ダイエットがなんとなくつづくワケ
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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:蛯原篤史(ライティング・ゼミ日曜コース)
『ついでやし、今日も、会社帰りに走ってかえろ』
最寄り駅の改札口を出て、階段を降りるとそこには、フィットネスジムがある。そのジムの月極貸しロッカーには、常に運動着と靴を入れてある。会食がない日の夜は、20分くらい軽くジョギングをしてから、帰路につくのが最近の日課だ。
今年の7月、大阪のとある街に引っ越してきた。最寄り駅の改札口をでたら、そこにエニタイムフィットネスがあった。最近、体重が増えはじめたので、運動でもはじめてみようと思いついたのだ。
1か月無料キャンペーンもやっているし、行かなければすぐに、解約すればいいや、くらいの軽いノリで、会員になったのだ。
ただ、会員になったはいいものの、1か月くらいは、結局行かずじまいの日々だった。
しかし、毎日、目の前を通ると、嫌でもエニタイムフィットネスは目にはいるのである。朝の出勤前の時間、夜の帰宅の時間には、ランニングマシンで走っている人、ストレッチをしている人、ベンチプレスをあげている人が視界に入るのだ。
ここまで、見せられると、一回くらい行かなきゃ、損だよな、と思いながら、試しに仕事帰りに立ち寄ってみた。ちょうど、ランニングマシーンが空いていたので、早速つかってみることにした。
目標消費カロリー、体重、年齢をセットして走りはじめた。走り始めこそ、身体が重く、気分ものらなかった。
しかし、走っているうちに、リズムに乗ってきて、気づけば30分くらい走っていた。息が上がるほどの激しい運動ではないものの、200カロリーくらい消費。昼間に食べたオニギリ1つ分だ。
意外と消費するんやな。
それに、走り終わった後の爽快感もなんともいえなかった。運動した後の心地よい疲労感もまたよし。その日は、いつも以上にぐっすり寝ることができた。
その日以来、週に2〜3回は、エニタイムフィットネスに走りに行っている。ついつい食べすぎたり、飲みすぎたりした会食の次の日は、出勤前に30分ほど走る。そうすると、体重も減って、身体も軽くなるし、食べ過ぎた罪悪感も、どこかに吹っ飛ぶ。
大好物のチョコレートとバターたっぷりのパンオンショコラが食べたい日の朝も、ジムに立ち寄ってから、出勤する。あらかじめ、カロリーを消費しておけば、あまいお菓子も、あぶらっこい揚げ物も躊躇なく食べることができる。
食べたら運動すればいいと思えば、食事制限もそこまできにしなくていい。好きなものも食べられる。その気持ちの余裕がなんだかうれしいのだ。
ジムでのランニングが、習慣になり、体重も元に戻りかけたある日、緊急事態宣言もあけ、3泊4日の東京出張が入ってしまった。
仕事の会食に加えて、久々に会う友人との食事の予定でビッシリ埋めてしまった。せっかく戻りかけていた体重がこのままでは、絶対にリバウンドしてしまう。だからといって、楽しい飲み会で食事制限するのは、つまらない。
どうしたらいいものか、悩んでいると、ふと、思い出したのだ。エニタイムフィットネスは、全国津々浦々に店舗があるということを。
東京駅近くのエニタイムフィットネスを検索してみると、地下鉄日本橋駅のあたりにあったのだ。私は、すかさず近くのホテルを予約した。
出張の初日と2日目は、会社の人たちと会食で、想像どおり、夜遅くまで飲んでしまった。
しかし、大丈夫!
私には、エニタイムフィットネスがある。二日酔いで気だるい身体に鞭打って、仕事前に一走り。汗をかくと、スッキリして、みるみるうちに元気になっていく。気持ちがいい。
3日目、4日目も、友人たちと呑んで、食べたけれども、体重はそんなに増えてなかった。
単純にうれしい。
その後、千葉、福島、そして再び東京と、出張と会食がつづいたが、エニタイムフィットネスの近くに宿をとって、リバウンドの危機を乗り切ったのであった。サラリーマンをやっていると、ダイエットを阻む出来事が多すぎるのだ。
最近は、会食も増え、さらにピンチにさらされているが、幸いにも、体重はピーク時より2キロ減り、好調をキープしている。
特に大きな目標もなく、なりゆきでも、ダイエットをつづいているのは、いつも、そばにエニタイムフィットネスがあることだ。
そしてなによりも、走った後の爽快感、食べたら運動したらいいわ、という安心感があるから、つづいているのかもしれない。
今日も、昼ごはんに、トンカツとご飯大盛りをたべちゃったから、走ってから帰ろかな。
***
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