【プロゼミ通信受講生レポ】スタジオ天狼院オープン記念パーティーに行って、こうして世界が変わっていくのかもしれない! と思ったこと
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記事:中村 美香(プロフェッショナル・ゼミ)
2016年12月23日(祝)に、池袋の西口の立教通りにできた、スタジオ天狼院のオープン記念パーティーがあると知った。
撮影スタジオにもなり、劇団を3つも抱え、演劇もそこでやる。
そして、様々な研究をするお客さんの集まる場にもなるというその場所に興味を持ち、私も、一度、見てみたいと思った。
けれども、私は、プロフェッショナル・ゼミといえども、通信受講生で、文字だけでしか、店主の三浦さんを初め、スタッフさんとも、受講生のみなさんともコミュニケーションを取ったことがなかった。
だから、そんな私が行ってもいいのだろうか? と迷ったが、説明文をよく読むと、クリスマスパーティーと忘年会の意味もあると知り、ドキドキしながらも、アウェイ覚悟で申し込みボタンをポチっとした。
“本のプレゼント交換”もあると聞き、さすが本屋だと思った。
私は、お笑いのロバート秋山の『クリエーターズ・ファイルVol.01』(ヨシモトブックス)というDVD付きの本を用意した。我ながら、なかなか攻めた選書だったと思う。
当日になった。
パーティーは、18時から21時の予定だった。
あの店主の三浦さんに初めて会える!
そう思って、朝からソワソワしていた。
ゼミ仲間も何人か参加することを知ったので、その人たちに会えることも本当に楽しみだった。
通信受講の私からすると、画面の中の人たち、いわば、有名人に合うような気分だった。
開始1時間程前に、我が家を出発した。
改めて、
「近いな」
と思った。
東京天狼院、そして、スタジオ天狼院のある池袋に、我が家は、駅の数でたったの6駅なのだけれど、子育て中で、平日や日曜日の夜間に外出が困難で、やむなく通信で受講しているのだ。
今回は、翌日が休みの祝日だったので、旦那が子どもの面倒を引き受けてくれて外出できた。
本当に幸運だった。
池袋の駅を降りて、地下道を通り、C3出口をめざす。
地上に出ると、目の前に『スタジオ天狼院』の看板が、暗闇に浮かび上がって見えた。
ここか!
4階というから、階段か、エレベーターかな?
しかし、はっきりとした入り口の案内がなく、少し不安になった。
このビルだから、きっとこの入り口でいいんだよな……。
あとで知ったのだけれど、このビルは、1959年に建てられたものらしく、造りが少し、いや、かなり古かった。
しばらく、入ることを躊躇っていると、人がビルの中に入って行くのが見えた。
私も後に続くように、入って行き
「あの、天狼院のパーティーにいらっしゃったのですか?」
と聞いてみた。
頷いたので
「ああ、よかった。私もエレベーターにご一緒させてください」
と言って乗り込んだ。
え? なにこれ?
と驚いた。
このエレベーターがすごいのだ!
何しろ、1959年竣工のビルのエレベーターなのだ!
なんと、ドアが、手動なのだ!
手動のエレベーターと言えば、日本橋の高島屋のエレベーターに乗った記憶はあるけれど、それは、エレベーターガールが開け閉めしてくれるものだったので、自分で開けるのは初めてだった!
正直、少しだけ、本当に、これ、大丈夫? と、思った。
部屋に着く前からのドキドキに、これすら、スタジオ天狼院のサービスなのかもしれないと、勘ぐってしまう程、刺激的だった。
4階に着き、部屋の入り口を覗くと、そこには、あの店主の三浦さんがいた!
あ! 本物の三浦さんだ! そう心で思いながら
「こんにちは」
と平静を装って言った。
はて? 誰だろう? という顔をされた。無理もない。初対面のようなものだ。
「あの、私、プロフェッショナル・ゼミでお世話になっております、通信受講の中村です」
「ああ、中村さん! ありがとうございます!」
と、少し驚いて、笑顔で言ってくれた。
「今日は都合がついて、来たかったので来ました」
「よかったです! ありがとうございます!」
ありがとうと言いたいのはこっちだと思ったけれど、素直に嬉しかった。
三浦さんと会ったら、あれも聞きたい! これも話そう! と思っていたのに、いざ目の前にすると、うまく言葉が出てこなかった。
スタジオ天狼院の内装は、真っ白だった。
撮影や演劇やセミナーやこうしたパーティーなど、多目的に使えるように自由度がある造りになっているように思えた。
新しい部屋の匂いがして、ここから何かすごいことが始まる予感しかしなかった。
当然のことながら、知った顔はほとんどなく、わかるのはFacebookなどで写真をみたことのあるスタッフさんくらいだった。しかも、みな忙しそうに働いている。
あー、やっぱり場違いだったかな……そう思っていたら、にぎやかに現れた楽しそうな常連さんとみられる女性たちに
「通信の中村さんがいらしているよ」
と、三浦さんが言ってくれていた。
「あ! 中村さん!」
彼女たちは、そう言ってくれて、アウェイの私を歓迎してくれた。
同じゼミの受講生の方だった! 嬉しいのと同時にホッとした。
「リアル中村さんだ!」
と言われて、ハッとした。
そうか! 私にとって、みなさんは、画面の中の人たちだけど、反対に私は、初めて動いている姿を見せたことになるのだ!
私にとって、その日の全てがレアなように、写真の私しか知らない人にとっては、ある意味新鮮なんだと思い、不思議な気分だった。
その後、だんだんと、知った顔が増えてきた。
思い切って声をかけ、挨拶した。みな快く対応してくれて、有難かった。
やっぱり直接会って話すって楽しいな!
いやー、いいパーティーだった! ああ、楽しかった!
で、終わると思ったら……私は、衝撃的な瞬間を目の当たりにしたのだ!
それは、パーティーが中盤に差し掛かったころに起こった。
そう言えば、その前から、端にあるホワイトボードに、三浦さんが中心になって、何やら書いていたのには気づいていた。
「みなさん、注目!」
という言葉だったかはよく覚えていないけれど、三浦さんに声をかけられて、パーティーに参加したみんなが、そのホワイトボードに注目することになった。
すると、これからの天狼院のイベントの計画を、今、決める! というのだ!
今?
私は、耳を疑った。
今、お客さんと一緒に、天狼院のイベントでやることを決める! というのだ!
決め方はいたって簡単!
「これやりたい人?」
と、三浦さんが聞いて、誰かが手を挙げると決定なのだ!
例えば、「京都ツアー」に多くの人が手を挙げ、決定した。
「キングダム研究所」のメンバーも決まった。
男子ヨガ部も女子ヨガ部も決まったようだった。
「他に何かあれば言ってね」
目の前で、三浦さんが、楽しそうに言っていた。
今、自分がアイデアを持っていないことを、この時ほど、後悔したことはなかった。
だって、思い切って発言して、もし
「いいね! やろう!」
と、言ってくれたら、実現しちゃうかもしれないチャンスなんて滅多にないじゃないか?
私は、残念ながら、既存のアイデアにさえ、行ってみたい! やってみたい! と思いながらも、即決できる自由を持ち合わせていなかったので、眺めるばかりだった。
しかし、世界というのは、こうして変わっていくのではないか? と密かに興奮した!
その後も、本の入った福袋が売られたり、“本のプレゼント交換”をしたりとパーティは進められていった。
やっぱり、三浦さんってすごいな!
ゼミ仲間や初めてお会いした方との会話の合間に、時折、そう思って、三浦さんを目で探すと、あれ? となかなか探しきれない程、周りに溶け込んでいたのだ。
見事な程「我」を消して、お客さんを主役にしている姿勢を感じた。
天狼院は「バリバリの攻勢に見えて、実は受け身」と言う三浦さん。
お客さんのニーズに応えるかたちで進化してきたと、謙虚に言っているけれど、ある意味、本当なのかもしれない。
これは、私たちが、ライティングで教わっている、読者目線とか、サービスとかの体現なのだと感じた。
私たちは、ライティングを学ぶと同時に、自分自身の可能性を信じる勇気をもらっている。
なぜなら、三浦さんは、自らの貴重な時間を、私たちゼミ生が投稿した大量の文章を読み、講評することに使ってくれているからだ。
そして、それを「未来に対する投資」という言葉で表現してくれているのだ!
三浦さんの生き様から、様々なこと学ぶと同時に、ゼミ仲間からも多くのことを学んでいる。
講義は、誰から学ぶかも大事だけれど、誰と学ぶかも大事だと改めて実感している。
こうして、直接的な、ゼミを通してだけでなく、場づくりをしてくれる「天狼院」という存在は、多くの人に、「自分にも可能性がある」と気づかせてくれる貴重なコンテンツなのだと思う。
これから先、どんどん、店舗が広がるらしい。
12月のスタジオ天狼院に続いて、1月に京都天狼院が出店する。
他にも、出店が続き、12月から4月までに5店舗連続で出店の可能性もあるらしい。
しかも、これらの多くは、誘致という形らしく、それだけ、求められている存在なのだということに、感動さえする。
私は、あくまでも、客の一人だし、天狼院書店の存在を知り、受講し始めてからたった半年しか経っていない。
それなのに、まるで、自分も、この激動の上昇気流のうねりの中に居させてもらっているような喜びを感じてしまう程、魅了されている。
これから、もっと多くの人に知られ、「天狼院」が進化していくのを嬉しく思うと同時に、不安や恐怖も感じる。
もっと多く人が、「自分の可能性」に気づいてしまうことが怖いのだ。
どんなにライバルが増えようとも、揺るがない程の実力が私に身に着くまで、このスピードに、待っていてもらうことはできないだろうか?
だぶん、それは、無理な望みだろうと思う。
だから、私は、ただ、書き続けるしかない。
しかし、不思議なこともある。それは
「この人には、敵わない」
と思える人が側にいると、傷つくのと同時に、喜びも生まれ、自分も頑張りたいという気持ちが生まれてくることだ。
だから、もし迷っているなら、ふらっと店舗に行くのもいいし、店舗や通信でゼミを受講するでもいいし、行動してほしい。
時代の先端を走っているこの「天狼院」と出会うことで、自分の中に何か熱いものが生まれるかもしれないから。
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