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ライティング・ゼミ終了後、私は生まれ変わっている。


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人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:Kamizono Kiyomi(ライティング・ゼミ4月コース)
 
 
私が、ライティング・ゼミに申し込んだ理由は、ただの勢いだった。
友人が数名受講をしていたので、ゼミのことは前々から知っていて、面白そうだなとは思っていた。しかし、タイミングが掴めずにいたのだが、勢いでエイヤッ! と申し込んでみたのだ。
 
私は、整理整頓して物事を人に伝えるのが苦手だ。話すと支離滅裂だし、典型的な話が飛ぶ人だ。
 
話して伝える、文章で伝える、映像で伝える、物事を伝える時、色んな伝え方はあるものの、人それぞれ得意なことは違うと思う。私は得意な伝え方はないものの、話して伝えるのが苦手だというのは分かっている。だから、せめて文章で上手に伝えられればと思っていた。しかし、私の仕事は技術職で、文章を書く機会は少ない。それなのに、ライティング・ゼミに申し込む必要があるのだろうか?
 
そう考えてしまい、申し込みを何度も踏みとどまっていた。それなのに、今回はなぜ申し込んだかというと、完全に勢いだった。何か新しいことを始めたい、自分の中の人のレベルを少しあげたい、色んな気持ちが重なり、仕事も落ち着いていたので、今だ! と何かが私の背中を押したのだ。
 
勢いで申し込んだ後にやってくるのは後悔だ。本当にやりきれるだろうか、無駄にしてしまわないだろうか、そんな気持ちが湧き出さないわけではなかった。
 
ゼミ受講生のFacebookページの自己紹介では、何かを試されているように思え、ドキドキしながら記入し必要最小限におさめた。
皆さまの自己紹介を読んでは、受講理由・活かす先が明確であったため、私は小さく縮こまってしまったのは、ここだけの話だ。
 
みんな、怖くないのだろうか?私、大丈夫なんだろうか? と何度もよぎる。
 
第一回目のゼミを終了した後、こうやって課題に取り組んでいても不安は拭えない。早く1800字にならないかなと思いつつ書いている。(課題提出の規定が2000文字前後で、最低ラインを狙って書いている)
 
しかし、少し冷静になって、ゼミを申し込んだ時の私を思い出してみたいと思う。
「書いて伝えるのが少しでも上手になりたい」と思った私が過去にいた。この頃の私なら、誰かを縮こませる自己紹介を書けたかもしれない。
 
この時の私は、自分の仕事、職業についての認知度を上げたいと思っていた。私のいる仕事の世界は職業の名前すら知らない人が、日本ではほとんどだ。みんなの知らない世界を伝える時は、いくつかの必要なものがあると私は思っている。
例えば、専門用語を使わないことであったり、言葉をほぐして伝える必要があると思っている。その辺りは、いつも気を付けているため、自分で言うが他の人よりはできているような気がする。
あとは、物語のように筋道をたてて話を組み立てるというのが必要であると思っている。
 
ただ、私は話すと支離滅裂で、典型的な話が飛ぶ人なのだ。
私の思考は、基本的にこうなのである。それが文章にすると、リアルタイムでの言葉の組み立てではないので、少し落ち着いて考えられるため、私には向いているように感じる。
 
そして、文章だと自分でも読み返せるというメリットがあり、時間を置いて読み返すことで、少し自分の文章を客観的に見つめなおすことが出来るので、話して伝えることを上手になるよりは、文章で伝えることを上手になる方が早いと思ったのだ。そして、少しでも文章が上手になって自分の仕事について発信したい、知ってほしいと思っていた。
 
あとは、話を分かりやすく伝えている人に憧れている。
色んなことを分かりやすく伝えられる人って、なんだか賢そうに見える! というのが理由だ。「この人もしかして賢い?」という錯覚を少しでも持ってほしいという目論見もある。だって、ちょっとカッコイイじゃないですか。
 
それから、文章として残しておきたい忘れたくない自分の気持ちがある。それは、今は自分の中でごちゃごちゃしている気持ちなので、その気持ちを言語化して整理したいという気持ちもある。
リアルタイムでは、まとめることが出来なかった気持ちを振り返り、どういう気持ちだったのかを自分で確かめる作業、そして文字にしてアウトプットするという作業は、心の整理になるだろう。心を整理することに、どんな作用があるのかは分からないが、言語化をして外側に出すことで、なんとなく断捨離のようなスッキリさがあるのではないかと思っている。そんな感覚を味わいたいと思う。
 
このゼミに申し込んだ理由は、こんな理由が根っこにあった。勢いで申し込んだと言ってしまえば、それだけのことになってしまうが、私にも立派な理由があったのだ。
この気持ちを持ったまま、ゼミを終えたいと思う。
 
このゼミを終える頃には、怯えた私の姿はなく、少しレベルアップをした自分、賢い自分、身軽になった自分がいるような気がしている。
 
ライティング・ゼミ終了後、私は生まれ変わっている。
 
 
 
 
***
 
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2022-04-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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