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「あきらめる事も時には大事!」 


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:小林海(ライティング・ゼミ超通信コース)
 
 
「あきらめるか……」
この言葉は結構多くの人が何度も思った事があるのではないだろうか?
 
そして実際に何度も思った結果、あきらめて中途半端になってしまった場合は残念だが、何度も考えた上で、あきらめないで頑張って努力を継続し、目標を達成する事はもちろん良い事だ。
 
しかし、なかなか目標に達成しないで「そろそろ、あきらめた方がよいか……」と悩みながら日々の生活を送っていたりするのが多いのは、ある意味人間らしいと思う。
(なぜなら、動物や他の生き物は悩んで生きているようには見えないからだ)
 
もちろん、どんなにうまく行かなくても気にせず、悩まずに努力を続けられる超ポジティブな人もいるだろうし、そんな人を羨ましく思ったりもする。
 
「あきらめる」は一般的にかなり、ネガティブな言葉であって、自分で思うのも、人に伝えるのもかなり、テンションが下がり、自己嫌悪や(人からの信頼性を失ったのでは?)と言った心配事を作ってしまう可能性が高い。
 
でも、最近よく考えてみると「あきらめる」をポジティブに考える事も出来るのではないか?
と思う事もあるので、今回はそれについてお伝えしたいと思う。
 
まず、あきらめて別の事を行うメリットを考えると、結構簡単に良い方向に行く事が出来るのではないだろうか?
 
例えば、目標に対して、なかなかうまく行かない考えや方法をあきらめる事によって別の良いアイデアが生まれる事により、一気に問題が解決する事はよくあるのかも知れない。
良く言われる、「別の視点から考える」や「原点に戻って考え直す」などだ。
 
その他に、目標としていた事自体をあきらめて、別の方法に変えてしまうのも良い、「この方法は違う事になら使えそうだ!」と言った感じだ。
 
これは大きな発明で結構あるようだ、有名なところでは「ポストイット」がある。
アメリカの有名企業「スリーエム」の研究員が強力な接着剤の研究・開発を行っていたところ
なかなか結果が出ず失敗を繰り返していたが、途中で「よく付くが、簡単に剥がれる」接着剤が
出来た為、これを何かに使えないかと仲間と考えた結果、「本のしおりに使えるのでは?」から
色々な使い道が考えられて「ポストイット」が誕生した事などだ。
 
この、求めている結果とは別の価値を生み出すことを「セレンディピティ」と言うらしい。
このように失敗も、目的・目標を変えて当てはめれば成功につながると言った事を柔軟に考える
事は結構大事ではなかろうか?、
 
この強力な接着剤開発を「あきらめる」、「あきらめて良い」が大事だったと思う。
 
つまり、「あきらめは」タイミングが大事だと自分は思う。
 
ポストイットのように偶然の発見につながる事は少ないにしても、あきらめる時期を最初の目標設定の時点で決めておけば、ある意味予定通りと言うか納得が出来るのではないだろうか?
その時点までは思いっきり努力して、駄目だった時に自分自身に納得出来そうだ。
それに、その努力した過程は後々、他で役立つ可能性がある。
 
そう思えば、きっぱりと「あきらめ」て、別の目標を立てて進める事が出来る。
 
他に「一旦、あきらめる」、つまりしばらく保留にしておくと言った考えはどうだろうか?
 
行き詰ったら、一度保留にして、別に集中する事により、その経験や得たスキルによって
もう一度再開した時に良いアイデアが浮かぶかも知れない!
 
この「一旦、あきらめる」の必要性は結構大事な事でもある。
 
例えば、登山で天候が悪いにも関わらず強行して遭難してしまう事を避ける為の中断や中止の決断だ。
 
次回のチャレンジにつなげる為の「一旦、あきらめ」,大きく言えば「勇気ある撤退」となる。
 
これらの言葉を使いやすいようにならないかと、自分なり言葉で表現を考えてみた。
「賢いあきらめ」、「勇気ある、あきらめ」はどうだろうか?
 
これを使う事により、大事な決断の判断のプレッシャーや一つの事だけに集中すぎる人生から解放されやすくなるので、気持ち的に楽になるのではないかと思う。
 
何より、多趣味な自分にはピッタリで便利な言葉だ。
 
これからも色々な事に集中しながら他の事も試す人生を送ろうと思う。
 
 
 
 
***

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2021-07-10 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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