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メディアグランプリ

我が家のバイキンマン

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*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事:bajio(ライティング・ゼミ2月コース)
 
 
幼稚園の年少の我が子は「アンパンマン」を見るのが大好きだ。
でも大好きなのはアンパンマンではない。
バイキンマンである。あの悪役のバイキンマンにぞっこんなのだ。
テレビに飽きたらず、図書館では紙芝居をたくさん借りてきて、そして何度も同じ話を聞きたがるほどだ。最近では「アンパンマン」ごっこをする。もちろん息子はバイキンマン役。アンパンマン役は私に回ってくる。
 
「アンパンマン」のストーリーは毎回同じパターン。
バイキンマンが悪さをして、アンパンマンがそれを止めにくる。
バイキンマンは一度はアンパンマンを苦しめるも、顔を交換してパワーアップしたアンパンマンにやっつけられてしまう。
「バイバイキーン」の台詞を残しながら飛んでいくバイキンマン。めでたしめでたし。
 
いつもやられてしまうバイキンマンに魅力を感じるなんて。
普通はヒーローのアンパンマンが好きなんじゃないの。
そう思いながら、テレビをきちんと見てみると、これがなかなかバイキンマンに魅力を感じるのだ。
 
まず、自分でロボットを作る創造性。自分の乗るUFOや巨大ロボットは自分で作る。トンカチなどの工具を使って1人で作ってしまう。基地も自分で作り、ドキンちゃんから要望を受ければ、新しい設備を作り出す。それもとても楽しそうに手を動かしている。
 
そして、アンパンマンに勝つために戦略を立てる。手下のかびるんるんやドキンちゃんといった仲間達と共に立てる作戦。かびるんるんとの関係は手下というよりかは、阿吽の呼吸の連携に、長年のバディのような印象すらある。
ドキンちゃんとの関係も微笑ましい。ドキンちゃんのわがままに奔走されながらも、時に一緒に変装して子供たちに紛れ込む。海の中、空の上、地下と場所を限らず、基地を作り、自分で作った巨大ロボットを操縦する。とてもワクワクするのだ。誰から指示をされるでもなく(たまにドキンちゃんのわがままに応えることはあるが)、自分の意思で行動している。
 
いつも最後にアンパンマンに倒されてしまうのに、へこたれない。挫けずにとにかく明るいバイキンマン。
懲りずにまたアンパンマンを倒そうと画策する。いつまでも闘志が消えないのだ。
子供の持っていたアンパンマンの本に書いてあったが、バイキンマンの生き甲斐は「アンパンマンを倒すこと」道理で毎日いきいきとしているわけだ。
 
自分を振り返るとどうだろうか。
毎日決まった時間に起きて、電車にゆられ会社にいく。
上司に指示を受ける。その指示が厄介だとしても、それを部下に伝え、動いてもらわないといけない。部下からも時には反発を受け、板挟みになる。営業の仕事をしているが、課長という立場もあり、自分でセールスをするのではなく、部下に動いてもらう立場。人を動かす難しさも身に沁みる。ノルマもある。「やらなければならないこと」をこなす。そんな毎日をなんとかやっている。
もちろん仕事も楽しいことがないわけではないが、なんだか自分の自由にならないなあ、感じてしまうのだ。
 
だからこそ、我が子が感じるバイキンマンの魅力わかった気がする。
 
そんな息子は、今レゴにも夢中だ。レゴというと、設計図をみて、その通り作る遊び方もあるが、そうではなく、とにかく自分で自由に作る方が好き。設計図通りに作った作品は、すぐに自ら分解し(息子の中では改造らしい)し、跡形もなくなる。そして、宇宙船や飛行機、車などの乗り物を作り、基地を作り、レゴの人形を使ってごっこ遊びをする。息子の頭の中では、アンパンマンさながらに物語が進行しているのだ。一日中でも遊んでいられる息子に尊敬を感じている。
 
バイキンマンが好きなだけあって、息子は、どちらかと言うと乱暴者かもしれない。遊びも荒々しく、つい転んでしまう。怪我が絶えない。そして、よくない事だが、時々、つい友達にも手が出てしまう。そんな息子の振る舞いに親はいつも気が気じゃない。もちろん友達に怪我をさせるわけには行かない。いつも必死に止めている。バイキンマンの乱暴な振る舞いを真似させるわけにはいかないのだ。
 
だけど、バイキンマンのように生き甲斐を持って、仲間とともに、自分でやりたいこと、できることをして、やられてもへこたれずに、また挑戦する。こんな生き方は大歓迎だ。
お父さんは全力で応援する。ぜひバイキンマンのように自分のやりたいことを思い切ってやってほしい。
 
 
 
 
***
 
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2022-03-09 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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