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WADADAれば、WADADAる時!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

記事:むぅのすけ(ライティング・ライブ大阪会場)

可愛いは、正義
という言葉に驚いたことがある。
可愛ければ許される、または可愛いから許してしまう、という意味だそうだ。

その言葉を初めて知った時は、暴力的とも思える判断基準に眉をひそめたものだった。
だがしかし、である。

可愛いものは、問答無用に人を惹きつけるではないか。

可愛く感じる対象や、その度合いは人それぞれで、似通ったり違ったりするものだろう。
それでもひとたび 『可愛い』 と認識したならば、抜け出せない沼にハマってしまうこともある。

それはまるで、恋に落ちた、とでもいうように、いつの間にか多くの時間を割いてしまうのだ。
そしていつしか自覚する。
自分はそれが大好きなのだと。
だから、もっともっと知りたくなるのだと。

WADADAる、だなんて、まるで動詞のような言葉だが
WADADAダンスを踊る、という意味で私が勝手に作った造語である。
そのWADADAダンスとは、9人組K-POP女性アイドルのKep1er(ケプラーと読みます)のデビュー曲で、彼女たちが歌いながら踊っているダンスのことだ。

彼女たちを知ったのは、たまたまのことだった。
初めて彼女たちを観た時、そのダンスのあまりの上手さに心底驚き、例えようのない可愛さに度肝を抜かれた。

その時の私は気づいていなかったが
まさに、キューピッドの矢がトスっと刺さったかの如く、その時からもう一目惚れだったのかもしれない。

実をいうと私はこれまで、アイドルにもK-POPにも全く興味がなく過ごしてきた。
日本にも昔からたくさんのアイドルがいるが、私にとっては、顔と名前がわかるのはごく一部でもちっとも困らない、といった程度の認識だった。

K-POPというからには韓国のアイドルで、今どきの韓国のアイドルグループは、歌もダンスも、日本のそれとは段違いにレベルが高いくらい特訓を積み重ねてきた人たちだそうだ……というごく一般的な知識はあったものの、そもそもアイドルに興味を持てなかったので、まともに観たことすらなかったのだ。

だからずっと知らなかった。
その歌とダンスがどれほど凄いのか、ということを。

韓国語と英語でできている歌詞は、私には何を言ってるのかサッパリわからない。
どうやら、大好きなファンのもとへ、そして自分たちの夢に向かって、一生懸命駆けていく……といった内容らしい。

私はそれを知った時に
『9人の彼女たちがそれぞれに私を目がけて、口々に私の名前を呼び、手を振り、そして手でハートを作りながら、パタパタパタ~っと遠くから駆け寄ってきてくれる様子』
を、即座にスローモーションで妄想し、何のご褒美かと見紛うばかりの尊さに、鼻血をふいてしまうんじゃないかと思ったものだった。

最初は、ただただ上手だなぁ凄いなぁと、普通に観ていたのだ。
9人の女の子たちは、常にそれぞれ表情を変えていく。
時に可愛い笑顔で、または妖艶にも見えるセクシーさで、そして所々でウインクしたり、キメ顔であったり。

もう可愛くて目が離せない。
なにせ9人もいるのだ。
とても見分けられない。
集中して観ても曲のスピードは速く、常に多くを見逃している。
だから何度も観てしまう……
そして観るたびに発見があるのだ。

同じ曲でも、衣装や場所が違ったり、9人のうちの一人だけにそれぞれフォーカスし続ける動画がたくさんあるのも、困ったものだ。
どれも観たくなってしまう。

そして9人が流れるように、緩急のついたキレのあるダンスで陣形移動していく様子を繰り返し眺めていると、美しさと可愛さに私が癒されるとともに、その完璧にも見える出来栄えに、ある疑問が浮かんできた。

これほどまでに仕上げるのは、素人が考えても波大抵のことではないだろう。

この10代から20代前半の可愛らしいお嬢さんたちは、どれほどの努力を重ねてきたのか……
ただ、才能があるからというのや、好きだからできる、といった言葉で片づけられるものかしら……?
ツラかったり、悔しかったり、我慢したことも、いっぱいあったんだろうな……
などと、単にファンと言うだけでなく、もはやオカン(関西でいう母)の感覚で観ている自分もいたのだ。

聞くところによればKep1erというグループは、韓国・中国・日本の3か国より、なんと応募総数1万3000人の中から選ばれたアイドルを目指す女の子たち99人が、4か月もの期間で繰り広げられたオーディション番組の中から選ばれし9人で作られた、ということらしい。
通りで、凄まじいサバイバルを生き残った精鋭たち、というが如くの実力の持ち主ばかりなのだろう。

彼女たちの素顔を収めたような動画も、これまた数多くある。
そこにいるのは、年相応の可愛さ全開の女の子たちだ。
そしてものすごく仲がいいように見えた。
大好きなみんなと一緒にKep1erを頑張ることが、楽しくて嬉しくて仕方がない、というように。

興味がない、と覗いてみたことのなかったジャンルに、あっさりハマった私は、いまや当然のように9人の彼女たちを見分けている。
さらには名前と年齢順にキャラまで覚え、あろうことか、ゆっくりとだが踊りの練習まで始めてしまった。

おそらく、人が一旦はまれば、そういうものだろうとも思う。
だから自分は興味がないと思っていたものでも、何かの拍子に心に刺されば、手のひらを返すように考えが変わって、好きになってしまうのだ。

今日も私は彼女たちを観る。
とりあえず家事は後回しだ。
『なんて可愛いのかしら……あんなに可愛いからいっぱい観ちゃうのは仕方ないのよ。
だって【可愛いは、正義】っていうんだしさ~許されるよね~だって可愛いんだも~ん』

まるで免罪符のように、都合よく解釈を捻じ曲げている自覚を持ちつつ、全ては彼女たちが可愛いことを理由にして、私は全力で自分を癒している。

***

この記事は、天狼院書店の大人気講座・人生を変えるライティング教室「ライティング・ゼミ」を受講した方が書いたものです。ライティング・ゼミにご参加いただくと記事を投稿いただき、編集部のフィードバックが得られます。チェックをし、Web天狼院書店に掲載レベルを満たしている場合は、Web天狼院書店にアップされます。

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2022-06-23 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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