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料理が苦手なワーママでも15分でおやつが作れるようになったワケ


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:エミリー(ライティング・ゼミ超通信コース)
 
 
私は料理やお菓子作りがとっても苦手です。
気が短い・ズボラ・不器用
という要素でできています。
 
そんな私は、現在4歳・1歳の子どもを育てながらフルタイムで働いています。
子どもがいるので、苦手と言っても料理はしないといけないので、
なんとか夫と分担しつつ、作りおき料理で日々なんとか食べています。
 
子どもの頃に遡ると、その頃から料理が苦手で、
母が入院しがちだったのに父が頑張って料理をしてくれていました。
 
学生の頃、バレンタインにはお菓子作りが必要ですが、
私は家族や友人と一緒に作ることでなんとか誤魔化していました。
 
就職と同時に、一人暮らしを始めましたが、
仕事が忙しいことを理由に自炊をせずにお弁当を買って食べる生活。
 
結婚が決まり、「このままじゃまずい」と思い、
有名な料理教室に通い始めました。
 
でも、
「この材料が手に入らないな……」
「軽量してあって、みんなで分担して作って1時間半かかるということは
ひとりで作ったらどれぐらいかかるんだろう……」
と言い訳して作ったのは数回に終わりました。
レッスン料を払ってご飯を食べに行っていただけのような感じでした。
 
それでも、妊娠・出産を経て
子どもたちにお惣菜やお弁当を食べさせるわけにはいかないので、
しぶしぶ料理はすることにしました。
 
働いているので、時短重視。
とにかく一回に大量に作る「つくりおき」スタイルでやっています。
 
子どもたちは、平日は保育園でおやつを食べていますが、
土日はお家でのおやつも考えないといけません。
 
皆さんは子どもの頃のおやつというと何を思い出しますか?
私は、「お母さん、お腹すいた〜」というと
母がおやつを用意してくれていたことを思い出します。
 
もちろん毎日手作りではありませんが、
優しい思い出として私の心に残っています。
 
ただ、私は平日働いているので、平日におやつを作るのは不可能。
正直、手作りおやつは専業主婦家庭の特権。
「子どもたちごめんね」と思いながら
市販の赤ちゃんせんべいやボウロをあげていました。
 
それでも、「日々の料理は時短重視で食べられればいいけど、
おやつぐらいは体にいいものを食べさせたいな〜」と思っていました。
 
そこで、本やネットで「かんたん クッキー」、「かんたん マフィン」
などを調べてみました。
でも、そのレシピを見ても
「メレンゲを立てる? 無理無理、私にはできない」
「バターを常温で溶かす? それ何分かかるの?
思い立ってすぐ作れないのは面倒。おまけにバター高いし」
「この材料買ってもあんまり使わないからもったいないな〜、
しかもお店に探しに行くのめんどくさいし」
と思い、思い腰が上がりません。
 
そんな私が、ある日「かんたんおやつ」というものに出会いました。
 
「かんたんおやつ」とは、
一般社団法人かんたんおやつマイスター協会というところが主催しています。
代表理事の西之園真弓先生がお子さんに作っていたおやつをママたちに伝えたことがきっかけです。
こちらで講師の資格の認定をしていて、全国にその資格を持った先生がいます。
 
私の家の近くに資格を持った先生を見つけたので早速習いにいきました。
 
すると
今までの私が嘘のように、変わりました。
 
メレンゲなんて無理と思っていたのに、メレンゲを立てるシフォンケーキが作れるようになりました。
 
「お腹すいたな〜」→「コンビニに買いに行こう」ではなく、
「お腹すいたな〜」→「おやつを作って食べよう」に気持ちが変わりました。
 
作ってあげたら子どもや両親に喜ばれました。
 
でも、最初は半信半疑でした。
「私はホントにお菓子作りが苦手なんだぞ!
そんな私でも簡単に作れるのか試してみよう」というような挑む気持ちでした。
 
その時のメニューは、ビスコッティーとピザとチョコムース。3品でした。
 
そして、結果は、
 
「ホントに簡単! もうできた、早い!」
「それなのに美味しい」
 
早速家でもビスコッティーを作りました。
先生の家で瓶の中に入っていたのがおしゃれで、保存も効くし、
何より美味しかったからです。
 
普段お菓子を作らないので、
まずはオーブンの天板を引っ張り出して、オーブンの使い方を確認するところからでした。
小麦粉に、好みのフルーツやナッツを入れて焼く。
 
「すごい、自分で作れた。しかも簡単!」
と感動しました。
家族も「美味しい」と喜んでくれました。
 
それから何度も教室に行って、レシピを増やしていきました。
ヨーグルトレアケーキ、シフォンロールケーキ、チョコ蒸しパンなど。
市販品のようなパンチはないけど、その分優しい味です。
何よりどんな材料を使っているのかわかるので、とても安心です。
 
特にヨーグルトレアケーキは当時3歳の長女のお気に入りで、
「また作って」とリクエストをもらえて嬉しかったです。
 
ところがシフォンロールケーキ、これがどうしても作れませんでした。
「メレンゲを立てる」と言われた時点で自分の中で拒否反応を起こしてしまいました。
 
これをなんとかしたいと思っていたところ、
シフォンケーキだけの資格があることを知りました。
 
私は資格というとがぜん燃えるタイプで、
「これならメレンゲをマスターできるぞ」という思いがありました。
幸い資格の金額もそれほど高くなかったのです。
 
また、「おうちにある材料でできて、慣れればオーブンまで15分」と言われて、
「本当かな?」と確認したい気持ちがありました。
 
まずは数時間のレッスンを受講します。
プレーンシフォン、紅茶シフォン、コーヒーチョコチップシフォンの3種類です。
材料は確かに、小麦粉・卵・牛乳・砂糖などお家にあるものでできました。
そして、先生が作るととっても簡単そうに見えました。
ふわふわで型から出した時の形がキレイで、とっても美味しかったです。
 
お家で3種類のシフォンを作り、フェイスブックグループに写真を投稿。
先生のOKが出れば合格です。
 
まずはハンドミキサーを買うところからはじめました。
そして、焼いてみると。
 
「あれ、全然うまく膨らまない」
「型からキレイにでない……」
 
失敗の連続でした。
メレンゲの立て方、オーブンの温度、型から出すときの力加減。
ひとつひとつマスターしていく必要がありました。
でも、それは辛くなくてむしろ楽しい経験でした。
 
毎日のように作っていたので、
毎日ように朝ごはんにシフォンケーキが出ることになりました。
それでも家族がおいしいと言ってくれることが嬉しかったので、
頑張れました。
 
そして、9回目の提出。
ついにプレーンシフォン合格しました。
 
コツを掴んだので、その後の紅茶シフォンは4回、コーヒーチョコチップシフォンは2回で合格し、晴れて、「かんたんシフォンマイスター」となりました。
 
嬉しかったので、帰省するときにつくって両親にプレゼントしました。
両親も「美味しい」と喜んでくれました。
いくつになっても親から褒められるのは嬉しいし、
子どもの頃おやつを作ってくれた親に、自分が作ってあげられたのが感動でした。
 
それからもたまに習いに行っては作れるレシピを増やしていきました。
 
その中で米粉で作るクッキーを習いました。
小麦粉と違い、体に優しいクッキーです。
 
これがとっても簡単でよく作っています。
なので、ふと「お腹すいたな〜」と思った時に
「お菓子を買いにコンビニに買いに行こう」ではなく、
15分ぐらいでぱぱっと「作って食べよう」に気持ちが変わりました。
 
自分の中で嬉しい変化でした。
市販品より体に優しいのでお菓子を食べる罪悪感も少なくなりました。
 
また、かんたんなので子どもと一緒に作ることもできます。
混ぜたりクッキーの型を抜いたりと簡単な作業をお願いしています。
この達成感が嬉しいのか完成したおやつを食べるより、お手伝いに夢中になっている感じがします。
 
子どもと一緒に料理をすることは有名なモンテッソーリ教育でもおすすめをしています。
モンテッソーリ教育とは、将棋の藤井聡太さんなど有名人が受けたいたことで知られていますが、子どもの自立や自己肯定感を育てることを目的としています。
 
自立していて自己肯定感が高い、これってこれからの時代を生き抜いていくためにとっても重要ですよね。
 
料理などの家事のお手伝いは知的好奇心を満足させて自立につながります。
また、家族の役に立てたという喜びを養えます。
さらに指先を器用にし、五感を育み、知性を育てることになります。
 
高い知育教材を買うより、家事を一緒にするだけで子どもが成長するなんて一石二鳥以上ですよね。
 
ただ、私の場合料理だと自分も苦手なので、
あまり気持ちの余裕がなくお手伝いをさせられないのですが、
このかんたんおやつだと簡単なので一緒にすることができます。
 
また、教室では「こどもかんたんおやつ講座」というものも行っているようです。
紙芝居や絵本を見ながら作る。
こちらもとっても楽しそうです。
 
自分も子どもも作るのが楽しい、
短時間で作れる、
子どもが成長してくれる、
食べて美味しい、
プレゼントした人が喜んでくれる。
 
こんなに素晴らしいことってなかなかないですよね。
そして、私のように料理が苦手で忙しいママでも
オーブンに入れるまで15分程度でできる「かんたんおやつ」。
とってもオススメです。
 
私はもっと勉強したいと思い、現在「かんたんおやつマイスター」という資格に挑戦しています。
座学・実習、そして家での課題提出を通して、
かんたんおやつについて、人に教えることができるように学ぶことができます。
忙しくズボラな私でもなんとか頑張ってやることができています。
 
そして、好きなことを学ぶというのはとても楽しく、
仕事・家事・育児という日々の生活に張りが生まれています。
 
資格取得を目指さなくてもまずはかんたんおやつを一品習ってみませんか?
 
「かんたんおやつ 教室」で検索してみてください。
近くに教室がなくてもオンランでも受講できるかもしれません。
インスタでもたくさん紹介されています。
 
・ シフォンケーキ
・ 米粉クッキー
・ カボチャマフィン
・ 蒸しパン
・ 米粉のパンケーキ
・ かんたんピザ
・ シフォンロールケーキ
・ りんごのクランブル
・ ビスコッティー
・ チョコムース
・ ヨーグルトレア
・ アレルギー対応おやつ
 
どれかひとつでも気になるメニューがあればぜひ挑戦してみてください。
簡単に作れてびっくりしますよ。
慣れれればオーブンに入れるまで15分。
 
家族の素敵な笑顔が見られますよ。
 
 
 
 
***
 
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2021-09-08 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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