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チーム天狼院

毎日戦う戦士のあなたへプレゼント


*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。

【10月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜

 
記事:北村祥子(チーム天狼院)
 
でも、どうしても愛がほしい。
毎日現実社会に立ち向かっているんだから、愛を補給したい。
 
 

めちゃくちゃ優れた作品だった。
常に笑顔で仕事も完璧な女性が主人公。職場の社長からはひっきりなしに仕事を急かすLINEが送り付けられ、会う度怒鳴られる。結婚を見据えている彼氏も彼女の優しさに甘え、なんと元カノを家に住まわせたままである。
現在、「獣になれない私たち」というドラマが放送中である。その第一話のこと。
 

わたしたちが生きている現状は厳しい。
クライアントに土下座を要求され、好きでもない男性に頭を撫でられる。
同僚は細やかで美人な主人公に対して、「社長はあなたのような人がタイプだから」と言って、仕事を押し付けてくる。
仕事ができる、気遣いができる。からこそ、割を食っている。理不尽すぎる。
 

そんなの苦しすぎて無理。
痛々しくて、見ているこっちまで擦り減ってしまう。
 

よくできて頑張っている人が報われていない。
そんな社会を悔しく思っている。
実際に日常生活で起こりうる出来事を切り取って、わかりやすく描く。この脚本は社会に対する怒りや傷つきを描くのが上手すぎる。自分の身体に直接嫌なものが迫ってくるみたいにゾワゾワする。
 

最終的には、主人公はこのしんどい社会にちょっとした救いを見つけ出して、現実を生き抜くんだと思う。今まで着たことのないような色鮮やかな服とサングラスで出社したところでエンディングを迎えた。これから立ち向かおうというたくましさを予感させる。
 

だからちゃんと希望はある。し、社会問題が表に出てくるから重要度はすごく高い。そして、視聴者にとってもリアルな一筋の光がある。本当に素晴らしいのである。けれども、わたしたちは実際にその出来事に合わなくても、なんとなくこの社会のどうしようもならなさを常に感じ取っている。
 
 

だからこそ、どうしても愛がほしい。
 

毎日現実社会に立ち向かっているんだから、愛を補給したい。
家でのんびりする時くらいは。
 

そんな毎日外で戦うあなたにオススメなのが、宝塚歌劇団です。
人と人との温かい繋がりに癒されます!
 

人が相手を心から大切に思っている時の表情やその時に流れる空気は全てを幸せで包む。
本当の意味で人の心を動かすのは人。人の心ってこんなにも美しいんだ……!
 

作品は男女の恋愛がテーマ。でも、「僕の女の子は世界で君だけ」の域をはっきり言って超えている。ラブが深い!! 本当に二人を結び付けているのは絆なんだ。役者たち自身も365日朝から晩まで稽古や本番、常に一緒にいる仲間同士で芝居する。役者同士の関係が密なのである。その仲間への信頼が舞台にも表れている。
 

そう、脚本で描かれる以上に人同士が、言葉にならない部分で通じ合っている。
 

宝塚は歌劇団なので歌います! ミュージカルの命はM! Mとは曲のこと。音楽の力は相当大きい。一つの目的を成し遂げるため大勢の人が集まる場面のMは圧巻だ。人々が集中して立ち向かう姿は革命や自由との相性もいい。人を巻き込む力がある。そのダイナミックさに心震える。
 
 

お芝居の中で悲しくなることもたくさんあるけれど、傷付かない。
これが宝塚を不思議なところだ。
むしろ、自分の感情が動くことで癒される。
人生のさだめを全うして生きるが故に、愛し合っていても、一緒になれない二人。客席のすすり泣きは止まらないけれど、辛くはない。
相手を大切に思っていることがわかるから。
お芝居から強いプラスのエネルギーを発している。ミュージカルは役者自身も必死に全力でそのシーンに取り組んでいるからパワーを感じる。
だから、暗くなりきらない。
 

役者が本当に本当に美しい。美しいってだけで見る価値がある。
タカラジェンヌ(役者)はフェアリーで、同じ人間なんて嘘だ! と思う時もある。スターさん(役者)ごとに個性もあるから見飽きない。色んな魅力と持ち味があちこち広がっている。
同じ演目を再演しても、演じる組や役者さんごとに違った色合いになる。ギラギラしていたり、スタイリッシュだったり。それも宝塚を見続ける面白さだ。時代に合わせて演出が変えられることもある。
 

男役は色気が濃厚で、娘役は可憐。
現実にそんな男性や女性は存在しないかもしれない。夢の世界の生き物だ。でも、タカラジェンヌ本人たちのお人柄の素晴らしさは本物だ。単純にこの人、素敵な人だなぁ。って尊敬できる人ばかりである。その人たちの佇まいを見て、憧れる。背筋が伸びる思いである。
人の美しさは内面の美しさから溢れる。そう強く感じる。
 

宝塚を見ていると、毎日の疲れが吹っ飛ぶ。癒される。幸せな世界があるなぁって。わたしもその世界で生きたい。そして、わたしの周りから幸せにしていきたいと!!
ハッピーでピュアでキュートでハートフル。みんなに愛を振りまきたくなる。思いやりを持って家族や友達に接そうと強く思う。幸せだけの世界から幸せの連鎖が起こる。
もっと好きに溢れて楽しく生きたくなるし、生きられるよって教えてくれた。
 

今日の愛の補給は完了! 夢の世界でハッピーを浴びて、また明日からの生活、頑張ろうって思う。
 

目指す夢や成果を得るために努力することはもちろん楽しい。けれど、目の前にいる人を大切にできる、ありのままの幸福もちゃんと味わいたい。身近な人に思いやりを持つことでそこにちゃんと自分や相手の居場所をもたらすものだと思う。
 

宝塚からいっぱい愛をもらっている。そして、その愛をあなたに届けたい。
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この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加いただいたお客様に書いていただいております。
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http://tenro-in.com/zemi/59299

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