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メディアグランプリ

ライティング・ゼミでの思わぬ収穫


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【12月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《日曜コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 
記事:ゆうすけ(ライティング・ゼミ木曜コース)
 
「やっぱり俺もブログしっかりやろう……」
 
5か月前にそう自らに言い聞かせて、まだ一行も書けてない。
書くって難しいし、奥が深い。
 
私がこのライティング・ゼミに参加したきっかけは、仕事仲間から送られてきた一通のショートメール。なんでも、以前にその友人がゼミに参加して、見違えるように文章がうまくなったとか。それまで天狼院のことは全く知らなかった。押井守のアニメ「人狼」と関係があるのかな? と思ったくらいだった。
割と天邪鬼な自分は、他人に勧められたものを、はいそうですか、とカンタンには受け入れない。教えてくれて有難いなと思いつつも、半ば重い腰を上げてリンク先を見てみる。
 
「何これ!? お、面白そう!」
 
正直、すぐに引き込まれた。8月のうだるような暑さも忘れて、思わずその案内文を読み入ってしまった。読んだだけなのに、不思議と自分も文章がうまくなった気分になる。このストーリーの中に出てくる人たちみたいに、このゼミに通えば自分も人に感動を与えるような文章が書けるかもしれない……。授業が2週間に一回というリズムも良い。でも、受講料はいくらだろう? どうせ高いんでしょう? え!? 月謝が1万円? めちゃ安い!
それに、4か月の開講スケジュールを見てみると、最終日が12月27日とある。年内完結。ということは、2019年をバージョンアップした自分で迎えられるかも。これはいい!
即決で申し込んだ。
 
ライティング・ゼミの内容は想像以上だった。
「ABCユニット」という文章のコツもそうだが、何より「書くことはサービス」であるという書き手の心構えにいたく感心してしまった。これまでビジネスの中で学んできたことそのままだ、と。そうだよな、ここにきてまた商売の心得を学ぶとは。全て通じるものがあるんだ。よし! 頑張ろう! と、やる気がみなぎった。
 
と、ここまでは良かった。
ライティング・ゼミは毎週月曜に2000字の記事を課題として提出する決まりがある。全部で16回のチャンスがあり、毎回先生がフィードバックをくださるという有難いサービスだ。しかも、全部ちゃんと出来れば相当に文章力が上達するのでは、と意気込んで課題に取り組んでみた。
結果、たった2回で挫折。連続投稿は2週目でストップしてしまった。
 
「か、書く事がない」
 
最初は仕事のことを書き重ねていこうと思っていたが(私は健康教育に携わっている)、それはやめようと思った。WEB天狼院書店に訪れる方々とあまりマッチングしないテーマだと思ったし、本番にとっておこうと。ここでしっかり腕を磨いて、仕事で運営するブログで活かすべきだと思ったのだ。つまり、戦略を変えた。すると、とたんに書くテーマを失ってしまった……。
やばい、どうしよう。みんなよく書けるなあ。それに面白いし。
Facebookグループに投稿される他の方の文章を読んでみると、話題が豊かで感心してまう。
けど、自分が面白いと思ったものが意外にも掲載見送りになったりしている。
いや~、ハッキリ言って、レベルが相当高い。
 
自分のことは出来れば書きたくなかった。
他の皆みたいに興味深い話題なんて別にない。過去を振り返ってみたけど、取り立てて書きたいことが思いつかない。自分がつまらない人間のような気がして、だんだんと滅入ってくる。
 
悶々と考えていると、思わぬところから救いがやってきた。
ゼミの一括申し込み特典でもらった「READING LIFE」を何気なく手に取ると、いつもフィードバックを下さる木村保絵先生の記事を見つけた。これまで影響を受けた本を紹介しながら「本屋さん」の楽しみ方について語ったエッセイだった。感情移入しながら読み進めていくと、一冊の本が強烈に目に留まった。
 
『「言葉にできる」は武器になる。』(日本経済新聞出版社)
 
梅田悟司さんという、電通の有名なコピーライターが書いた本だという。
言葉に出来ない、ということは、そもそも考えていない、のだという。
考えること、言葉にすること、とはどういうことか、それが書いてあるという。
まさに、今の自分にぴったりではないか。
 
早速、取り寄せて読んだ。
これは色んな場面で使える、と思った。そこには、自分の感情や考えを言葉として人に伝える方法論が、具体的かつものすごく丁寧に書かれてあった。ありがとう、しかなかった。
 
そうか、考えればいいのだ。漠然と過ごすのでなく。
自分に向き合って、ちゃんと考えて、言葉を産み出すのだ。
書くことがない、のではない。書くことが面倒だっただけではないか。
いや、違うな。自分から逃げてたんだな。
そうか、やっぱり努力なんだ。当たり前なことに気づいてしまった。
 
人って面白い。変わること、今よりもっと良くなることに対してお金を払うのに、一方で変わることに無意識で抵抗していたのだから。
 
文章を上達いたいと思って参加したライティング・ゼミだったが、私にとって単なる文章力を磨く機会にとどまらなかった。文章を書く心構え、そもそも書く前に手にするべきスキル。そして、人生をより良く生きるためのヒントも手に入れた。このゼミに参加しようと決めて、実際に行動したことで、たくさんの収穫があった。
 
全16回の投稿チャレンジのうち、今回でやっと5回目の提出。
なんだかんだマイペースだ。
残すところ、あと3回の講義。精一杯、楽しんでやろう。
2019年をヴァージョンアップした自分で迎えるために。
 
***

この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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2018-11-16 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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