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アラフィフ女子、コロナ禍で毎日10km通勤ランニングはじめました

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*この記事は、「取材・編集ライティング入門講座」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

取材・編集ライティング入門講座〜「あの人に頼みたい」と指名されるライターの共通点とは?取材・資料収集の基本/本音を引き出す質問力/課題提出&フィードバックで、前線で使える技術を身につけよう

箭本泉美(yamoto izumi)(取材・編集ライティング入門講座)
 
 

走ると、痩せて気持ちが安定する、ランニング


コロナ禍で運動不足になり、体重が増えたと気にする方も多いのではないでしょうか。
運動するといいのは分かっていても、習慣化するのがむずかしい。
どのように生活に取り入れたらいいのか分からないという話をよく聞きます。
 
A子さんは、コロナ禍の運動不足解消から通勤ランニングをはじめました。
2006年にランニングをはじめてから、体重は5キロ減量し、洋服のサイズダウンに成功。
走りはじめた時は、ピッタリしていたランニングパンツにゆとりができました。
長年悩んでいた低血圧が改善傾向になり、何年も風邪をひいていません。
通勤ランニングをはじめると、体だけでなく心の健康を保っていると気付きました。
電車通勤を通勤ランニングに切り替えたA子さんの体験談です。
(取材、文 yamoto izumi)
 
 

【プロフィール】A子さん 50代女性
大阪市内の不動産会社勤務。
2006年から走り始めて16年。
走るきっかけは、仲間とのリレーマラソン出場。
日々の生活に走る時間を作るように心がけて、体と心の健康バランスを保っています。
50代になり年齢のせいにしないで、自分に何ができるのかと考え、日々運動するように心がけています。
 

 
 

ランニングをはじめた時


走りはじめたきっかけは、リレーマラソンの参加でした。
スポーツクラブで出場する、リレーマラソンです。
リレーマラソンは1周1.7キロの周回コースを数人で走るマラソン大会。
インストラクターに誘われたので、軽い気持ちで走ってみたら驚きました。
実際に走ってみると、自分の体の贅肉が走る度にふるえているのです。
プルプルとふるえる贅肉を気にしながら走り、インストラクターに贅肉を落とす方法を相談したところ、走るとよいとアドバイスをもらいました。
何とかして贅肉を落としたいと切実な願いで、走るのを続けてみようと決心したのです。
 
 

通勤ランニングについて


2020年春、コロナウイルスの影響で一か月仕事が休業になりました。
運動不足にならないために、できるだけ人が少ない場所を探して走っていましたが、公園は、いつも以上にウォーキングやランニングしている人がたくさんいます。
当時自宅勤務している人が増え、大阪市内のオフィス街は、人が少なく閑散としていました。
公園で走るより、オフィス街は人が少なくて走りやすいので、仕事が始まったら、電車通勤をやめよう。
会社まで片道10キロをランニングしてみようと決めました。
 
自宅から職場まで、毎朝10キロ通勤ランニングを続けています。
格好は、ランニングウェア(Tシャツ、ハーフパンツ)、ランニングシューズ、リュック。
リュックには、会社で着る服を汗で濡れないようビニールに入れています。
 
暑い時期の熱中症対策には、首に保冷剤と一緒にタオルを巻いて走り、水が入ったペットボトルを凍らせて、走りながら溶けた水を飲んだり、体に水をかけ、体温の上昇を防ぎます。
 
今は、慣れたので装備はバッチリですが、走り始めた時は失敗しました。
お腹の調子がよくない時に強行して走り、途中で苦しくなり通勤ランニングどころではなくなった経験があります。
途中でリタイヤして電車に乗った時に、汗がクーラーで冷えて寒くてたまりませんでした。
通勤ルート上のトイレの場所は、要チェックするようになり、汗を拭くタオルは1枚多めに持参しています。
また、ティッシュはリュックのすぐに取り出せる場所に入れるようになりました。
 
晴れた日だけではなく、雨の日も走るようにしているため、前日から雨雲レーダーとにらめっこして、少しくらいの雨なら走って通勤しています。
 
会社には、ランニングウェアのまま出勤。
ちょっとした名物になっていて、誰も驚きません。
会社のトイレで、デオドラントシートで汗を拭いて着替えて、化粧は汗ではげている部分のみ直します。
女性ですので、汗の匂いは気をつけていますが、まわりはマスクしているので、汗の匂いは気付きません。
 
朝に通勤ランニングを始めるまでは、帰宅ランニングを試した時もありました。
ですが、仕事で疲れているので、今日はやめようと思い続きません。
朝に変えると、夜の寝る時間から、朝の身支度の用意まで時間配分を考えて生活できるようになりました。
 

 
 

通勤ランニングで出会った人たち


通勤ランニングのルートは、小学校の前を通過します。
小学校の校門前には、用務員さんが立っていました。
しだいに、校門に立っている用務員の方と交流がはじまります。
50代前後の男性が、「おはようございます」と挨拶してくれました。
はじめは驚きましたが、こちらもとっさに「おはようございます」と返します。
次は「おはようございます。いってらっしゃい」と声をかけてもらいました。
声をかけてもらい、嬉しくなりました。
 
当時、仕事が精神的につらく、気分が落ち込む日が多くなっていました。
会社を辞めたいと何度も思いましたが、辞めた後の不安もあります。
毎日ふんばって会社に行っている状態でした。
 
そのような状況の中で、「おはようございます。いってらっしゃい」と声をかけてもらえたのが転機になりました。
つらい気持ちで、誰にも声をかけてもらえない時に挨拶してもらい、朝に小学校前を走ったら、元気がもらえたのです。
わたしという個人を、認識してもらえたのだと思いました。
会社で誰かと会った時にする挨拶とは、気持ちが全く違うのです。
自分の気持ちに、前向きスイッチが入るのが分かりました。
 
12月の寒い時期には「気を付けて」という言葉がプラスされます。
とりあえず、小学校の前を走っていこう。
体の調子によっては、途中で電車に乗った日もありましたが、小学校の前は走ろうと決めていました。
 
次第に元気をもらっているお礼をしたくなり、バレンタインデーに、チョコレートを渡しました。
「いつもありがとうございます。お返しはいりません」
どうにかして、お礼の気持ちを伝えたかったからです。
 
思いがけず、用務員さんから、ホワイトデーのお返しをもらいました。
嬉しかったのは、チョコレートと一緒に手紙がついていたことです。
「週に1回しか走らないので、毎日走っているのがすごい。尊敬します。これからも頑張ってください」
用務員さんも、走っているのだと分かりました。
その後、他の方が校門の前に立っている日もありましたが、他の方も挨拶してくれます。
 
 

通勤ランニングが気持ちを変えた


わたしにとって、小学校前は心のエイドになりました。
会社に行く前の、用務員さんの応援。
気持ちが下向きになっていたのを、上向きに変える力があります。
走りながら足のリズムで、嫌なことを忘れたり、やるべきことを整理ができます。
通勤ランニングしていなかったら、出社拒否になっていたでしょう。
いつか一緒に、用務員さんと走りたいという夢もできました。
 
いつもの電車通勤をやめて、非日常を味わいながら走ります。
電車に乗っている時は、気づかなかった景色。
川に鴨が3匹いた時には、ほっこりしました。
天気がよければ、空を見上げるだけで嬉しくなります。
 
散歩しているおじいちゃんと会う時もありました。
「よう!」と声をかけてもらえば、こちらも頭をさげて挨拶します。
知らない人ですが、お互い頑張りましょうという交流ができました。
 
 

これから通勤ランニングをはじめる人は


必ず、自宅から会社までという設定にしなくてもいいと思います。
まずは出来る範囲の距離で、週に2回から挑戦してみませんか。
1キロからでも、アクションを起こしてみることが重要で、途中から電車に乗る設定でも十分です。
ゴールは必ずしも会社でなくてもいいので、何か所もリタイヤできるポイントを作ると気が楽になります。
全く走っていない人は、ウォーキングからでも十分。
2キロ、5キロと距離を少しずつ伸ばしていきましょう。
体調が悪い時に走ると、予定通りに走れず、会社に遅刻しそうになった経験ががあるので無理は禁物。
汗の匂い対策は、乾いたタオルより濡れたタオルで体をふくと、匂いの元を拭きとってくれます。
通勤ランニングすることで、景色や気温の変化など、色々な発見ができるようになるでしょう。
交通ルールを守って、安全に走るようにしてください。
 
A子さんは通勤ランニングによって、体だけでなく心の健康も得られるのだと教えてくれました。
こんなによい効果があるなら、短い距離から通勤ランニングを走ってみたくなります。
用務員さんとの出会いは、走り始めた時には予想していなかったことです。
何か行動をおこしてみると、どこかで自分のプラスに繋がるのでしょう。
 
 
 
 
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2022-10-06 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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