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メディアグランプリ

ビジネスと“蜘蛛の巣”の関係を知れば、ビジネスは自動化できる!


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

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記事: 鉾立由紀(ライティング・ゼミ書塾)
 
 
「いつまでこうやって、お客様を獲得し続けなくてはならないのだろう?」
 
8年前、起業した時の私は本気でこう思っていました。当時、私は、懸命に異業種交流会や名刺交換会に通い、見込みのお客様になりそうな方を目を皿のようにして探し回っていたためです。その姿はまさに獲物を狙う女豹!! 自分の売上を上げるために、私は常に狩場(異業種交流会)に出向き、獲物(見込みのお客様)を探して回らなくてはなりませんでした。
 
起業当初、私が夢見ていたのは、自動的にお客様が私のところへ訪れてくれる、そんな起業のはずでした。ですが、起業して数ヶ月経っても、そんな日々は訪れない。起業半年も経つと、私は「起業したのだから、営業のために駆けずり回るのが当たり前。食べるためには仕方がない」と諦めはじめていたのです。
 
ですがある日、その営業の日々は突然終わりを迎えます。それは私が「ビジネスと“蜘蛛の巣”の関係」を理解したことがキッカケでした。
 
今回、この記事でご紹介させていただく内容は、日々の営業に疲れ果てている起業家の方々と、これから起業を志す方々の集客の不安を払拭するのに、とてもお役に立ちます。なぜ、「ビジネスと“蜘蛛の巣”の関係」が、私を蟻地獄のように永遠に続く「ハンティング営業」から卒業させてくれたのか? この謎を解くことで、起業家のあなたが、ビジネスは本当に自動化できるものなのだとご理解いただけると、私はここにお約束いたします。
 
早速ですが、まず、この記事を読まれているあなたに質問です。
 
なぜ私がビジネスと“蜘蛛の巣”を関連付けているのか? そちらについて解説いたしましょう。
 
あなたは“蜘蛛の巣”を英語でなんというかご存知ですか? “蜘蛛の巣”は、英語で”Web”と言います。
 
”Web”
 
この言葉は、初めからインターネット上の“Web”のために生まれたと思われがちですが、元々は、あの網の目状に張り巡らされている“蜘蛛の巣”の形状から、「情報通信網」という意味へと派生したものです。結果、World Wide Webという言葉の“Web”だけが一般に認知されるようになりました。
 
そして、ここに私達のビジネスを自動化できる大きなヒントが隠されています。このWebの語源である“蜘蛛の巣”。この考え方を応用していけば、私達のように個人でビジネスを行う起業家も、ビジネスの運用を自動化することができるのです。
 
さらに噛み砕いて説明していきます。ここでひとつ想像してください。
 
あなたの前に、蜘蛛がプラーンとぶら下がっています。そして、その蜘蛛が「あれ? 俺、お尻から糸出るの?!」と、ぶら下がったまま、闇雲に糸を飛ばしていたとしたら……、その蜘蛛は自分の食料となる虫を捕まえることができると思いますか?
 
……おそらく、その状態のままで糸を飛ばしていても、虫を捕まえることはできませんね(たとえ糸が虫に当たっても逃げていきます)。
 
では、蜘蛛が虫を捕らえられるようにするためには、どうすればいいのか?
 
答えは、「虫が通りそうな場所に、小さくてもいいから蜘蛛の巣を張る」こと!
 
そして、この蜘蛛の昆虫獲得戦略は、私達Webを活用する起業家にも完全に当てはまるということなのです。
 
私達のような個人で働く起業家には、大企業と比べて、明らかに、かけられる資金、労力、時間が不足しています。そして、起業するのですから、一発屋で終わるのでなく、長く継続できる事業にしたい。これは、起業家(起業志望者)であれば、誰もが考えること。
 
ですが、多くの起業家の方々は、以前の私のように、限られたリソース(資金、労力、時間)しかないにも関わらず、懸命に「狩り」に出続け続け、毎日の「狩り」に疲れ果ててしまい、……結果、事業継続を難しくしてしまう。
 
では、蜘蛛の巣の考え方を理解した起業家の方々はどのように行動するのか?
 
彼らはまず、個人で働く起業家としてのメリット、デメリットを理解します。先に述べたように、私達は、大企業と比べて圧倒的にリソース(資金、労力、時間)が不足しています。だからこそ、持続するビジネスを作りたいと思うのであれば、徹底的に、自分の体力を温存できる顧客獲得戦略を構築する。すなわち、できるだけ自分は動き回らず、お客様の方から自分を見つけて、訪ねてきてくださる方法を真剣に考え、構築するのです。
 
そして、これが“蜘蛛の巣”の考え方と同じということ。
 
蜘蛛は、虫を取りに走り回ることはしません。餌となる虫が通る場所に、“蜘蛛の巣”を張り、虫が蜘蛛の巣にかかるのをじっと待ちます。私達、個人で働く起業家は、この蜘蛛の考え方をマスターしなくてはならないのです。
 
もしかすると、「お客様を罠にかけるみたいで嫌」と思われる方も多いと思います。そしてもちろん、私も「お客様を罠にかけなさい」と言いたいのではありません。
 
私は、ここで、あなたにWebの特性を想像してみてほしいのです。ネットサーフィンをしている時、私達は基本的に、自分の解決したい問題の答えを探しています。
 
そしてお客様も同じように、Web上で自分の問題を解決してくれる情報を探しています。問題を解決したいと願い、その解決策を探しているお客様にとって、私達が貼っているWeb上の“蜘蛛の巣”は、獲物を獲得する罠ではなく、お客様をお救いするセーフティネットと捉えることもできるのです。
 
お客様には今すぐ解決したい問題がある。そしてその問題を解決するために、今すぐ、信頼できる方の胸に飛び込み、自分の抱える問題を解決したい!
 
お客様はそう思ってネット上をさまよっています。
 
だからこそ、私達、お客様の問題解決策を提供する側の起業家が、最初の闇雲に糸を出し続けるような蜘蛛になってしまっては、お客様はあなたの提供する糸(問題解決策)を掴むことはできません。ですが、もしあなたが、きちんとSEO対策などのWebの仕組みを理解して、お客様があなたを簡単に見つけ出せる仕組みを作ったらどうでしょう? お客様はもう2度と解決策の見えない暗闇の中でさまよい続けることはなくなる、ということなのです。
 
まだまだ多くの起業家の方が、ビジネスにおけるWebの活用を苦手と感じているようです。ですがWebの仕組みは、実は私達のような個人で働く起業家にこそ役に立つ仕組みなのだと言うことを、私はあなたに、この記事から学んでいただきたいのです。なぜなら、Webの仕組みは、私達、起業家を困らすために存在するのではなく、私達のような起業家を必要とされるお客様と、お客様をお救いしたい起業家のマッチングを促進するために存在していると言っても過言ではないですから(^^)
 
お客様を見つけるために私達が動き回るのではなく、お客様が迷わず、悩まず、考えずに、私達起業家の元にたどり着く。それが「ビジネスと“蜘蛛の巣”の関係」の原点なのです。
 
 
 
 
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。 「ライティング・ゼミ」のメンバーになり直近のイベントに参加していただけると、記事を寄稿していただき、WEB天狼院編集部のOKが出ればWEB天狼院の記事として掲載することができます。
 

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2019-06-20 | Posted in メディアグランプリ, 記事

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