新プロジェクト発動!「星海社×木暮太一」ペンタスプロジェクト
星海社新書はまだ生まれて間もないレーベルです。
しかし、光文社新書において『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』『非属の才能』『99%は仮説』『就活のバカヤロー』など、数々のスマッシュ・ヒットを飛ばした若き編集長柿内芳文の元に、若い才能が少しずつ集まってきています。
彼らが掲げるのが「武器としての教養」。
次世代を担う若者たちに、これからの世の中を戦い抜くために「教養という名の武器」を配ろうというのが創刊のコンセプトでした。
その星海社新書が、今回出会ったのが、出版界に革命を起こそうとひとり戦いを続けている、若き才能、木暮太一です。ダイヤモンド社から出版された『今までで一番やさしい経済の教科書』はすでに10万部を超えるベストセラーになっており、多数の著作を手がけるベストセラー作家であると同時に自身で「マトマ出版」を経営し、この業界に常に新しい風を送り続けています。
柿内芳文と木暮太一という共に30代の若い可能性の出会いが、世の中に対して新しい論点を提示しました。
それが、今回ご紹介する『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』です。
この本では、面白い試みがなされています。
今まで、共産主義のバイブルとされ、ある意味で正当な評価を受けてこなかった『資本論』。木暮太一は、この本の前半部分に光を当てます。「資本主義の弱点を分析した前半部分は正しい。そして、これはまさに現代を生きる人々が悩んでいることだ」。『資本論』で展開された資本主義の限界とその性質を読み解き、現代ラットレースを繰り広げる我々を、映画『マトリックス』で仮想現実にいる人々のようだと看破します。さらにはロバート・キヨサキのベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の論点も加えて、マトリックスに囚われた我々の本来の姿を浮き彫りにしていきます。そして、後半部分において、新しい時代に即した、新しい働き方の考えを提示します。
名著の誕生と言っていい。
この本は、より多くの読者のお手元に届けられるべきものです。
なぜなら、多くのひとが、まさに、こう思っているはずだからです。
「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのだろうか?」
現在、この本は、書店人の皆様のご尽力を賜り、また、多くの読者の共鳴を読んで、ベストセラーへの階段を着実に登っております。しかし、やはり、まだ星海社新書は生まれたばかりで、小さな赤ん坊のようなレーベルです。
この出版業界の荒浪の中で、小舟のように翻弄されています。著者の木暮太一も、孤軍奮闘とばかりに奮戦していていますが、まだまだ皆様の助けが必要です。
そこで、星海社を「出版界のスタジオジブリ」にすべく、書店人の皆様のお力を拝借できませんでしょうか。また、木暮太一を「教養という名の武器」を配る、新しい世代の論者にすべく、応援していただけませんでしょうか。
書店人の皆様のご尽力と応援によって、この業界の未来が変わるものと信じております。どうぞ、よろしくお願いします。
Web版「天狼院書店」店主および東京プライズエージェンシー代表取締役
三浦 崇典
※本プロジェクトの詳細につきましては、(株)東京プライズエージェンシーまでお問い合せください。