メディアグランプリ

「自分の本来の力を発揮するためのコツ」

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:川島進一(ライティング・ゼミ平日コース)
 
 
「ヒトは自分が持つ能力の半分も使っていない」
という迷信(?)を耳にしたことがある方も多いと思います。
 
これは必ずしも事実ではないようですが、「常に自分の力を100%を使っているわけではない」と感じることはあると思います。
 
仕事や勉強を問わず、はかどる時とはかどらない時があるように、多かれ少なかれ、自分の置かれた状況や自分の状態によって、自分の力の発揮度が変わるという体験をされているのではないかと思います。
私自身も過去、仕事内容や役割は同じであったにもかかわらず、誰と仕事をするかによって仕事に向き合う気持ちや仕事のアウトプットが低下するという体験をしてきました。
 
そうしたなかで頭に浮かんできた問いが、
 
「環境に左右されることなく、もし、自分の持つ力を100%活用することが出来たら、どれだけ素晴らしいことができるだろうか」
 
というものでした。
 
社会生活を営むうえでは、相性が良いと感じる人ばかりではなく、苦手と感じる人とも接点を持たなくてはなりません。そうした苦手と感じる人と接点を持つ際に大切だと感じたのが、
 
「苦手というだけで、自分の力が発揮できなくなってしまう状況になることは絶対に避けたい」
 
というものでした。
 
そして、それを実現するために必要だと感じたのが、
「苦手と感じる人は必ず存在する。ただし、苦手と感じてもそれによって自分の心を波立たせないようにすること」でした。
「苦手と感じることで、自分自身のパフォーマンスを低下させてしまうのは損以外の何ものでもない」と感じたのです。
 
ただ、これは簡単なことではありませんでした。
どれだけ固い決意で挑んでも、心が波立ってしまうことがたびたび起こってしまったのです。波立つたびに、つくづく自分の器が小さいと感じました。
 
そこで、どのような時に、自分の心が波立ってしまうのかを観察することにしました。
その結果、「体調を含め、自分がベストな状態にある時には、苦手な相手であっても、心が波立つことなく、余裕をもって受け止めることができる」ことが分かったのです。
すなわち、自分の状態を整えておくことで、苦手と感じる相手であっても、パフォーマンスの低下を防ぐことができることが分かりました。
 
それからは、どうすれば自分をベストな状態に保つことができるのか、実験し続けました。
 
最初に行った実験が「睡眠時間」でした。
 
「睡眠時間は6時間で十分」「8時間確保しないとダメ」など、様々な意見がありましたが、私の場合には、7時間前後がベストであることが分かりました。
ただ、実験を続けるうちに、7時間の睡眠時間が確保出来た場合でも、集中力の持続時間に差があることが分かりました。
その原因は起床時間にありました。様々な起床時間を試してみた結果、集中力が続くと感じたのは5時起床の場合でした。
 
その次に実験したのが「お酒」でした。
 
「お酒」を飲むことは楽しみの一つであったので、自分自身の能力発揮に影響はないと思っていたのですが、ある時、お酒を飲んだ翌日は集中力が途切れる時間が多いことに気づきました。そのため、お酒を飲むことを控えてみると、明らかに集中力の持続時間が長くなったのです。そのことに気づいてから、お酒を飲む機会、お酒の量を減らすようにしました。その結果、やはり、集中力が明らかに高まったと感じています。
 
そして、最後が「食事」でした。
 
「食事」については、「量」と「質(内容)」の二つの側面からアプローチしました。
最初は「量」を減らすことにチャレンジしました。具体的には、白米の量を減らすことにしたのです。最初のうちは物足りなさを感じていたのですが、一方で、量を減らした方が、明らかに頭の働きが良いことに気づきました。
そして、次に「質(内容)」を変えることに取り組みました。私の場合、明らかに違いが出たのが「肉」でした。「鶏肉」がベストで、しかも「脂」が少ない肉の方が、頭の働きが良いことに気づきました。
 
「睡眠時間」「お酒」「食事」の見直しを行ってから、集中力の持続時間が長くなり、頭の働きが良くなったように感じています。それだけではなく、仕事量は増えているにも関わらず一日あたりの平均労働時間が1時間程度短くなるなど、具体的な成果も手にすることが出来ました。
 
今回の実験は「苦手と感じる存在にどう対処するか」という問いからスタートしました。実験の結果として「苦手と感じる人を前にしても心が波立たなくなった」ことは間違いありません。それだけではなく、自分の持つ力をより発揮しやすくするコツを獲得できたのではないかと感じています。
 
正直、生活習慣を変えるという約1年間の実験を行っただけで、ここまでの成果が出るとは想像できませんでした。生活習慣を変えることで、自分の持つ力を発揮しやすくことができることが分かったことは本当に大きな収穫でした。
 
 
 
 
***
 
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2021-08-24 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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