「捨てられない」最大の原因が人生を決めている
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
記事:中村のぶ子(ライティング・ゼミ12月コース)
「今度こそ、部屋をきれいにするぞ!」と思い、物を捨てようと思うけれど、「捨てられない」と思ってしまい、片付けが進まず悩んでいる人も多いはず。捨てたらいいのはわかっているけれど、「捨てられない」と部屋がきれいにならないだけでなく、心が疲れてくるのが辛いですね。
7,000人以上の片付けたいと思う人のお話しをきいてわかった「捨てられない」最大の原因とその対処方法をご紹介します。
「捨てられない」と思う時はこのような事を言っていませんか?
「高かったから」「かわいいから」「お母さんが作ったから」「友達がくれたから」
これらの理由は全て「物や他人が主語」になっています。
「洋服が高かった」「バッグがかわいい」「お母さんが作ったセーター」「友達がくれたアクセサリー」
「物や他人が主語」になっているということが「捨てられない」最大の原因です。
私が捨てたいのに、物や他人が主語になっているので、私が捨てるという行動にはならないのです。
なぜなら、「整理」は私を基準にした選択の技術だからです。
「私がその物をどうしたいのかを決める」ことが整理なのです。
私を主語にして次のように言ってみます。
「私はこの洋服を着る」「私はこのバッグを使う」「私はこのセーターを着る」「私はこのアクセサリーをつける」
このように言ってみて
「これは着ないでしょう」「これは使わないよ」「これはつけないでしょう」と感じたならばその物は使いません。
だって、今の私は使う氣になっていないからです。
どんなに高かった洋服でも、今の自分が着たいと思わないようなものであれば、着て出かけることはしないです。着て出かけないからと言って家の中で着たいわけでもないですから、着るということはありません。
また、高かった洋服をディスプレイとして飾るかと言えば、飾りたいわけでもありません。
時間が経っても買った時の「高かった」は変わらないですし、時間が経てば経つほど今の自分とは合わなくなってきます。
このように私を主語にすることにより、今の自分に合っているのか、今の自分は使いたいのかが明確にわかります。
そして、もう一つ考えるポイントは、その洋服を持ち続けていることのメリットとデメリット、捨てることのメリットとデメリットを考えます。
「捨てられない」と思う高かった洋服を持ち続けるメリットは何だろうと考えます。
例えば、高い洋服を持っているという自己満足でしょうか。
では、デメリットは何でしょうか。
クローゼットが狭くなる。見る度に捨てるかどうしようか悩む。捨てられない自分がイヤになる。
次に捨てることのメリットを考えます。
クローゼットが1着分空く。ようやく捨てられたというスッキリした氣持ち。
捨てることのデメリットも考えます。
高かった洋服を捨ててしまったという罪悪感。もったいないと思う氣持ち。
以上の4つの考えの中で今の自分が最も優先したい思いを選択します。
それが、捨てることのメリットならば、もう迷うこともなく「捨てる」ことが出来ます。
このように「捨てられない」と思う時は
・「私が」をつけて言ってみる
・今は使わないと感じたものを持つメリット、デメリット、捨てるメリット、デメリットを考える
これを一つひとつの物についてやります。
整理をするということはランチを食べるようなものです。
ランチを食べたいと思っても、私が何を食べたいかを選んで決めなければ、ランチを食べることは出来ません。
同様に、整理をしたいと思っても、私が使う物を選んで決めなければ、スッキリ整理された部屋を得ることは出来ません。
「選んで決める」ということをして初めて自分の欲しいものが得られます。
捨てるかどうするかを決めるのも同じです。
「いつか使うかも」「何かに使えるかも」と決めずに先送りにしても私が使うことはありません。なぜなら、私がいつ使うかを決めてないですし、私が何に使うかを決めてないからです。
人生の主役は「私」です。「私」を主語にして選び、決めることが自分の人生を生きることになります。物や他人が主役の人生はイヤですよね。
物を持つということは自分の人生にとって必要なことです。だからこそ、「私」を主語にして自分の人生を決めることが大切です。
そして、人生は選択の連続です。何をするにも選択をしているのが人生です。これを最後まで読んでいるのも選択です。「私」を主語にして意識的に選択をすることがより良い人生を創ることになりますね。
***
この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。
人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜
お問い合わせ
■メールでのお問い合わせ:お問い合せフォーム
■各店舗へのお問い合わせ
*天狼院公式Facebookページでは様々な情報を配信しております。下のボックス内で「いいね!」をしていただくだけでイベント情報や記事更新の情報、Facebookページオリジナルコンテンツがご覧いただけるようになります。
■天狼院書店「東京天狼院」
〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-24-16 2F
TEL:03-6914-3618/FAX:03-6914-0168
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
*定休日:木曜日(イベント時臨時営業)
■天狼院書店「福岡天狼院」
〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉1-9-12 ハイツ三笠2階
TEL:092-518-7435/FAX:092-518-4149
営業時間:
平日 12:00〜22:00/土日祝 10:00〜22:00
■天狼院書店「京都天狼院」
〒605-0805 京都府京都市東山区博多町112-5
TEL:075-708-3930/FAX:075-708-3931
営業時間:10:00〜22:00
■天狼院書店「Esola池袋店 STYLE for Biz」
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋2F
営業時間:10:30〜21:30
TEL:03-6914-0167/FAX:03-6914-0168
■天狼院書店「プレイアトレ土浦店」
〒300-0035 茨城県土浦市有明町1-30 プレイアトレ土浦2F
営業時間:9:00~22:00
TEL:029-897-3325