メディアグランプリ

英語学習という迷路


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記事:脇田真悠(ライティング・ゼミ日曜コース)
 
 
最初に、私は英語が苦手だ!
どれ位苦手かというと、中学1年生1学期中間テストで躓いたまま今に至ると言えば分かってくれるかと思う。
学生時代それなりに勉強はできる方であったが、英語だけが揮わないため担任の先生や塾の講師の方々に頭を抱えられた記憶がある。なぜかというと当時の受験で英語はほぼ必須なため、英語の点数で平均点を下げてしまっている状態では受験でかなり不利になってしまったからだ。
頭を抱えられたエピソードの中で未だに忘れられないことがある。それは中学時代、通っていた塾に入る際に国語・数学・英語のテストをし、点数で通常クラスと特進クラスに分かれるやり方だった。ただ私は国語・数学は高得点に対し英語は低かったためどちらのクラスに入れるべきか先生方を悩ませてしまった。親と塾講師の方が凄く相談していたのが未だに忘れられない情景だ。最終的に特進クラスに入り、授業後に英語の特別授業をしてもらうという形になった。今思えばかなりの優遇措置だった。
それから高校時代も変わらず、英語以外はそこそこ点数を取れるのに英語だけ赤点ギリギリを走っていた。毎度担任や教科担任に「英語の点数がなぁ……」と悩ませた。私も悩んでいた。
もうかれこれ20年以上前の話になる。
  
学生時代何度「英語さえなければ・英語さえ良ければ」と言ったり言われたりしたことか。
  
そんな私だが、現在英語に対して嫌悪感などの否定的な感情は無い。まぁ、流石に学生時代は英語学習に対して嫌々な気持ちが大いにあったが、それは英語に対してというよりか点数を取れない自分に対してや学習方法が分からないことに対しての嫌な気持ちだったと思う。
今も英語は全然できないが、海外に行く機会や英語圏の国出身の方と知り合う機会があり、「やっぱり英語を話せるようになりたい!」と思う機会が増えてきた。
そうなると一番の問題は、どうやって勉強するかになる。
学生時代からずっと言っていた事なのだが、私は「英語の勉強の仕方が分からない」のである。
  
どんな事であれ勉強というものは迷路のようなものだと私は思う。ゴールは絶対にあるのだが、ゴールに向かう道を探さないといけない。もしその迷路の地図を持っていれば最短でゴールまで向かえるし、地図もなく闇雲に進めば出口も入り口も見失ってしまうかもしれないし、たとえ地図がなくても適当に進んでいてもすぐにゴールまで行けることもあるかもしれない。ちなみに迷路には「右手の法則」というものがある。右手を壁につけて離さないようにしてひたすら壁に沿って行けば必ずゴールまでたどり着くというものだ。
これを学習方法に置き換えると、自分なりの学習方法という地図を持っていれば少ない努力で点数は取れるし、何も分からないまま闇雲に勉強しても理解ができず点数が取れない、そうかと思えば闇雲に勉強したことが上手くハマって点数が取れることもある。右手の法則みたいにすべてをひたすらコツコツ勉強すれば確かに必ず結果は出る。
私は地図もなく闇雲に進み未だにずっと迷路の中を彷徨っている状態なのだ。
 
世の中には沢山の地図といえる「参考書」が沢山ある。英単語・英文法・リスニング・リーディングなど沢山の種類の参考書が本屋に行けば並んでいる。おそらくそれらを一つずつ右手を壁について歩いて進むようにコツコツとやればいつかは英語習得というゴールにたどり着くだろう。
ただ、私にとって問題なのは、コツコツと進む場合最初に記憶しないといけない事がとても多い事だ。理由として、私は記憶力があまりない。その代わり理解力はある。そのため私の学習スタイルは「理解してから記憶する」という形になっている。記憶だけだととても時間と労力がかかる。じゃぁ暗記が主になる歴史はどうだったかというと、その時代に起こった流れを「理解」してから、人物などの単語を「記憶」するという流れで覚えていた感じになる。なので、数式を理解すれば解けてしまう数学はとても得意だった、高校時代のテストでも毎回80・90点取れるくらい得意だった。残念ながらそのスタイルに気づいたのは社会人になってからなので、学生時代に気づいていれば色々勉強も楽だったのにと思う。
それなら英文法を理解すれば英語ができるのではないかと思われるだろうが、そもそも英語の文章の流れを理解できていないので、一文の文法が理解できても英語の文章の流れを理解できていないため、文章全体を理解できないのだ。
語学というのは一部分だけを理解しても文章の全体を理解しないと意味が分からないことになる。
 
というわけで、私の英語学習は遅々として進まない。
 
ここまで理解しているのであれば英語学習をあきらめるという手もあるが、実は最近とある英語学習の参考書を読んでとても衝撃を受けた。英文を作る考え方を解説している参考書なのだが、その流れが簡潔に纏められていていた。私が理解する方法が分からなかった、英語の文章の流れも分かりそうな内容だったのだ。
まだ、その本のすべてを理解できてはいないが、今度こそ英語を理解したいものだ。
 
 
 
 
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2021-09-15 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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