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バリューセットは、やっぱりお得だった


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:ロケットえんぴつ(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
某ハンバーガーショップに行くと、私は必ずサラダとドリンクが欲しいので、バリューセットを選ぶ。なぜならとってもお得だからだ。
 
やっぱりなんでもお得に行きたい。……そう、私の苦手な勉強でさえも。
 
私はとにかく勉強が苦手で、要領も悪く、効率的に学ぶことができない。
手あたり次第、興味を持ったことを次から次に勉強して、なんでもかんでも頭に詰めこむと、頭の中で処理しきれないまま、学んだことを忘れてしまう。
 
「勉強しても、忘れる問題」
 
長いこと私を苦しめてきたこの問題に、ついに解決の糸口を見つけた。
 
それは、覚えたいこと:『単品』に対し、
“光景” + “会話” :『サイド』をつけて、『バリューセット』にすることだ。
 
勉強もバリューセットがとってもお得ということに気づいたある出来事があった。
 
休日の朝、私は夫とウォーキングに行く。
ウォーキング中には、勉強したことや、人生のお得情報をお互いに情報交換する。
そこで、夫にこんな話を聞いた。
 
「“考えないで5秒で行動に移す”が大事らしいよ」
「えっ? どういうこと?」
「人は目標を決めても、なにかといいわけを作って、行動するまでに時間がかかったり、結局行動しなかったりするから、考えずにすぐに行動することが大事なんだって」
「確かにそうかも! 私もアレコレ考えてると、行動まで時間がかかるもんなぁ。いいこと聞いた、やってみよう!」
 
そんな話をしながら、1時間ほど会話をしながら家に帰る。
帰宅してバタバタと家事を済ませていて、はっ! っとする。
 
さっき、ウォーキングのときに、夫がいいことを言っていたのに、何を言っていたか覚えてない! 帰ってきてすぐにメモしておけばよかったのに、また忘れてしまった!
 
どうしても思い出せないので、夫にもう一度たずねる。
「ウォーキングのときに、私がいいこと聞いた、それやってみよう! っていってたの、なんだったっけ?」
 
「……なんだったっけ?」
 
教えてくれた本人まで忘れてしまっている。
 
お互いが覚えているキーワードをたよりに探っていくも、なかなか思い出せない。
 
「確かさ、ウォーキングの折り返しの、桜並木あたりでその話をしたんよね!」
「そう、そう、確かその辺だった。向かいから学生が自転車で来てるときに……」
 
驚いたことに、2人とも肝心な内容は覚えてないのに、どこでその話をして、どんな光景だったかは覚えているのだ。
 
私は試しに頭の中でウォーキングの回想映像を、少し前に巻き戻ししてみる。
桜並木の手前のスーパーのところまで戻すと、自分が話をしていた。
私があんなことを言ったら、夫がこういって、こんな会話になって
 
……あーーーーー!!!!!!!!!!
 
「“考えないで5秒で行動に移す”!」
「あーそうだった!」
 
ついに思い出すことができた。
 
話に夢中になって、光景なんて意識的に見ていないと思っていたのに、視界にとらえた光景と会話の内容を、セットにして、脳が記憶しているようだ。
 
これと少し似たようなことを、「監視者たち」という韓国映画で見たことがある。
 
類まれな記憶力と鋭い洞察力を持つ女性刑事ユンジュが、凶悪犯の行動監視を専門とする“監視班”に配属され、武装犯罪グループの追跡捜査を行う映画だ。
 
この映画で主人公は、追跡捜査の最中に、地下鉄にどんな人が乗っていて、その人がどんな体型で、何を持っていたかなどを、こと細かに記憶している。
思い出す時はそのときの回想映像を頭の中で再生する。思い出したい部分にフォーカスをあてて、映像のピントを合わせる……するとその部分が見えてくるのだ。
 
映画を見たときは、「まぁ映画だからね」と、フィクションとして見ていたが、この主人公ほどの記憶力がないにしても、人間は思っている以上に見た光景を記憶しているということを実感した。
 
……ということは?
何かを勉強したいときは、場所を変えながら、光景とセットで覚えるといいのでは?
 
そんなわけないよね~と半信半疑ではあったが、インターネットで「勉強場所を変える」と調べてみる。
ダイヤモンドオンラインのホームページで『脳が認める勉強法』という書籍を紹介した記事があり、そこに興味深い内容が掲載されていた。
 
なんと実際に、場所を変える勉強法の効果について実験がされたそうだ。
実験の内容は、2つのグループを作り、10分間の学習時間を2回与え、それぞれのグループに同じ単語を、同じ順番で、同じ時間をかけて覚えさせる。
ただ、ふたつのグループの違いは、1回目と2回目で勉強する場所が異なるということ。
 
・Aグループ:1回目も2回目も同じ場所で学習
・Bグループ:1回目と2回目それぞれ別々の場所で学習
 
実験の結果は、勉強する場所を変えたBグループのほうが、単語を思い出す数が40パーセント以上増えたそうだ。
 
勉強した単語や目や耳から入った情報が単語に付随する情報として紐づき、場所を変えることで、その情報が2倍になっているかもしれないと記事には記されていた。
 
私にとっては、“会話”のやり取りも思い出すきっかけとして非常に大きかった。
言われたことに対して、自分がどう感じて、どう発言したのか、ということが、記憶を引き出す手段として効果的だったように思う。
 
「勉強しても、忘れる問題」
そう思っていたが、実は忘れているわけではなく、頭のどこかには残っていて、思い出す手段がなかっただけではないだろうか?
 
今まで勉強するときは、部屋にこもって、机に向かって、必要最小限でそのことだけを集中して覚える、というような『単品』注文をしていた。
しかし、“光景”(場所)を変えて、誰かと“会話”して、付随するいろいろな情報をつけてあげたほうが思い出す手段が増える……。
やはり勉強でも『バリューセット』がお得なということがわかった。
そして何よりも、その方が勉強方法としても楽しい!
 
例えば、小学生のお子さんがいたら、一緒にスーパーで買い物をしながら、食品の産地の話をしてみてはどうだろう?
例えば、学生であれば、移動教室のときに前の授業のことを少し振り返る会話をしてみてはどうだろう?
例えば、新入社員であれば、先輩とランチに行くときに、わからないことをきいてみてはどうだろう?
 
そこにはお得なバリューセットがついていて、あなたの記憶を引き出す手伝いをしてくれるかもしれない。
 
 
 
 
***
 
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2021-07-01 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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