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記事:西 衣智子(ライティング・ゼミ超通信コース)
 
 
仕事場のデスクといえばどんな光景を想像するだろうか?
机があって、パソコンがあって、何冊か仕事に関わる本が立ててある。机の下には引き出しのついたキャビネットがあって、引き出しの中にはペンや付箋、のり、はさみなどの文房具がしまってある。
これが割と一般的なデスクではないだろうか?
 
私のデスクは、もう少しにぎやかである。
机とパソコン、本立て、キャビネットは同じだが、パソコンの横にはガチャガチャで当てた駅弁のミニチュアやカエルの置物を置いている。本立てには、本と一緒に好きなキャラクターのファイルが並んでいて、引き出しを開ければ、鳥獣戯画や動物のイラストの付いた付箋やペンがしまってある。極めつけは、目の前のついたてに、実家の愛犬、愛猫の写真を貼っている。
 
なぜ、そんなににぎやかなデスクになっているのか?
理由は、こういった「自分の好きなものたち」は「自分を元気にさせてくれるものたち」だから、である。
(ちなみに、私の会社はデザイン系でもクリエイティブ系の会社でもない。いわゆる一般的な会社である。)
 
生きていくためには多かれ少なかれお金が必要で、お金を生み出すためには「仕事」をこなさなければならない。仕事内容は職業や立場によって様々で、淡々とこなす人もいれば楽しくて仕方がないという人もいると思う。
 
けれど、仕事が常にMAX最高の状態で楽しいと思える人はほとんどいないと思う。好きなことを仕事にしています、という人でも、仕事内容そのものに全く不満がない人でも、仕事をしている時間のうちには、1つや2つくらい「ささいなモヤモヤ」はあると、私は思っている。
こういう「ささいなモヤモヤ」は、実は仕事をこなす上で最も重要な(と私は考えている)モチベーションの維持に大きく影響してくる。
 
ここで言う「ささいなモヤモヤ」は、プロジェクトに失敗してしまった、とか、取引先の相手を怒らせてしまった、とか、そういうことではなくて、もっともっと小さなことを指す。言ってみれば、「全然取り返しがきくし、なんなら取り返す必要もないくらい小さなこと」と思うようなことだ。
 
ただ、こういうモヤモヤは積み重なるとすごくイライラする原因になり、仕事へのやる気そのものに悪影響が出てくる。この悪影響は最終的にモチベーションの低下に繋がる。これを絶妙に少しずつ回復させてくれるのが、にぎやかデスクに並べられた「自分の好きなものたち」なのである。
 
先ほども述べたように、「自分の好きなものたち」は「自分を元気にさせてくれるものたち」である。
これらを目にするだけで、仕事中に起きるささいなモヤモヤは8割解消する。モヤモヤしても仕方ない、次頑張ろう!と十分に思わせてくれる存在なのだ。
私はこれらを「すごいキズぐすり」と呼んでいる。
「すごいキズぐすり」は世界的にも有名な某育成バトルゲームに出てくる回復アイテムの1つで、バトルで削られたHPを多めに回復する。モヤモヤで受けたダメージの全回復はできなくても、仕事という名のバトルを続行するには十分な回復力がある。
 
ちなみに、仕事場にそういった「楽しめるもの」を用いることはフィッシュ哲学といって、組織マネジメント手法の一つとしてきちんと確立されている。
フィッシュ哲学は、アメリカ西海岸にあるさびれた魚市場で、「遊ぶ、態度を選ぶ、注意を向ける、楽しませる」の4つのマインドを持って仕事に取り組んだところ、問題を抱えていた職場が生まれ変わったという話が基になっている。日本では、看護師の仕事が「3K(きつい、汚い、危険)」と言われていた時代、イメージを変えるためにこのフィッシュ哲学の研修が行われていたそうだ。
 
特別な知識や技術なしに、ただただ自分の好きなものを並べるだけで、小さなモヤモヤを解消してモチベーションを維持できるのは、効率も生産性もよく、何より自分が楽しみながらできることが一番よい点である。
今から10年くらい前、学生だった頃、学校で「勉強に関係のないものは持ってこない」と言われていたが、当時社会人として働いていた人たちは職場で「仕事に関係ないものは持ってこない」と同じように言われていたのではないかと思う。けれど、それは大きな間違いで、勉強でも仕事でも「自分の好きなものたち」は実は一番関係がある。
これらは、誰にとってみても「すごいキズぐすり」となり得るのだ。
 
 
 
 
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2021-08-11 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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