど前、天狼院書店のホームページを偶然見つけた。書店なのに様々なゼミが開催されていて、一番興味をもったのが「ライティング・ゼミ」だった。
でも、すぐに受講する決心ができなかった。なぜなら週1回2,000字の課題提出があるからだ。簡単なビジネスメールすら書けない私にとっては課題の存在は苦痛でしかない。課題提出は強制ではないので、講義だけ受講して課題提出をしない選択もある。でも、「ライティング・ゼミ」に申し込んだら課題のことが気になりストレスになりそうで申し込めずにいた。
 
ある日、天狼院書店のホームページを見ると「超通信コース」という新しいゼミができていた。このコースは受講と課題提出をサポートしてくれるコーチング・スタッフがいる。コーチング・スタッフの存在が、課題提出を逃げられないと感じさせ、書けないコンプレックスを少しでも克服したいと思っている私には、「一度追い込まれて特訓してみるのも良い経験かな」と思わせ、思い切って申し込んでみた。
 
受講生向けの案内文を読むと「たくさん書いた方が上達が早い」と書いてある。試しに講義動画を受講する前に2,000字を書くことに挑戦してみたが、一文字もかけず、あっさり挫折してしまった。
苦手克服でライティング・ゼミに申し込んだので、早く上達したくて「2,000字の記事をたくさん書くこと」を目標にしていた。でも、1記事もかけない。
第1回の課題まで、とりあえず1記事書ければいいが、全く筆が進まず焦ってしまう。
何とかライティング・ゼミを続けるために目標を変更してみた。
「毎日最低10分、ライティング・ゼミと向き合ってみる」と。
例えば、10分だけ講義動画を復習してみる。または、通勤中の電車の中で、ぼんやり記事になりそうなことを考えてみるなど。
「2,000字書かなくては」と思えば思うほど強いストレスを感じ、頭がまったく働かなくなってしまうので、あまり苦痛を感じないことを探して毎日少しずつ「書くこと」について考えるようにした。
 
毎日10分課題に取り組んで、数日経つと、まったく文章を組み立てられなかった状況から、「なんか書けそうかも」と少し気持ちが前向きになってきた。
次のステップで「パソコンに向かって100字でいいから思ったことを書いてみる」ことにした。その際ただ書くのではなく、講義動画で学んだ「書けるようになるコツ」を頭の中で呪文のように唱えながら取り組んでみた。
でも、講義で学んだことを考えながら取り組んでみるが、やり方が合っているのかどうか正解が分からなかった。
 
「超通信コース」では週1回ワークショップがあり、コーチング・スタッフのフィードバックを受けることができる。
私はリアルタイムで受講できず、アーカイブでの受講だったが、他の受講生のフィードバックを一緒に聞かせてもらうだけでも、私自身の勘違いや、この考え方で合っていたと気づくことができ、「書くこと」を少しずつ理解できたような気がしてきた。
 
できそうなことからライティングに向き合ってみて、2週間ほど経ち、気づいたことがある。
私自身が「書いても伝わる文章なんて書けない」と思い込んでいたようだ。
「苦手、苦手……」と文章を書くたびに思い続けることで、思考が苦手意識で「書けない」とガチガチに固まっていた。
 
私にとって「2,000字の課題」は、とても大きな壁で、課題を書ききるというゴールだけを見ると「絶対に書けない」頭が固まってしまう。無意識のうちに完璧を求めてしまうことも原因だと思う。
 
体がかたくでも、毎日柔軟体操を続けていれば少しずつ開脚ができるようになるのと同じで、少しの時間でも毎日「2,000字の課題に向き合うこと」が、苦手意識でガチガチに固まった思考を柔らかくしてくれる、ほどよい負荷になるのかもしれない。
 
その証拠に毎日最低10分、苦痛に感じない程度にライティングと向き合った結果、第1回目の課題をこうして何とか書けることができた。
始めたころは、一文字も書くことができなかった私にとっては驚きの成果だ。
 
正直、上手に書くことができているとも思えないし、講義動画で学んだライティングのコツも、本質をきちんと理解できている自信もない。
 
私なりに学んだことを解釈して2,000字に挑戦してみたら、書き上げるのに3日もかかってしまったが、何とか1記事は書くことができた。ちょっと自信にもなった。
 
今はまだ課題は苦痛でしかなく、週1回の辛い課題提出が半年も続くのかと、かなり気が重く、ライティングを全然楽しめていない。
 
毎日少しずつ柔軟体操をするように課題に取り組んでいけば、ガチガチに固まった私の思考も柔軟になり、書くことがストレスではなく、ストレス発散になるくらい楽しめるようになれたらいいなと思う。
 
 
 
 
***
 
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
 


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2021-04-17 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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